時空を超える「これすき」

アイマス中心に、とにかく好きなものを好きということをメインとしたブログ。 Twitter → @hatenakiniwaka

アイカツを全話見ました + 全シリーズの気に入った回の感想メモ(54000字)

f:id:honngyouP:20210110010717j:plain

 

 

 

 

 

 先日、アイカツテレビアニメシリーズ全379話と劇場版三本を見終わりました。

 

 4月にバンダイチャンネルで無印1年目が無料公開されてから、四か月ほどでフレンズまで完走し、先日見放題になったオンパレードもこの年末年始ですべて見終わりました。

 

 いやーーーーーーー面白かった! 笑えて泣ける、そんなパワーのある作品だったと思いますね。優しくあったかい世界観に癒されつつも、ひたむきに努力するアイドルたちの姿に時には涙するほど感動することもありました。

 

 どのシリーズも好きですが、個人的にはスターズが一押しですね。あの競い合いの中で生まれる熱量は、スターズにしかない熱さだと思います。スポ根っていい!

 

 自粛期間を楽しく彩ってくれる作品でした。本当にありがとうございました。プラネットもおっていこうと思うのでよろしくお願いします。

 

 という報告だけで終わってもいいのですが、せっかくですので視聴しているときに残していた感想メモも張っておきたいと思います。基本気に入った回のあらすじ簡易まとめと一言感想くらいですが、4シリーズ分あるのもあってなんと総文字数は「54338文字」のようです。ひええ。

 

 全部見るのはさすがにあれなので、まあ気になったところだけ見ていってください。

 

 それでは、次はプラネットの感想でお会いしましょう。さらば。

 

 

 

 

 

 

 

 

アイカツ気に入ったところの感想(1〜50話)

 

1話 私がアイドルになっても?

弁当屋の娘がアイドルを目指すまで。詰め込みまくってテンポがえらく早いのに必要最低限の要素入ってる偉すぎる導入回。

芸能人はカードが命なんですか!?

 

2話 アイドルがいっぱい!

2話して友達と激突。こういうアイドル物でしっかり競争社会を前提に進めていくのは珍しいかも(自己実現にウェイトが置かれがちなので)。いちこ達が今後どんな壁にぶち当たるのか気になるところ。

 

4話 Oh! My! Fan!

三瓶由布子! 三瓶由布子じゃないか!!

はじめてのファン回。アイドルは応援によってつながる勇気のリレーなんですね。つまり陸上なんすよ。陸上部にフィジカルでついていくアイドルに笑いつつも爽やかに終わる良エピソード。

 

5話 ラン! ランウェイ!

一話で謎のライバルキャラ風味に出てきた蘭さん本格参戦回。堅物だけど蓋開けてみれば良い子でしたね。

というかこのアニメは出てくるアイドルみんな上昇志向強くて周りの声をよく聞くからストレスがない。とりあえず筋トレするのもまあ〜良い。頑張るは正義。

 

9話 Move on now!

崖 上 り 回

内容自体は憧れのアイドルの曲を歌う、曲のタイトル通りに進もう! というシンプルな回ではあるんだけれど、それはそれとしてナチュラルに崖を上る。

下手すりゃ死ぬんだよ〜じゃないが?

心得を集めましょう! というドラクエ7的な話も出てきたね。あと蘭のプレミアとてもいいと思います。

 

10話 虹色おとめ

黒沢ともよ! 黒沢ともよじゃないか!

ファンシー天然に見えるけど、弱さを自認してて努力もかっちりするべくしてするアイドル、おとめ。そんなおとめに引っ張られて筋肉痛になるまで頑張るいちご。

トップを走る人まで含めて頑張り屋が多いのはこのアニメのいいところ。

そして掃除屋の兄ちゃんが謎の強キャラなのなんなんや……

 

11話 おとめは誰かに恋してる

乙女トークをしてるあおいが乙女しすぎてないか?

あと掃除の兄ちゃんこと直人、掘り下げしっかりしてて笑う。

 

12話 We wish a merry Christmas!

