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正反対な君と僕 第56話『右往左往』 ネタバレあり感想

 

前回の感想

 

 

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更新前の自分

(この作品の傾向で行くと、割とメインカップリング3組が順繰りにフィーチャーされることがおおいし、今回は山田と西の話かな。あでも特定のカップリングの関係が進展するときは連続で取り上げられたりするか。確かに前回東が平への感情を自覚したし、ここからさらなる掘り下げターンが始まってもおかしくはないか。いやいやでもな、そんなふうに期待し過ぎも良くないな。どうせどんな回が来ても面白いんだし。考えない、考えない……)

 

 

 

 

 

 

 

 ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!

 

 

 

 ということで2週間連続タイラズマ回でした。心臓に優しくないね。今回は前回平とぶつかったことで明確に自分の気持ちを自覚し、結果東が自分の感情に振り回され続ける回でした。心の整理がつかないというのは前回と変わらないのですが、好意を自覚した分そのこじらせっぷりがとんでもないことになっちゃってます。

 平に対して浮かれすぎてる自分を認識したかと思えば、逆に些細な言葉が気になって考え込みすぎちゃったり。今までだったら誰より気楽に接することができた相手に対していちいちなんでも気にしちゃったうまく接することができない。どんどんと東に心を許して気楽になっていく平とはまさに正反対の状態。

 平側が殆んど何も考えて言ってないようなことを東がめちゃくちゃ気にしてるという構図が初期の頃と比べると考えられないですよね。

 

 

 東の表情も過去1のバリエーション。特に佐藤にぼかしながら相談するシーンの前後はもうぐちゃぐちゃになりまくってます。メインキャラの中でも一番経験豊富なはずなのに、まともな恋愛経験がなさすぎる&平の攻略難度がむずすぎるゆえに誰よりも混乱しちゃってます。告白もされたこともないってどんなあれなんだ。空気感だけでなあなあにしてきたのか。不誠実だねぇそいつら。

 そしてラストシーンでは中学の卒業アルバムを見て、中学時代の平が可愛く見えてしまうという形で好意の深さを認識。好きな相手に関することはなんでもかんでも素敵に見えちゃうのはだいぶくるとこまで来てます。

 

 多分中学の東はそれなりに平のダサさをちゃんと認識してたんだと思うんだけど、好きになっちゃうとそんなところにすら可愛さを感じちゃうんですね。まあでもなんとなくわかります。売れて目茶苦茶有名になった役者さんの色の作品とか見て、若かったりちょっと熟してなかったりする演技を見ると微笑ましくなったりしますよね。うん、これは鈴木で言うところの「愛おしい」で間違いない。いやあ、君平大好きだね~~~!!!

 

 もうとっくに後戻りできないところまで育ってしまった東の感情。止められない感情を彼女はどう乗り越えて受験勉強するのでしょうか。

 まあまたちょっと間は空くでしょうが、そのころには何らかの改善策を考えてもらって――

 

 

 

 

 え…………?

 

 

 

(また次回)

 

 

 

 

集英社 阿賀沢紅茶 [第56話]正反対な君と僕