時空を超える「これすき」

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仮面ライダーガヴ 第10話「特盛り!キャンディ砲!」 ネタバレあり感想

 

 

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 ハロウィンエピソード後編。きらりという少女とハンティーの交流がメインだった前半から打って変わって、ショーマと絆斗・ガヴとヴァレンの共闘がメインのエピソードとなりました。

 子供を狙う非道なグラニュートを2人がぶっ飛ばすというシンプルな話だったのであんまり語るところは多くないですが、その分ストレートに楽しめるエピソードだったなと思います。

 

 とにかく前述したようにメインは2人の共闘。前回の消えたスイーツ店とそのパティシエを探してショーマと絆斗が協力してその後を追うという流れ。

 調査の経験を活かして堅実に調査する絆斗をショーマがゴチゾウパワーでそれとなくサポートするのはナイスコンビネーション。こうして一緒に行動しているのを見ると、どっちも他者想いで行動指針が似ているなあと感じます。正体を隠しあっていつつも相手の無事を思いやりあってるのは変わらず、生まれはまるで違えど境遇や性格は似ていて良きパートナーになれそうな感じがあります。

 戦闘も重火器と滑走っていう静と動のはっきりした戦いで面白かったです。コンビネーションが楽しいし、ここにきてキャンディーフォームを活かせるデカ物っていうのもしっかり効いてきてます。

 ガヴは毎回戦闘の描写を単調にしないように気づかいがされてる感じがいいですね。

 話としてはそんな感じ。しいていうならきらりちゃんの描写が追加ではほとんどなかったのがちょっと悲しかったかな。

 

 しかし、こうして1号ライダーと2号ライダーが互いの姿を認識していないのはあんまり記憶がないのでやっぱり新鮮。アンジャッシュ的なすれ違いのやり取りもコミカルで楽しいし、しばらくこのまま関係性を構築していくのかなあ……と思ったら次回予告でまさかのハンティーの正体バレが来るらしいです。

 

 えっ? ってくらい展開が早いわけですが、こいつはいったいどうなるのでしょう。

 ランゴ兄さんの人間界参戦とかの面白ギミックに期待しつつ、次回に続く。

 

点数

6.0/10.0 点

 

次回の感想

 

※まだ

 

 

 

 

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正反対な君と僕 第64話『スタートライン』 ネタバレあり感想

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 ……恐れていたことが起きてしまいましたね。

 

 ということで突然の来週最終回宣言に深く絶望した全国の皆様こんにちは。あまりのショックに感想が最終回更新前日という遅すぎる更新になったネクサス系統です。
 なんだかんだ人気漫画だしすぐには終わらんかなと高を括っていたので、こんなにも急に言われてしまうと未だに心の整理がつきません。今度から自分はどうやって月曜を乗り越えれば良いのか……。


 しかしじゃあ目をそらし続けて良いわけではないですし、今回のエピソードも作品ノクライマックスに相応しい要素に詰まった回でした。しっかり咀嚼していきたいと思います。

 

 

 ということで本編は予告の通り卒業式回。これまでのキャラクターたちがそれはまあたくさん登場しては思い出を語ったり賑やかに過ごしたりと最後の時間を楽しそうに過ごしていました。

 あっちもこっちも見慣れた人たちに溢れていて、そのオールスター感がやっぱり終わるんだなあと感じさせます。やだ、切ない。


 そんな中でエピソードの山場として描かれたのはタイラズマ。二人が積み上げてきた関係性のクライマックスに相応しいドラマだったと思います。他の二組のように付き合う・恋人になるというわけではなく、お互いがお互いにとってどんな存在であったのかを再認識したうえでこれからも関係は続く……という未来への示唆も残した結論がとても彼ららしい。


 とにかく今回は平の素直さがすごい。他人にどうしても出すことの出来なかった自分の弱いところを東にさらけ出して、伝えたいことをまっすぐ伝えておりました。目を見てまっすぐありがとうと伝える場面はいつだかのやりとりの先を感じましたし、別れを感じた瞬間に泣きつくみたいに「また会える」なんて聞くのはもう東じゃなくても叫んじゃいますよね。


 東は好きな人からの感謝の言葉を噛み締めてもうこれで満足だって思ってたところへのこれ。なんやねん! と言いたくなるようになりつつも関係が続くことへの喜びで東が弾けたくなる致し方なし。これがただ素での言葉ってのがこの男のずるいところです。


 誰かに説明できるほど明確な関係になったわけではないですが、それでもお互いが相手との特別を認識したうえでそれがこれからも続いていく。そんな希望溢れる結論となりました。


 おなじみの名前公開イベントも、とても彼ららしい。



 後半の二人だけのシーンは二人の表情の揺れ動き一つ一つに積み重ねた日々の重みを感じましたし、想いを伝え合う彼らの姿勢があまりにも尊くて、もう本当に満足です。
 ありがとうございました……!