サンライズ立ちの斧を持った星宮いちごがサムネイル。

クリスマスにクラスメイトのために頑張るいい話……なんだけども、その解決方法がフィジカルバカすぎるため妙なギャグ感がある不思議なエピソード。

いや、やっぱりバカ……?

 

16,17話 ドッキドキ!! スペシャルライブ

憧れの先輩と同じ舞台へ。ひと目見てわかるハードスケジュールをこなし、魂かけて表現しきる美月の先輩としての背中はあまりにも大きい。だからこそいちごは壁にぶつかり、そしてそれを乗り越えるために努力する。

本番、できなかったことをついに成し遂げるいちご。そのうえで更に先へ進む先輩……という熱い構図目白押しの最初の山場。

今後が気になる描写もあって、物語の再加速の準備を感じた名エピソード。

俺たちのアイカツは、これからだ!

 

20話 ヴァンパイア・スキャンダル

藤堂ユリカ登場回後編。理想の姿と本来の姿。そのギャップは大きくとも、魅せるためにそうあろうとする精神そのものが、最高にアイカツしてると言えるのかもしれない。

ギャップあるユリカを描き成長まで描く、新キャラエピソードのお手本のような回だった。

 

22話 アイドルオーラとカレンダーガール

ラジオのパーソナリティ兄ちゃんが有能すぎた。

継続は……力なり!

 

23話 アゲハなミューズ

蘭の試練の回。自分のずっと前にいる先輩から、自分に足りないものを自覚する貯めの回。

がむしゃらになってると気づかないものを、横からすっと教えてくれる人がいるっていうのは本当にいい環境だなあと。

いつか彼女の歩みが成果を上げることを祈って。

 

25話 エイプリルフールのやくそく☆

以上にキャラの濃い上にCVが子安な星宮家ファザーis何。この回のユリカの衣装可愛かった。

 

28話 美月とスッポン

二年生編最初の山場? 前を行く先輩への挑戦。

仲間との協力もあり自らの力を出し切るものの、まだまだ月は遠く。それでも、自分らしく輝けるはず! 憧れを抱いて歩みだしたいちごはどんなアイドルになるのか、それが更に楽しみになる一話。

 

31話 母の日はアイドル!

(いちごは気づいてないけど)レジェンドからの教えの回。美月にあこがれたいちごが、今では憧れられる存在。そんな思いのバトンリレーは、ずっと昔から続いているんだよというお話。

星宮家はまじでみんな仲良しなのすごく好き。

 

33話 チャンス&トライ☆

神崎美月が動くとき、それは山場の始まり……!

突然のユニット結成発表、絶対的トップのその歩みに、隣立つことができるアイドルは誰が……? という胸熱展開からのオーディションの方向性に僕はどんな感情でこのアニメを見ればいいのかわからなくなった(一応褒めてる)。

 

34話 Hello☆スーパーアイドル

オープニングでやたら存在感のあった一ノ瀬かえで、ついに本編本格参戦。そのスタイルはまさに根っからのエンターテイナー。自主オーディションの盛りすぎなチャレンジ精神も、それそのものをエンタメにしようとする彼女なりのスタイルなのだろう。

突然横から降ってきてはいいとこかっさらっていった形にはなるが、ここまで規格外なことをされてしまうと、もう認めるしかないよねぇ。

 

37話 太陽に向かって

「頑張って」を聞きたいのではない。一緒に「頑張ろう」と言いたい。どこにいても自分は自分だと言い切った少女の、変わってからようやく気づく小さな願いのお話。

経緯は無茶苦茶とはいえ、その子らしい輝き方を尊重にしていこうとしてくれるのはありがたい話よね。

 

40話 ガール・ミーツ・ガール

霧矢あおい:オリジン(違う)。幼きあおいが夏祭りで出会った2つの憧れが、今の彼女を形作っているんだよ……というお話。霧矢あおいは星宮いちごのファン一号と常々行っていたけれど、なるほど納得。ナチュラルにアイドルしてるのがいちごという女の子なんだろうなぁ。

さらなる飛躍を目指して、スペシャルオーディションで歌うのはなんと「Signalize」! 「君と向かう場所はどこだろう」か。ダンスの心得を身に着けた彼女たちは、サマーツアーに挑む!

