
ということで、今回から仮面ライダーの新作「仮面ライダーガヴ」の毎週感想をやっていこうと思います。週間でやるドラマの感想を書いていけるかどうかなんてさっぱりわかりませんが、この仮面ライダー熱があるうちはやれるだけやっていきますね。一年間よろしくお願いいたします。
※過去の仮面ライダー記事はこちら。またガッチャードまとめ感想も執筆中です。
ということでガヴ一話ですが、卒なく無難に面白いって感じだったと思います。
いろんな要素を出しながら一話ですぱっと話が片付いて、かつ今後が気になる要素もちりばめられていて……となかなか気になる感じの滑り出し。主人公のショウマもいい感じで結構好感度の高い1話でした。
ストーリーについて。
話としては超シンプルで、異世界からやってきたショウマがお菓子をくれた子供を怪物から守るために戦う――というだけなんですが、そこにショウマくんのバックボーンもうまくかみ合わせられてて結構ドラマ的な盛り上がりがあったと思います。
子供とショウマくんの関わり自体は短いものなんですけど、「目の前で母親を亡くしたショウマ」と「久しぶりに母親に会える始」っていう対比がシンプルに熱くて、彼のために頑張るショウマにグッと感情に移入できました。
そのうえで怪物倒してはいおしまい! めでたし! じゃなくて、母親を怖がらせてしまったショウマがすっと身を引くっていう切なさのあるラストもいいですね。自らがこの世界において特異な存在であることを自覚して、迷惑をかけてしまうかも……と身を引くショウマと、その結果お菓子をたくさん持ってきたのにお礼を言えずに別れてしまった始くんの何とも言えないもの悲しさ。味のある落ちだったと思います。
今話のラストではヒロインであるギャルちゃんに拾われることとなりましたが、そっちとはうまくやっていけるのか。今後に期待です。
キャラクターについて。といってもでてくるのはショーマくらいだけなのでショーマの話だけするんですけども。
ショーマは事前情報だと純粋無垢な青年っていう感じの印象でしたが、どちらかというと素直さもあるけど単純に人間世界への無知さからくるものかなと思いました。元いた世界を抜け出してきたのはお母さんの影響だと思うので、話だけは聞いていたけど……くらいの感じなんでしょうね。冒頭で追われていたのはお母さんが目の前に殺されたのと関係あるのでしょうか? ガヴの口が他と大きく違うところとかも含めて背景の掘り下げをしてほしいところはいっぱいある感じです。
ただそれを抜きにして、目の前の少年と助けようと一生懸命な姿はまっすぐでカッコよかったです。無知ゆえにはしゃぎすぎちゃうところはあっても、きちんと始くんから教えてもらったことを取り入れてましたし、すっと身を引く判断ができたりと真面目で能天気なだけじゃないところも見えます。結構印象のいい感じのキャラなので、愛せそうだなあと思いました。
その他気になる点としては、まず敵のグラニュートについてですね。
始君を見て「幸せそうだから」と襲ってきた感じですし、次回予告では「いい具合に幸せな顔をしてる」みたいな発言もあったので、グラニュートが襲うのは幸せな人間というのは間違いなさそうです。劇中では人をエンブレムみたいにしたものとお菓子を交換していましたが、次回予告の人間の仕入れ状況という言葉と組み合わせると「幸せな人間の魂みたいなものを原料にお菓子=闇菓子を作る」のが敵の目的ということでしょうか。
この予想があたりだとすると、「幸せ」というのは今作のキーワードになって来そうですね。一話でもショウマは始くんの幸せのために戦ってましたし、二話でもそんな感じのセリフがありそうです。人間の幸せを守るために戦う、それが仮面ライダーガヴのコンセプトだったりするのかもしれませんね。ここら辺のドラマにも注目したいです。
あとはゴチゾウとガヴへの変身についても気になるところ。
明らかにほかのグラニュートと別物として描写されてるわけですが、その出自や持ってる能力の違いはめちゃくちゃ気になるところです。ゴチゾウの存在をショウマは知らなかったようなので能力を得たのは最近だったりするのでしょうか? グラニュートのことは知ってるけどもともとはグラニュートじゃなかったりするのか。
変身能力についても、今回ショウマがおすそ分けしてもらったグミと飴の力で変身していたわけなんですけど、ショウマ食べたものからゴチゾウ(眷属)が生まれたっていう感じになりますよね。じゃあ普通のグラニュートは人間を食ってる感じみたいですが、それだとどうなるんでしょう? 何かを食って強くなる設定なら、ショウマは理論上お菓子を食いまくればめっちゃ強くなれるんでしょうか。逆もまたあったりしそう(お菓子が食べれなくて戦えない回)。
結構不穏さも感じる設定がぼちぼちあって、この辺の掘り下げが今から楽しみです。
「可愛いモチーフのライダーは展開が重たい」っていう俗説に今作もならっちゃうのか、ワクワクしてます。
戦闘は派手なチェイスとか倉庫街の変わったアクションとか楽しかったですが、ガヴの装甲設定が一番面白かった気がしますね。軟質性ですぐ取れるけど、ゴチゾウを使うとすぐ回復できるという。無限耐久出来そうだけど、見た感じゴチゾウが昇天してるっぽい描写もあったのでゴチゾウが尽きると使えなくなりそう。つまりたくさんお菓子をため込む必要がありそう……? さらっと眷属の命が使い捨てられてる感じ、やっぱり今作の根底は結構ハードそうですね。
という感じでした。
世界観にわかりやすく入り込めましたし、エピソードとしてもかっちりまとまっているいい一話でした。いろいろ不安だったガッチャードと比べると安定した立ち上がりだったと思います。
キャラにも設定にもかなり興味を持てていますし、今後が気になる部分が多いので一年間間楽しませてもらえそうですね。
それでは改めて一年間よろしくお願いいたします。また次回!
点数 8.0/10.0点
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