時空を超える「これすき」

アイマス中心に、とにかく好きなものを好きということをメインとしたブログ。 Twitter → @hatenakiniwaka

今更だけど「たまこラブストーリー」を見たら神だった

 

 


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 くっそ今更だけど「たまこラブストーリー」を見たので、その感想をかきなぐります。


 とにかく心荒ぶってるからクソ支離滅裂な分になると思うし言葉遣いも荒いしネタバレもするからお気を付けて。

 


 まず前提として、自分は一応たまこまーけっとを見ていた。けどぶっちゃければあんまり好きじゃなかった。

 

 日常ものにあんまりハマらないというのもあるけど……まあ嫌いという程でもなかった。たまに笑ったし、妹とか可愛かったし、おっさんは活き活きしてた。


 あと当時からもち蔵は好きだった。不憫だったけど。可哀想なくらい。

 


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(ヘタレでも頑張る男は好きです)

 

 ただその一方でどうしても苦手なところがあった。

 

 1つ目がデラとかいう鶏。なんかやたら高圧的だし演技がうまいが故に本気で鼻につくし、「こいついる?」と本気で思ってた。ぶっちゃけ可愛くないしあんまり面白くないし。今でも割と苦手。

 


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(こいつがもしたまこラブストーリーの本編にいたら、と思うと……)


 もうひとつ苦手だったのが主人公のたまこ。なんかこう、よくわからない子だなあと思っていた。口を開けばおもちのお話、嘘みたいにピュアっピュアで、「何を考えている子なんだろう?」とずっとモヤモヤしてた。日常ものにそこを本気にするのはどうなの? と思わなくもないけど、なにぶんもち蔵というとてもよく共感できる男がいたから余計際立つ。イマイチ心の動きが掴めなくて、作品に入り込めなかった。

 

 

 

 さて、そんな自分が今回「たまこラブストーリー」を見た。

 

 結論から言うと神映画だった。

 

 とにかくまず俺が今あげたたまこの「何考えているのかわからない」という所が全部解消された。彼女がもちが好きなわけとか、彼女の母親へのあこがれとか、周りを見て焦りを覚えるとか、そういうことを知って、すごくたまこという女の子をよく知って、すごく感情移入できた。


 そのうえで、ひとつのラブストーリーとして本当に楽しかった。


 もち蔵が好きだった身としては、彼の思いを誤魔化し無しで描いてくれたことが凄く嬉しい。夢を追いかける熱さを持ちつつ、詰めきれなかった距離を縮めるために踏み出そうとする彼の頑張りは、微笑ましくも自分の心を揺らした。TVシリーズの頃から彼の思いを知ってたからこそ、映画では強く感情移入できたし、報われたことは嬉しかった。


 たまこの感情の揺れもとても丁寧だった。バトンの練習と絡めて、受け止めきれない想いに翻弄されながらも、いろんな人に頼ったりしながら最後にはしっかり応える。ラストは本当に胸がたかなったし、自分もしても、たまこをやっと「かわいい女の子だな」と思えたことがめちゃくちゃ嬉しい。

 


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(めちゃくちゃ感情移入しました。可愛い)

 

 


 あと本作はTVシリーズを踏まえた上でのサブキャラの描写が素晴らしい。


 女子高校生組の将来への期待とか不安の中で揺れながらも、一生懸命頑張る姿には勇気を貰ったし、親父ーズの高校生の子を持つものとしての複雑な気持ちを持ちながら、しっかり子供を支える姿にはグッときた。商店街の人々も、TVシリーズと変わらない姿を見せつつも、そのいつも通りの和やかな姿が、本作の「変化」の物語をよく際立たせていたと思う。朝たまこが商店街の人たちから挨拶されるシーンで感じた不思議な感情は、TVシリーズの積み上げあってこそだろう。

 


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(個人的MVPのかんな。ひとつの行動がツボ。考え方も素敵よね)


 シナリオやキャラもよければ、音楽や演出も秀逸であった。キュンとするシーンをよりロマンチックに、悩むシーンではより心の揺れが伝わるように、登場人物達の心象をとても印象的に美しく伝えていてシーン一つ一つがすごく印象に残った。告白されてすぐのたまこが走るシーンとか、マーチング大会のシーンとか、名シーンをあげればキリがない(もち蔵の水辺のシーンも好きだった)。アニメでしかできない演出で物語をここまで盛り上げたスタッフには尊敬の念を抱く。もちろん、最高の演技をしてくださった役者の皆さんにも。

 

 ちょっとあまりにもかきなぐりすぎて意味が通ってないかもしれないが、この昂った心が落ち着く前にどーしてもこの文を書きたかった。いい映画だった。ありがとう京アニ


 たまこラブストーリーのためにたまこまーけっとを見てよかったし、たまこラブストーリーを見てよかった。本当に、楽しかったです。


 もう語彙力が枯れてしまったので、最後は心からの一言でしめくくります。

 

 

 

たまこラブストーリーは、いいぞ!