 

42話 船上のフィナーレ☆

恵まれだ環境で厳しい世界をしったからこそ、誰よりも自分を信じ努力し続けたかえでのお話から始まる、スターアニスは輝かしき八人の集まりであるということの再確認のお話。八人それぞれの輝きが一つになるとき、最高のユニットに……!

ヒラリヒトリキラリのライブシーンは、彼女たち一人一人の強さを感じる名シーンでしたね。

 

43話 不思議の国のアイドル!

挑戦したいと思うのは、演技が大好きだから。7つの顔を持つ演技はアイドル神谷シオンの新たな挑戦は、笑顔の素敵な童話の女の子。楽しくて素敵な時間が彼女の夢をはっきりと自覚させてくれる。自分の進みたい道を再確認したシオン。それぞれの歩みをまっすぐ肯定してくれるのがアイカツの良いところだね。

 

45話 ハピサマ☆バケーション

蘭の水着が着てほしいやつ過ぎた。

 

46話 リスペクトJ☆

一見おちゃらけたあの人はじつは……! というみんな大好きな展開。まあジョニー先生が有能なのはみんな知ってたけどね…………(なおいちご達)。

大切なものをジョニーから学んだいちご。それは、ずっと昔から続くアイドルのあこがれの連鎖の中にあって……

 

48話 Wake up my music♪

伝説復活(おかわり)。いちごが決意した一話の裏側が母の口から語られる。しゃもじを握るかマイクを握るか。選択は違えど、選んだのは自分自身だから、きっとそれを後悔したりはしないのだ。

自分の幸せを選んだ親子の思いは時を経て受け継がれる、といつ暖かくも熱いお話。

 

49話 輝きが向かう場所

あおいの映画主演決定から始まり、一人一人の歩みが少しずつ成果を上げ始めているのだという事実に時間の流れを感じた一話。スターライトクイーンカップでさえ、あくまで一つの通過点。アイドルは常に前に進むもの。では星宮いちごはどこに行く? その答えはまさかの……という流れで一年目最終回へ。

リアルタイムで見たら驚き発狂してしまいそうっすねこの回。

 

50話 思い出は未来の中に

思い出は未来の中に 探しに行くよ約束

いつもの景色が変わってく

うれしい予感があふれてるね――

未来に向けて走り出す、しばしの別れ。今までをまっすぐ肯定する素晴らしい最終回…………え!? あと128話+劇場版もあるんですか!?!?!?!?!?!?!?

 

 

 

 

 

その他全体雑感想

・物分りのいい子が多いしみんな素直で頑張り屋だからストレスがない。

・話のテンポがいい、一話にきゅっと詰め込まれてる。

・モブのキャラデザがいい。

・淡々とカオスなギャグをねじ込んでくる。腹に悪い。

・ジョニー名脇役

・主題歌だいたい超好き

・らいちとかいうただのオタクに好感を覚える

 

 

 

アイカツ気に入ったところの感想(51話〜)

 

51話 ロックなあの娘はドリーム☆ガール

「あなたがドなら私はレ、あなたがレなら私はミ! 負けないわよ!」(今日のアイカツ格言)

新章開幕。ドリームアカデミー参戦。

前話から一年たって、映画が順調に完成したり、無事に専属モデルになったり、割とみんな成果を上げつつある残存組(てかおとめがスターライトクイーンになってるのびっくりっすね……)。

アイカツカード新シリーズ十二宮編が始まる一方で、新進気鋭のドリームアカデミーとはハコバトル!