 

 

 その他雑記。


 山田西は写真撮影。ぎゅっと近づき屈託笑う二人の姿がとても可愛らしい。ここではガパチョがセリフをぼかした状態で出ていましたが、もしかするとこれはあえて作っている空白なのでしょうか。自分を当てはめて見て良いのかもしれませんね。粋ですねぇ。


 東の友達は平のことを察していた様子。サトが親しかった分偏見が入っていて気づかなかった(本人の性格もあると思うけど)のがおもろいところでしたね。卒業後どんな風に東が問い詰められたのか気になりすぎる。本ちゃんもタイラズマに気づいていたし、今一番熱い二人なのかもしれませんね!


 泣いてるゴマポン、山田と免許を取るりっちゃん、平から合格報告を受けるバイトの店長など細かいところで懐かしの人々がちらほらと。色々あったねぇ。


 他にも後日談では見たかったような場面もちらほら。恐らく谷の家に山田平が行ってたり、ダブルデートしてたり。もうこの辺を1話ずつ書いてくだけのエピソードが……ほしい。ほしいなあ。

 

 ほんとに一つ一つのコマを見ているだけでこの作品へのいろんな思いが沸き上がって、何度も何度も読み返すのをやめられませんでした。

 ああ本当に切ない。こんなに素晴らしい作品が終わってしまうなんて。

 でも、そう思えるくらい大好きなまま終われるというのはもしかすると幸せなことなのかもしれません。

 

 ついに迎える最終回。有終の美を迎えることを祈りつつ、次回に続く。

 

 

 

 

集英社 阿賀沢紅茶 [第64話]正反対な君と僕

 

仮面ライダーガヴ 第9話「トリック オア ダンス!」 ネタバレあり感想

 

 

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 感想が馬鹿ほど遅れたって放送が一週休みなら追いつけるんですよ!

 ええ。放送スケジュールに救われていますよ。ええええ。

 

 ということでガヴ9話は絆斗が中心になるドラマパートと新フォームお披露目のガヴの戦闘って感じのエピソードでした。序盤の話の組み立てる部分がわりと落ち着いてきたからか、割とライダーらしい2話構成エピソードになっていましたね。自分はライダーの通貨歴が平成二期にめっちゃ偏っているタイプの人間なので、こういう構成のエピソードを見るとなんだか懐かしくなってきますね。ドラマ的にめっちゃ大きな部分があるわけじゃないですが、ガヴの柔らかい雰囲気の部分が中心となるような話だったと思います。

 

 前述のとおりドラマのメインはハンティー。最近起こっているトンネル付近の失踪事件を追いかけているうちに少女と交流して……というのがメインのあらすじ。

 事件が気になるあまりに子供を追っかけまわしたり、怪しい先生に自ら突っ込んでいったりと行動の危なっかしさは目立ちますが、悩んでいる少女に自分の目線で寄り添ったりする姿からはハンティーの素の人の好さが滲み出ていました。根っこの部分にグラニュートへの憎悪は持ち合わせつつも、ほかの人が襲われたらまずいという正義感から行動しているのがかなりナイスガイだと思います。いろいろ大変な人生だったはずなのに割と好い人柄を持ち合わせているのはやっぱり師匠のおかげなんでしょうか。やっぱり惜しい人を亡くしたのでは……。

 少女からしても、変に大人びたことを言うのではなく、気持ちに寄り添ったうえで自分の本音を引き出してくれたハンティーはとってもありがたかったことでしょう。ただそれによって気分が持ち直したがゆえに、グラニュートにねらわれるげんいんになってしまうというのがこの作品のもどかしいところ。

やっぱ人の幸せを喰らいに来るというこの設定が仮面ライダーのヒロイックさを際立たせているんだなあと感じますね。

 

 ガヴの新フォームはキャンディーフォーム。質量と弾力性が売りだったマシュマロに対して、シンプルに重くて硬くて重火器もりもりの重装歩兵って感じです。これまでは割と動きの方を凝っていたフォームが多かったことを考えるとちょっと斬新でした。

