前回の感想
正反対な君と僕は月曜日0時更新なわけですが、普通に月曜日って仕事が始まる日じゃないですか。もちろん大好きな漫画なので最速で読みたいんですが、最近この漫画を読むと情緒が限界になってしまってそこからすっと眠れないことが多いんですよね。平均1時間はまごまごしてます。なので毎回更新日の前日はどうしようかずっと考えてこんでしまいます。
ちなみに今回は0時に読みましたが、案の定翌日は寝不足になりました。無念。
まあそんな雑談は置いておいて、今回の正反対な君と僕は西さんの進路にフィーチャーした回となりました。一応この回をもって文化祭回の各人のもやもやが一通り描写された形となりましたね。ここまで長かった……。
母親が薦める進路と自分の希望している進路がずれている……ということ自体はなるほどありがちだなという感じでしたが、今回はそこからさらに一歩踏み込んで「自分の考えに自信が持てない西」というところまで描かれるかいとなりました。感じていることをうまく言動であらわせない西さんはこれまでもいろんなシーンでありましたが、今回で本人がそこに自覚をもち改善したいと強く思うまでに至っていましたね。自信がなくて判断の根拠に他人の言葉を使ってしまうというの、自信がない人の解像度が高くてエグい。
選択の根拠を自分の決断にするのって怖いですよね。すごくわかります。自分のことなんだから自分で決めて自分で責任負わなきゃいけないに決まってるんだけど、まだ自立もできてない年にそんなこと言われるのやってられないに決まってますよ。でもそういう逃げの意識を山田との会話で自覚し、ちゃんと向き合うと決めた西さんは超偉い。ここで踏みとどまらないと、ズルズルといっちゃうこと多いからねぇ……。
そんなこんなで、あれこれ悩みつつも前向きな決意を固めた西さんですが、そんな西さんにたくさんの気づきを与えた今回の山田はイケメン度の上昇がとんでもないことになってます。
イチャイチャ度の進行が(山田のこなれ感もあって)鈴木谷すら追い越しそうになりつつある山田西ですが、今回ついにそういうこと一歩手前くらいまでやってきます。でもそこで色んな感情がぐるぐるして答えを出せず山田に判断を委ねた西さんを、自分の欲を押し留めて引き止めた山田がマジでファインプレーすぎ。

彼女に触れたい気持ちなんてこの年頃ならいくらでもあって当然ですし、ましてや最近会える機会が限られるなら尚更。でも西さんの言動から危うさを感じ取って土壇場で引き返すのは偉いとか言う次元じゃありません。しかもそこからの素直な言葉が西さんに気づきを与えるきっかけにまで繋がりました。良くも悪くも偽ることのできないのが山田という男ですが、その素直さがいっっっつも西さんに刺さってるのがこのコンビの良さですよね。
そしてそんな言葉に毎度考え込む西さんの態度から頑張っていろんなものを汲み取ろうとする山田なわけですが、今回は揺るがない一つの言葉が西さんから向けられます。

ひ、ひえええ〜〜〜!!!
自信のないことははっきり言えない西さんが、揺るぎなくはっきりと言える言葉がこれ。あ、愛〜〜〜〜〜〜!?
……まあということで、山田との会話を経て自分の今を認識した西さん。これからの自分を変えるために新たな決意をするのでした。
爽やかで愛おしい終わりで、ここ最近で一番平和でニッコリしました。山田西、君たちが我々読者の最後の希望だ……。
爽やかな気分になれたことに感謝しつつ、未来にワクワクしながら次回に続く!
㈱集英社 阿賀沢紅茶 [第60話]正反対な君と僕