いろんな音楽の文脈を背負った新ライバル・音城セイラによるロックアレンジアイドル活動&新アピール星座アピールは、二年目の新しい風を感じさせる立ち上がり。

そこにいちごがカムバックして、どうなる二年目。

はてさて……

 

52話 おかえり?ストロべリー

いちごが(実質一週間ぶりに)帰ってきた! 勢いのまま参戦したライブで星座アピールを出すところはさすが主人公だけど、結果は引き分け。

スターライトクイーン神崎美月といい戦いをしたいちごと引き分けるせいら……というホビーアニメ特有のインフレを感じます。

なぜか水中潜入というアイカツをはさみつつ、強さの秘訣を探って向かったドリアカでは科学的トレーニング。

すごいね。アイカツは科学!

その総合プロデュースは……神崎美月!

……こんなこったろうと思ったよ……

 

53話 ラララ☆★ライバル

セイラといちごがお互いを意識し合う話。直接会話こそ少ないものの、互いのパーソナリティを少しずつ知っていく二人。

再びの直接対決は、僅差でセイラが勝つものの、得意分野で勝てはしたがまだ差があることを認識。

さらなる躍進に向け、セイラときいはより頑張ることを誓う……というお話。

いちご、なんか結果として(アメリカでの行動含め)強キャラとして仕上がりつつあるな……

 

57話 ゆるキャ蘭ウェイ!

ヒャッハー蘭回だぁ!

スパイシーアゲハのミューズとして星座ドレスを託された蘭。責任感に押しつぶされそうな彼女を支えたのは、意外にもイメージから離れたゆるキャラで……というお話。

背負い込んでプレッシャー抱えてしまう弱さだったり、そんな時のメンタルコントローン手段をちゃんと持ってる意識の高さだったり、ゆるキャラに対する無垢な笑顔だったり……と蘭のいろんな一面の見える一話でしたとさ。

 

59話 ちょこっと解決☆チョコポップ探偵

かえでの悪役演技が可愛くて満足した

 

62話 アイドルはサンタクロース!

昨年のクリスマス、軽く伝説になってて笑う。

クリスマス回であり、実質的な風沢そら紹介回後編。

いろんな人の言葉を受けて、自分なりに誰かの笑顔のためのデザインをするそらの在り方は、とてもアイカツライク(憧れのリレー)だなあとしみじみ。

そしてケーキに人間乗って大丈夫?

 

63話 紅白アイカツ歌合戦!

神崎美月! 神崎美月じゃないか!

最強女、本編に帰還。だいたいわかってたけどドリアカの運営サポートに尽力中らしい。

志違えどアイカツを盛り上げたいという目標は同じ。そうやって新たな夢を確認しあった回の挿入歌がキラパワーなのは、なるほどと思う。

しかし、美月の来年は勝負の年とは、果たしてなんのことなのか……?

あとこの回のステージでのセイラ可愛かったな。

 

64話 ラッキーアイドル☆

かえで「ハァイ、あけましてニューイヤー!」

 

65話 夢への扉

音城セイラ:オリジン。ロックな彼女のアイドルの原点は、実はテレビの中のいちご達だったんだぜ、っていうお話。

誰かを見て、自分もなりたいと願う女の子たちがアイカツにはたくさんいるけども、夢の叶え方は一つではないのだ。

前に追いかけていくやり方もあれば、同じ舞台で切磋琢磨していくようなやり方もあるということ。

同じ空でそれぞれのやり方を持って夢を追いかける女の子達の物語は、学園合同のフェスに持ち越された!

 

70話 おしゃれ探検隊 クールエンジェルス!

幸せ収穫アンドシェアリング系お嬢様、姫里マリアを加えたドリアカ四人組によるチームオーデション。

かつて自分たちの通った道を通ろうとしているドリアカの面々にアドバイスするいちごたちが、なんだか頼もしく見えた気がしました。

割と我の強いドリアカ組の中だと、ツッコミに回らざるを得ないセイラに頑張れと言いたくなるようなそんな回でもあったかもしれない。

 

71話 キラめきはアクエリアス

霧矢あおい、試練の時。

二年目では安定感こそあれ、演技仕事の延長線上のお仕事ばかりしてきたあおい。最初の星座アピールの舞台でいちごに譲ったことも本人的には心に残り続けていたらしく。まわりをよく見るがゆえに前に出きれない自分を変えようと試みる。

自分がどんな存在かというのは、そう簡単にはわからないけれども、あおいがいてくれたからいっぱい助かってるんだよ、と伝えてあげるいちごの言葉は暖かく……

自分を見つめ直すあおいの、大きな成長の回でした。

 

72話 ハッピィ☆アイドルフェス 1st Day!