 

 そしてその新フォームにボコボコにされたのは哀れ兄弟の2人。共通してお菓子だから熱には弱いやろ! の発想はいいけどそれだけで勝ち誇るのはちょっと戦略甘くないですかね。ていうか辛いポテチフォーム来たらどうするつもりだったんでしょう。そもそも優れた兄に助けてもらってこれで勝てるぜってニコニコしてるのもなかなかですし。

 10話もしないうちに人間の倫理観が通じないやばい奴らからちょっと危険なロケット団員みたいになってしまったわけですが、ここから彼らの名誉挽回フェーズは来るのか。個人的には春までには退場して後半復活するんじゃねえかなと思っています。

 あとこの熱だけで突破使用する戦い方、昔見た「革命機ヴァルヴレイヴ」ってアニメを思い出しました。ロボットアニメなんですが、主人公たちのロボットが出力が高い代わりに熱が高まりすぎるとオーバーヒートするって弱点があったんですけれど、それを突くために敵がでかいアイロンつけたロボットの群れで何とかしようとする回がありましてね。

 あれもなんか相当シュールだった記憶がありますね。関係ない話なんですけど。

 はい。

 

 

 

 次回は後編。子供を狙う悪党をガヴとヴァレンがすっきりぶっ飛ばす結末を期待しましょう。

 ではまた次回!

 

 

 

点数

6.5/10.0 点

 

 

 

次回の感想

 

 

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仮面ライダーガヴ 第8話「デュアルチョコレイト」 ネタバレあり感想

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 ガヴ初の前後編回の後編となりました。

 

 全体的には思っていたよりかなりポップで軽めなノリの話となっていました。ベースの設定はかなりハードなガヴですが、前回今回とかなりコミカルな演出が多めでちょっとびっくり。まあ今までの話にもそういう描写自体は結構ありましたし、お菓子というモチーフも考えると単発回はポップで親しみやすくしていく感じなんでしょうね。それはそれでいいと思います。

 

 

 今回のドラマの核となったのは幸果のお悩み。苦労知らずの人生で一の苦しみがあまりわからず、助けようとするつもりが怒らせてしまうことが多々あったとのこと。
 そもそも「人を助けるために何でも屋をしよう」という発想自体、そこそこ人生に余裕がある人じゃないと出てこないような発想だと思いますし、あんな豪華な家の親戚がいるあたりそれなりに裕福な生まれだったように思えます。人生がうまくいかないもどかしさとか、認めてもらえない苦しさとか、そういうものをあんまり実感したことがないのかもしれません。
 ……ここまで全部妄想です。

 まあただそういう背景があったりするのかな? と奥行きを感じさせる場面ではありましたし、ある程度自分が踏み越えてしまいがちな部分に自覚もあって、繊細な部分もあるというのがしっかり強調されていたと思います。ただ底抜けに明るいギャルってだけじゃなく、いろいろ考えてしまうタイプなんだよーって感じで。
 ドラマ的にはあくまで彼女が変わらず正直に頑張ったら相手に理解してもらえたって感じなので幸果の成長とか大きな話があったわけではないですけども、彼女のキャラクターの掘下げとしては悪くない話だったかな? と感じました。
 まあ繊細さをあれだけ強調した後に勢いでグラニュートにペンキぶっかけに行く幸果はなかな唐突で笑っちゃいましたが。繊細なのか勢い任せなのかどっちやねんと。

 

 絆斗はグロッタにぼこぼこにされちゃっていました。2回目の戦闘で初黒星が付く2号ライダーって今までいたんですかね。というか2戦目で敵幹部を引き当てるあたり相当持ってない男だなハンティー……。

 グロッタはステゴロスタイルに大鎌、バカでかいヒールと世の男性たちが一頃になりそうな要素が詰まってましたね。TLでもだいぶやられている人を見つけましたよ。自分としてはちょっとおっかないが勝ちますね。

 アバンで転がされたハンティーですが、グラニュートがガヴを隠せないという情報を手に入れて、念を入れた調査で事件の再発を防ぐことに成功するなどやりたいことは割とできてそうでした。ショウマや幸果と3人で事件解決に取り組むくだりもレギュラーメンバー集結って感じで微笑ましかったです。

 ガヴとの初共闘もアクロバティックで中々見ごたえありましたね。分裂する敵に対してお互い連携してぶっ飛ばすさまはなかなか爽快。ガヴはこういうスローモーションを使ったアクションがかっこいいなと思います。
 
