時空を超える「これすき」

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正反対な君と僕 第49話『箸が転ぶ』 ネタバレあり感想

 

 

 夢……………………?

 

 

 

 

前回の感想

 

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 タイラズマ愛が溢れて我慢できなくなって感想書き始めた瞬間に超濃度のタイラズマを食らって立ち上がれなくなりました。助けて。止まってくれ。いやそのまま進めタイラズマ。

 

 話としては3月の最終登校日ですね。本当の本当に2年生が終わる最後の日、浮かれた山田鈴木率いる奴らがただ静かに終わるわけもなく放課後皆で遊びに行こうぜ〜という話でした。

 

 わちゃわちゃ賑やかなシーンだけど、こういう明るい場面にもついほろりと来るシーンが詰まってるのがこの漫画。

 

 例えばクラスメイトを家に呼んでもいいと思ってるくらい仲良くなってる谷。なんかちゃと馴染んでる姿を見るも鈴木じゃなくても後方彼氏面をしてしまいそう。


 平もしっかりバイトを入れないでいたりするあたりがいじらしいですね。わかるよその気持ち。なんかあったら悲しいもんね。


 あとナベちゃんがスダケンに無理って言っているところも好きでした。あまりにも我がしっかりしすぎているよねこの子。リアルだと一番仲良くなってみたいタイプかも知れない。

 

 そんな感じで遊び終わり2年も終わり……というところで東から待ったが入るんですが、このシーンの東の表情がすごい。

 

集英社 阿賀沢紅茶 [第49話]正反対な君と僕 より



 

 お、乙女? 乙女すぎないか?


 東のこのあまりにも見たことない照れくさそうな表情。平わかってるのか。お前が引き出してる表情だぞ。

 

 というかここに限らず今回の東はすべてのシーンの表情に見応えがある。


 電車で寝てる平見て微笑むのもそう、「まだ終(かえ)りたくない」の微妙な顔もそう、平にオーケーもらえてホッとするところもそう、二人で爆笑するところもそう。


 何気ないことにいちいち心が動いて色んな表情を見せてくれる。初めて東が出てきた頃からすると信じられない七色の表情。


 平ともっと一緒にいたい気持ちが溢れて、らしくない誘いまでしちゃって笑う彼女に愛おしさがMAXになってしまいました。とんでもねぇ。


 あと関係を続けようとしてくれる言葉を受けた平もまた感情を噛みしめるような顔をしてるのが良い。今回言葉以上に顔からいろんなものが伝わってくる。

 

 そしてラスト、前半の「好きなタイプ」とはまるで違う平と少なくない時間を重ねる中で積み上げてきた気持ちが「何」なのか自分に問いかける瞬間。

 

 

 

集英社 阿賀沢紅茶 [第49話]正反対な君と僕 より



 

 

 

 それってさぁ! 愛だヨ!!!

 

 

 

 失礼しました。


 ともかく、オラついたやろうによくないときめきばかり感じてきた東が関係の蓄積の果てに「感じる」というとんでもない場面です。


 これはね〜〜〜すごいシーンですよ。


 これまで散々東と平が言葉を重ねて近づいていく様を描いて高まってきたことで、クラス分けという「離れる」瞬間を出す。それによって東が気づく……青い、青すぎるよ。


 東には本当にこの気持ちを大切にしてほしい。今までの相手の身勝手な気持ちを受け入れてあげるような利他的なものでなく、自分の思う気持ちを尊重するようなね、あれをね。頼むぜ。

 

 平!!!!!!! 聞いているのか平!!!!!!!


 お前どうせ気づいてないだろ!!!!!!!!!!!!


 東を無下にするなよ!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 まあ冷静になると、東はまだ「そうなのかも?」くらいだし、平は平なのでここからちゃんと進んでいくには結構時間がかかりそうです。


 とはいえ、確実に近づいているのもまた事実。


 ぜひともこれからもお互いを大切に、素敵な時間を過ごしていただきたいものです。

 

 そんな祈りを捧げつつ。次回に続く。

 

 

 ※追記:冷静に考えると笑うの我慢してない平がいたのすげえことだなって思いました。お前……2話前にあんな話ししたのに……。