合同フェス初日は音城セイラがヘッドライナーを務めるドリアカのターン。

急成長、超躍進を遂げてきた音城セイラが、積み上げてきたもの全部で魅せる大舞台。

彼女の言葉がメロディーに乗せて歌われるのは、おおっとなるいい演出。間違いなくドリアカメンバーの一つの到達点の回でしょう。

 

75話 アゲイン♪オフタイム

ずいぶんと賑やかになったアイドル情勢の中で、久しぶりのオフシーズン到来。蘭がひたすらいじられるよ! かわいいね。

過去のオフ回と比べても賑やかになったところを見てると、いちごたちの感じている変化がよりしみじみ感じられます。

来年も変わらずにいる約束をしたいちごたち三人と、アイカツを変えに来た神崎美月の帰還。ここまでとこれからをつなぐ、良いつなぎの回であったと思います。

……にしても神崎美月まだ設定強くなるのか……

 

76話 びっくり☆フレッシュガール!

大空あかり参戦でございま〜す!

新オープニングの良さにビビり散らかしながら、物語はついにいちご高校生編。

全国キャラバンで新入生を発掘する中でいちごの前に現れたのは、いちご(のクリスマスでの友情のために頑張る姿)に憧れた大空あかり。

決して類稀なるタレント性を持つわけではないが、何度でも食らいつく、苦境でも笑うタフネスさと強いあこがれを持つ彼女を、いちごはアイドルとして選ぶ!

二年目後半戦は、難ありニュービーとともに始まった!

 

77話 目指してるスター☆彡

憧れの先に見出すのは、自分。

いちごになりたいという想いを背負ってスターライトに飛び込んだあかりは、初舞台でいちごの隣という大役を任される。

いちごはそんなあかりに告げるのは、自分があかりの何を見てアイドルにしたのかということ。

自分のパフォーマンスの最初の一歩を見つけたあかりの、本当の始まりの一話。

 

78話 ミラクルはじまる!

神崎美月、自分の理想をだいたい自分で用意する!

神崎美月、お前はなんて無茶苦茶なんだ……

 

79話 Yes! ベストパートナー

「トライスターってぼんやりしたままいなくなっちゃったよなぁ」と少しもやもやしてた部分への回答がこの回でずばり。

どう見られるかを常日頃意識しているからこそ、強く選択してきたユリカの心意気はさすがだし、そんなユリカを前向きに連れ出すかえでの姿があんまりにも愛おしかった。

本音でぶつかり合ってリスタートを切った二人。他の誕生したユニットも含め、ステージが今から楽しみだ。

 

80話 アイカツ!ブートキャンプ

泣いてたり、頑張ってたりする大空あかりは、かわいい。

 

82話 めざせ☆最高のパートナー

細々違うところはあれど、似たもの同士な主人公コンビ。思い合うが故にぎこちなく、優しいがゆえに遠慮しあい、けれど、アイカツに掛ける思いは熱い!

いつかそれぞれが最高の自分になる日のあとに、次に行こう……という回。

 

85話 月の砂漠の幻想曲(ラプソディー)

そら&蘭タッグの挑戦回で、なんかいろいろ見どころあった気はするんだけど、分身して斬りかかってくるジョニー先生が全部持ってった。

 

87話 ソレイユ☆ライジン

知っているか、太陽はいつでもまた昇る。

強者を喰いたがるWMが次に噛み付いたのは、トライスターと並び立っていたソレイユ。

再結成にあたり、それぞれのことを一日マネージャーで知る三人。違う道で戦ってきた三人が、一つ星になるとき、新たな思い出刻まれる。

ダイヤモンドハッピー久々に聞けて嬉しい回でした。

 

88話

アイカツとは、スポーツである。故に、より先に行くために必要なのは、仲間が必要であると同様に、競い合う相手が必要なのだ。

伝説に憧れ、伝説を目指す神崎美月。ともすれば夢物語のようなその挑戦を、確実に現実にしていくこの女は本当にバケモンである。

ソレイユを喰らい、みくるとともにその先へ行く神崎美月。伝説は更新中!