 

 

 

 

©京都アニメーション/うさぎ山商店街

第2回「#本田未央のいる青春」 結果発表&講評

 


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 みおっす! おつかれさまです。第2回に参加してくださった&反応してくださった皆様、ありがとうございました!


 いろいろとイベントがありましたが、そのあわただしい中でも投稿してくださった皆様には感謝を。そして、これからもよろしくお願いします!

 

 

 それでは、今回の結果は……こちら!

 

 

 

 

 

 

「青春で賞!(入選)」

 

リューク☆☆★ さん

 

 

 

 

「思い出は遠き日に、で賞」

 

損額50円(ビビッドグレーP) さん

 

 

 

 

「青春はドラマチック! で賞」

 

日脚@エムステはできないがシャニマスできました。 さん

 

 

(リンク先に続きのツイートがあります)

 

 

 

 

 

※今回、「本田未央の青春大賞!」受賞ツイートはありません

 

 

 

『講評』

 

 放課後、という学生にとって日常感の強いテーマでした。もう少しワイワイしたものが多いかな? と思いましたがふたを開けてみると、アイドルになってしまった未央との埋まらない距離感が切ない投稿が多めでした。


 やはり、普段はPとして近いところから未央を見ているからこそ、学生という立場から考え直してみると、どうにもその距離がもどかしく感じてしまうのかも。それゆえ。選考もちょっと大変だったり(笑)


 ここからは、受賞ツイートに関して。

 

 

 

リューク☆☆★ さん

 

 想像すると、めっちゃ慌てふためく自分が想像できました。本田未央はさらっと男子高校生を恋に落としそうなことを言うという風潮、100里あるよね……

 

 

・損額50円(ビビッドグレーP) さん

 

 当たり前にあった日常が姿を消すと、ふと感じる寂しさ。すぐ近くにいたはずなのにいつの間にやら遠くに行ってしまった人。最後に付け足された「たぶん」に詰まった思いを考えると、胸がきゅっとなる。


 「思い出は遠き日に、で賞」を授与します。

 

 

・日脚@エムステはできないがシャニマスできました。 さん

 

 惚れてまうやろー!!! ……とでも叫びたくなるような青春のワンシーン。でもその先は……と、いろんな感情で心がガチャガチャになってしまう投稿でした。画像の差し込み方もお見事でした。


 「青春はドラマチック! で賞」を授与します。

 

 

 

 

 

 いかがでしたでしょうか。過去2回と少し変わったテーマでしたが、今回も投稿していただきありがとうございます。

 

 現在、9月期の「#本田未央のいる青春」開催内容についての事後アンケートを開催しております(URL https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfBBhIjJ1CqdeSh9L9vx0Qgis6SSGEoveJ8U9sRBJBqsL25Lg/viewform?c=0&w=1)。今後の開催に向け、より本企画をよいものにしていけるように、一人でも多くの方のご回答をお待ちしております。

 

   さらに、10月開催のテーマが決まりました!   こちらです!   ぜひぜひ、準備してお待ちください!

 


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 それでは、次は10月期の開催で会いましょう! ありがとうございました!

 

 

 

今日のこれすき 『風都探偵 1~3巻』 ―漫画でも「W」の面白さは変わらない!―

 

 

 

 

 

 

 

 最近仮面ライダーにはまってまして。


 きっかけ仮面ライダービルドを後追いで見始めたことで、3週間で40以上見るとかいうハイペースでなんとかリアタイ組に合流。最終回も劇場版も無事見届けました。


 そんで、「これはもう平成仮面ライダー見直すしかねえ!」と見直しはじめ、Wから初めて今はオーズを見終わったところ。


 あんまりにも熱が高まりすぎて、これもう、買うしかないよなあ? ということでつい先日買ってきたのが、これ。

 

 


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 仮面ライダーWの正統続編コミック、『風都探偵』


 TVシリーズ終了後の風都を舞台に繰り広げられる、翔太郎とフィリップの新しいWの物語。

 

仮面ライダーW』正統続編始動!