 シータとジープはクビになってました。なんでこいつらあんなに悪いのにこういうとこだけみると可哀そうな中間管理職みたいになるんでしょう……。

 

 それから酸賀のお腹の描写もありましたけど、なんかあれ意味深ですよね。

 最近酸賀=ニェルブ説を見かけるんですが、案外本当なのかもしれない。少なくともグラニュートである気は結構……しますね。

 

 

 次回はお菓子モチーフにぴったりなハロウィン回。キャンディーフォームが序盤特有のクソデカCGフォームって感じですが、今作はマシュマロが若干その枠にかぶってるのでうまい魅せ方を期待します。
 あと話自体は絆斗が軸になるっぽいです。そうなんだ……。

 俺もお菓子が山ほど貰いてえなと思いつつ、次回に続く。

 

 

 

点数 7.0/10.0 点

 

 

 

次回の感想

 

 

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仮面ライダーガヴ 第7話「仮面の下はどんな味?」 ネタバレあり感想

 

 

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 先日、仮面ライダーガッチャードのファイナルステージを見に行ってきました。

 

 

 

 東映特撮のリアルステージイベントというのは初めて行きましたが、ファイナルステージでは特撮的表現をステージのライトとカを使ってうまく舞台に落とし込んでてすごいなと思いました。あとリアルで見るガッチャードライダー、キラキラでかっこいいですね。

 他にもライブがあったりトークがあったりと短めながらも盛りだくさんで結構楽しかったです。ガヴもこういうイベントがあったら言ってみたいなと思うくらいには楽しめました。やっぱBACK-ONって神ですね。最高のアーティスト。

 あでも、めっちゃ子供の隣だったのは気まずかったです。ソロおじさんでごめん。

 

 

 

 さて一周遅れのガヴですが、初めての前後編エピソードとなりました。ヴァレンが誕生したのでいろんな側面から話を書いていこうって感じでしょうか。

 

 まずガヴとヴァレンの初邂逅ですが、意外とアバンでさらっと流されていきました。お互いが人間/グラニュートと勘違いしつつも、「改造」の2文字に共通点があるという認識を持つ。この認識のずれが後半どういうことになるのかはわかりませんが、グラニュート自体に強い怒りのある絆斗に対して、自身がグラニュートであるショウマの存在は無視できないところでしょう。

 

 

 さっくり終わった初対面ですが、こじれる予感はむんむんしてますね。

 ところでなんかめっちゃコメディでしたねこの場面。前回のシリアスがぶっ飛んで行ったんですが何があったんでしょうか。

 バランスをとってる感じなんでしょうか? いやそんなことしても前回のエグさは軽減できてませんぜ。

 

 エピソードのメインははぴぱれお仕事編。大叔母の家事を手伝いに来た幸果ですが、悩める芸術家の卵を励まそうとして逆上させてしまいました。

 割とポジティブな推進力を持っているのが幸果のいいところだとは思いますが、それだけでは力になれない相手にさあどうする、という課題が提示されましたね。

 気楽なギャルに見えて意外と根っこは思慮深いのが幸果なわけですが、今回も一瞬感情的になりかけたのを理性で押さえていました。多分ですが、明るく励ましたのもある程度狙っての行動だったと思いますし、それが逆上させてしまったという結果はそれなりに応えていそうな気がします。というか結構引きずりそう。

 出番自体が多かったわけじゃないんですが、些細な表情のシーンで彼女の考えが何となく伝わるのがすごいなと思いましたね。

 次回この問題に答えが出せるのでしょうか。なんかこう言う引っ張り方ガヴで感じるの初めてですね。

 

 あとストマック家のグロッタが本格参戦してました。今のところ工場管理しかしてなかったですが、出てくるや否や2人組に圧をかけ、絆斗を吹き飛ばし、ハイヒールで存在感を見せながら大きな鎌を出すとだいぶインパクト大な活躍を見せてくれていました。役者のパワーもあってかなりの迫力ですが、これ次回ヴァレン大丈夫なんすかね?

 

 チョコフォームは銃。ちゃんと最後まで銃でしたね。

 

 幸果のメンタルを心配しつつ、次回に続く。

 

 

 

点数 7.5/10.0 点

 

 

 

次回の感想

 

※まだ

 

 

 

ガッチャードの感想書きました。

 

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