 

89話 あこがれは永遠に

憧れを信じ続けた少女が、次のあこがれを勇気づける。

誰よりも「そうあろう」としているユリカの存在は、本当にプロフェッショナルだと思う。

 

92話 サマーアイドルストーリー

強い憧れと途方もなく大きな目標を持ちながら、確かな歩みで自らの目指す目的地へと近づきつつある神崎美月。

そんな強い美月の姿をみたいちごが確かに胸に抱いた一つの思い。「神崎美月を超えたい」という、決意。

神崎美月が憧れである伝説を超えると言ったように、星宮いちごは神崎美月を越えようとする!

その相方は、彼女が憧れをバトンした、セイラ!

いちごが超えたいというシーン、超好き。

 

93話 トゥインクル・スターズ

エンジェリーシュガーを着たセイラ、クソかわいい……!!!

似てるけど違う最強コンビ、結成!

 

95話 夢の咲く場所

夢咲ティアラはどうしてドリームアカデミーを作ったのか。

スターライト学園が、アイドルのための学園だとするならば、ドリームアカデミーは夢のための場所。

自らに秘められた色々な夢の形を追いかけることのできる、ドリアカだからこそ叶えられるアイドルの形が、きいであり、そらであり、マリアであり、セイラなのだろう。

夢を現実にする方法は様々。考え方の違いがおもしろい一話でした。

 

96話 レッツ!あかりサマー!

97話 秘密の手紙と見えない星

ときに忘れてしまうこと。マイナスなことに囚われて、自分の近くにあることすら見失ってしまう。どん底でもがく大空あかりに星宮いちごが告げるのは、星はいつでもそこにあるということ。自分が持っているものに気づいたあかりは、はじめての一人でのスペシャルアピールを成し遂げる……!

教育者としてのジョニー先生、自分と違う後輩に寄り添おうとするいちご、歯を食いしばり頑張るあかり。様々な一面の見える、三年目に期待のかかる一話。

どん底を知ったやつは強い」。ジョニー先生最近名言メーカーだな?

 

99話 花の涙

100話 夢へのツバサ

伝説のステージを作り上げるため全力を尽くす四人の少女たち。しかし、その瞳に映るのは最高の今だけではなくて、ずっと続く未来をも見据えてる。

これからも未来に向けて駆け抜けていく女の子達の、スタートライン。

この前進思考こそが、アイカツ!

 

101話 憧れのSHINING LINE

偉大な先輩のステージを見て、魅了された大空あかり。それは、星宮いちごがはじめて神崎美月のステージを見たとき抱いた思いと同じで……。

誰かの輝きに憧れ、夢を見て、それを夢のままにしないために、いちごはスターライト学園に来た。

そしてあかりもそこにいる。夢を叶えるためにここにいる。

憧れのリレーで繋がれてきたSHINING LINE、いちごのバトンはあかりに託された。

受け取った勇気で目指す未来、大空あかりのアイカツはここからが本当のスタートだ!

憧れが繋いできた物語の一つの区切りとして、あかりちゃんがSHINING LINE歌うのもうなんかあまりにも美しすぎて泣けてきた。

SHINING LINE、本当にアイカツの素晴らしさとからしさが全て詰まってて最高の歌だと思う。

いい二年目最終回だった!

次回からはついに、大空あかり編だ!