小さな幸せも、大きな不幸も、常に風が運んでくる風の街・風都。
左翔太郎とフィリップはその風都で鳴海探偵事務所に所属する私立探偵である。
「街を泣かせる悪党は許さない」という二人の元に、
今日も数々の超常的な事件が持ち込まれる…!

平成仮面ライダーシリーズ最高傑作との呼び声も高い
仮面ライダーW』が漫画に舞台を移して再始動!!
これで決まりだ!

 

(風都探偵 (1) (ビッグコミックス)|石ノ森 章太郎、三条 陸、佐藤まさき|本|通販|Amazon https://www.amazon.co.jp/風都探偵-1-ビッグコミックス-石ノ森-章太郎/dp/4091898491/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1537354914&sr=8-1&keywords=%E9%A2%A8%E9%83%BD%E6%8E%A2%E5%81%B5+1  より)

 

 

 「いくら正統続編とはいえ、実写から漫画への落とし込み具合はどうなのだろう?」と読む前は少なからず思っていましたが、読めば安心。この作品は間違いなく「仮面ライダーW」でした。


 漫画チックにアレンジされたレギュラーメンツは、実写の特徴をとらえてしっかり漫画の人物に落とし込まれてるし(なんなら所長はこっちのほうが好みかも)、脚本が三条さんということもあり、会話のノリはTVシリーズと一切そん色ない、脳内再生余裕なレベル。

 

 


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(この漫画の翔太郎とフィリップ。カッコイイ!)

 

 


 シナリオは、ミステリー要素はそのままに、青年誌の連載ということでよりハードでシリアスな、緊迫感のあるものになってます(かなりがっつりした殺人が描かれたり)。

 

 


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(かなりグロテスクなシーンや、女性の裸が出たりも)

 

 


 新たな登場人物の記憶なくした女性「ときめ」や、風都でありながらでは風都ではない謎の空間「裏風都」、さらに新たなドライバーを持つ新種のドーパンドたちなど、さらなる波乱を予感させる要素も盛りだくさん。


 最新刊では「クローズドサークルでの連続殺人」という、TVシリーズでは存在しなかったような新しいタイプの事件が描かれるなど、脚本的な挑戦も見られるのも、漫画版故の良さなのかも。


 ほかにも、TVシリーズで登場したゲストキャラたちの現在の姿が描かれるなどのファンサービスもちらほら。

 

 


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(どこかで見たことが?)

 


 また、ミステリー要素が強い短編エピソード連作であることや、新キャラのときめの目線から一つ一つの事柄が説明されていくので、この作品から触れるのも割とお勧めできます。


 とりあえず、変わらない翔太郎たちの物語がまた見れるというだけでも本当にうれしいし、ときめがかなりかわいいので続巻の購入も確定。4巻では新敵組織の幹部が続々顔見世する模様。楽しみ!

 

 


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(新ヒロインゆきめ。翔太郎に懐いているけども、翔太郎の女運を考えると不安も……?)

 

 


 『W』の新たな物語、期待もワクワクも止まんない!

 

 

 

 

 さあ、お前の罪を数えろ!

 

 

 

 

©石森プロ・東映

©三条 陸・佐藤まさき/小学館・石森プロ・東映

 

ブログタイトル変えました

 

 

 

  大した話ではありませんが、ブログタイトルを変えました。

 

  現行作品とか何とかを全部無視して、「これが好き!」っていうものを言っていくブログにしたいと思います。

 

  心機一転、頑張ろー。

 

  そんで、1つ宣伝を。

 

 

 

 

 

 

  Twitterで、「#本田未央のいる青春」という企画を行っています。

 

  未央が好きな人は、参加してくれると嬉しいです。

 

  それでは。

 

 

 

 

 

第1回「#本田未央のいる青春」 結果発表&講評


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 みおっす! 第1回「#本田未央のいる青春」終了しました。

 

 


 何かと不都合・不手際などがあってご迷惑をおかけすることの多い回でしたが、皆様のおかげで無事に終了することができました。申し訳ありませんでした。そして、ありがとうございました。

 

 第1回のテーマは「学校祭」でした。学校生活における非常に大きなイベントの一つで、皆さんにも一つくらいは思い出があるのではないでしょうか?


 まさに青春真っただ中のイベントで、未央は何をするのでしょうか? 皆さんの熱い投稿の中から今回受賞するのは……これだ!