 

 

 

総括

正直に言ってしまうと、前半戦はちょっとキャラの多さもあっていい回はぼちぼちありつつも盛り上がりが少し足りん! とはなっていた気はする。後半もまあ正直言うと描きれとらんな! って部分はあるんだけど、前半で仕込んできたドリアカの存在がライバル兼仲間として活きて来たとは思うし、神崎美月といちごの競争に一つ結果が出たことが嬉しかった。新キャラも結構気にいる子多かったしね。セイラとか。

なにより紡いできた憧れのリレーをいちごがつなぐ側になってあかりに繋ぐラストは素晴らしかった。SHINING

LINEで締めなんだもんな。SHINING LINEとか言う曲、俺のアイカツが好きになった理由が全部詰まってる最高の曲なんだよな。歌詞とメロディーが何もかもずるい。

二年目も良かった! あと78話! まだたくさんあるの嬉しいね!

 

 

 

アイカツ気に入ったところの感想(102話〜)

 

102話 アイカツしよう☆Ready Go!!

大空あかり編、開幕。曲の雰囲気もアイキャッチも変わり、新章だぁ……としみじみ。細かいとこいろいろ違うのに時代を感じる。

話としては、新しくルームメイトになった氷上スミレとの交流。「周りのライバルは仲間でもある」、という話は一年目の始まりでもあった話。(崖登るところ以外は)かなり意図的に一年目に寄せてきてるのかも。

まだぎこちないところもあれ、新たな仲間と走り出したあかり。挿入歌のレッツアイカツがすごく良かったです。

 

103話 いいこと占い

途方もなく前に進んでいるように見える先輩も、今という瞬間瞬間の積み重ねの先に歩んできた。だから、まずは今を肯定するところから! という偉大な先輩になったいちごからスミレへのメッセージ。

いちご、すっかり風格あるキャラになったなぁ……。

 

104話 アイカツダッシュ!

新条ひなき、登場回。芸歴と実力と飽くなき向上心と、ちょっと変わった完成をお持ちの新キャラ。

行動派でちょっとお馬鹿なタイプかとも思ったが、落ち着いた一面もありかなり味のあるキャラに思える。

そしてあかりはポンポンクレープオーディション合格……時代の流れしか感じねぇ。

 

105話 はじけるヒラメキ☆

周りが見えすぎる女、新条ひなき。

気を遣わせないようにあかりに次の日の仕事の話しないような優しい子だからこそ、周囲の期待に応えようと自分をどこか窮屈にしてしまっていた。そんな彼女だからこそ、まずぶつかってみるあかりのスタンスが眩しかったんだろうな。

あかりの姿に勇気をもらい、自分の殻を一つ破ることに成功したひなきは、これからどんどん伸びるだろうな。

ひなき、かなりいいキャラしてる。好きかもしれん。

 

106話 アイドル☆ハロウィン

いちご世代キャラも多数出演するお祭り回。

スミレが可愛いということを認識した。

そしてあかりの運命のブランドとの出会い……?

 

107話 2人のドリーマー

ついにやってきたあかりのプレミアムドレス回。絶対に「ハズせない」ステップアップの舞台に備え、あかりが会いに行ったのは、駆け出しのトップデザイナー瀬名翼。翼の夢のために「ハズせない」という思いに共感したあかりは、プレミアムドレス制作のために尽力し……。

駆け出したばかりの二人の夢追い人、その旅路は始まったばかり。

 

109話 アイカツのアツい風!

実はずっと気になっていた紅林珠璃がようやく登場。

三段階ポーズを決めるシュールなギャグをかましてきたが、その根っこは偉大な女優である母を尊敬し、自らも一人前を目指す熱い志を持つ者。

自分を見てくれる友を得て、熱い風が吹き始めた。

あかり編は泥臭い人が多いな。

 

112話 GOGO!いちご応援隊

劇場版前日談。超特大の単独ステージに立つことの決まった星宮いちごの大舞台を手伝うことになったあかりは、偉大な先輩たちの凄さを改めて知ることになる。

一人一人の輝きが、一つになって生まれるすごさ。スターアニスを思い出したよ。

いろんな人の期待を背負って、いちごの舞台は劇場版へ続く!