 

 

 

 

 

 

 

「青春で賞!(入選)」

 

 

イタル さん

 

 

有坂P さん

 

 

マキ@色々練習中 さん

 


(複数ツイートあります)

 

 

 

「ミツボシ級ベストショットで賞!」

 

 

リューク☆☆★ さん

 

 

 

 

「彼女はアイドルで賞」

 

 

保科 さん

 

 

 

 

本田未央の青春大賞!」

 

 

日脚@エムステはできないがシャニマスできました。 さん

 


(複数ツイートあります)

 

 

 

 

『講評』

 

 

 今回のテーマは投稿内容がはっきり2つのパターンに分かれていました。1つが、「学校祭でも未央がアイドルらしく活躍する」もの、もう1つが「学校祭で未央の女の子らしさが垣間見えるもの」です。


 前者は、「オフの未央からオンの未央が見える」ものなわけで、同じ学校生活を送りながらも、そこにどうしても埋まらない距離があるような、少し切なくて苦い、そんな青春を感じました。
 逆に後者は、「オフの時に垣間見える未央」なわけで、普段感じている距離がほんの一瞬でも0になったような、そんなときめきが感じられる内容でした。


 シチュエーション自体は似ていても、登場人物の捉え方一つで全く違う雰囲気になるのは、「クラスメイトでアイドル」という近さと遠さのアンバランスさが、未央に多層的な魅力を生み出しているようで、とても面白いなと思いました。
 この内容を通して見える個々人の未央の見方を見比べるのも、また一興かもしれません。

 

 

 ここからは受賞ツイートの説明です。

 

 

 

・イタル さん

 

 クラスの男子がざわめいた。未央が見せた乙女な一面相手は誰だ? 恋人? クラスメイト? アイドル? それとも……


 教室にぎわすプチパニック。その後の展開も想像したくなるという意味で、ついつい見守りたくなっちゃうそんな投稿でした。

 

 

・有坂P

 

 勢いに負けた。最高のチャンスをなげうってしまった男子高校生の苦悩。


 まあ気持ちはわかる。わかるからこそ……つらいな。


 青春は後悔がお友達。これを糧に、もう失敗はするなよ。男子生徒。

 

 

 

・マキ@色々練習中

 

 なんだこれは。……いや、なんだこれは?


 なんだかよくわからないが、壮絶な勢いと、イラストまで投げつけられたらそれはもう賞をあげるしかなくないか?


 割と正統派の多い中の怪作といえるこの投稿。今後この方がどんな投稿をされるのか気になるところ。

 

 

 

リューク☆☆★ さん

 

 簡潔な投稿ではあります。ですが、余計な描写が一切ないので、読んだ瞬間ぱっと映像が浮かんでくる。これがすごく良い。


 細かいイメージのデティールは個人個人で異なるだろうけど、それがまた各々の理想のワンシーンが出来上がりそうなのがよい。


 簡潔ではあるけど、ゆえにワンシーンとして出来上がっていることを評価し「ミツボシ級ベストショットで賞!」を授与します。

 

 

 

・保科 さん

 

 ある一人の生徒から見た本田未央の姿。当たり前のように近くにいた彼女が、彼女はそのままなのに、どこか遠くいってしまったようで。そこにあるのに埋まらない距離がなんとももどかしくていた、ちょっぴりビターな短編SS。


 そのありのままのきれいな感情に心揺れたので、「彼女はアイドルで賞」を授与します。

 

 

 

・日脚@エムステはできないがシャニマスできました。 さん

 

 ある男子高校生の視点から見た学校祭の本田未央。素朴な語り口が軽快で楽しい。


 驚いたのはその演出。「あ、それを使うのか!」とびっくり。物語を魅せるうえで、その見せ方というのは気を使われてしかるべきだけど、この投稿は特にうまく演出してる気がした。


 感服しました。文句なしの「本田未央の青春大賞!」を授与します! おめでとうございます!

 

 

 

 

 

 いかがでしたでしょうか。傾向は似ていてもその中に個人の多様性があって、いつもたしませてもらってます。こんごとも、青春力あふれる投稿をお待ちしております。

 

 また、本企画について何らかのご要望・ご意見がございましたら、本企画のマシュマロにメッセージをください(https://marshmallow-qa.com/hatenakiniwaka)。よろしくお願いします。

 

 第二回は予定通り、22日にテーマ発表&開始の予定です。参加、お待ちしております。

 

 それでは、ありがとうございました!