 

劇場版アイカツ

誰かのキラメキに憧れ、夢をもらって繋いできた耀きのリレー。星宮いちご編の真の最終回ともいうべき内容でした。

大舞台スター宮いちごまつりを、今までの仲間と力を合わせ作り上げていくいちご。その姿が、進む道を見失っていた美月の心に光を与えて……。

そして、輝きのバトンは、いちごからあかりへと。

登っておいでといういちご。這い上がると決めるあかり。

輝きが誰かの夢へ。物語は、思いを受け継ぎつながっていく……。

これまでとこれからをふんだんに感じさせる、星宮いちごが伝説になるまでの90分。いい劇場版でした!

 

113話 オシャレ☆ヴィヴィッドガール

新条ひなき、なんか周りをよく見る分気にしいなところがあるのかもしれん。

トップデザイナーに見られるがゆえに守りの真似ファッションをしてしまった三年前の自分から変わらなくてはならない。友達からも勇気をもらった彼女は、どんなときでもブレない自分らしいファッションでプレミアムドレスを掴み取る!

 

114話 ハッピーツリークリスマス☆

伐採を伝統行事にするな。

 

115話 ほっこり☆和正月

年末年始、珠璃が大空あかりの家に泊まって見たものは、諦めないあかりの原点。

好きなものにとことんのめり込む父の姿と、親が話すひたむきなあかりの過去の話。

大空あかり、泥臭い主人公だよなぁ。そこが好き。

 

116話 大空JUMP‼

新学期、挑戦を決めたあかりが直感で選んだオーディションはお天気キャスター。華やかなお仕事へに憧れ、頑張るあかりだったが、実際にお天気キャスターの人の話を聞くことで少し考えが変わり……。

「見てくれる人のことを考える」

学びと成長。自らの夢の新しい叶え方を知った大空あかりは、無事キャスターに合格。

地味な回っちゃ地味な回だけど、こういう積み重ねがあるのがアイカツの好きなところ。

 

117話 歌声はスミレ色

友達がやりたいことを見つけていく中で、自分も得意なことを探さなければと焦るスミレ。歌を歌うためにスターライト学園に来た彼女だったが、求められるのはビジュアル面を求められる仕事が多く……。

求められることと、やりたいこと。どちらを選ぶにしても、それを決めるのはスミレ自身。セルフプロデュースっていうのは自己責任故に難しいところだけど、それでもまっすぐ頑張ろうとするスミレの姿が眩しい回。

オーディションを断りに行くときにスーツを着て同行したジョニー先生、良いな。

 

118話 みやびなアイカツ!

京都からやってきた交換留学生、藤原みやび。彼女がこの学校に来たのは、自らがなぜアイドルに向いてるのかを探すため。

はっきりと持ったみやびらしさは、アイドルにおいて間違いなく武器になる! けれども、それに自分で気づくのが一番大切という話。

かわいいねみやび。

 

119話 ナデシコの舞い!

自分らしさで舞台に立つこと、それで誰かに何かを残すことができるのが、アイドルの強さ!

ファンの言葉を受け、自らのできることをさぐるみやびは、アイドルというものの可能性を見つける。

彼女にとって交換留学は大きな財産になるんじゃないかなぁ。

ファン役の声優が原紗友里さんでびっくりした回。

 

120話 スター☆バレンタイン

バレンタイン回はまさかのパティシエ四ツ葉回。

元アイドルという衝撃的な過去が明かされ、違う夢をいだきパティシエへとジョブチェンジしたことも判明。

そんな彼を忘れられないファンに、スターライト学園のバレンタインイベントで素直な思いを告げる。

賑やかな中に一つの夢の形を感じる、ほっこりするエピソード。

 

121話 未来に約束!

もう四話くらい……みやび……いてくれてもいいんだぞ……?

藤原みやび、交換留学での最後の舞台は、偉大なる先輩への挑戦状。様々な気付きと学びを経て、みやびは京都へと帰っていく。

お別れの挨拶は「またね」。いつか叶える、再開と約束!

 

122話 ヴァンパイアミステリー

久々の美月の登場がこれでいいのか。

ヴァンパイアのスミレに性癖を発掘されかけた。

 

123話 春のブーケ

デザイナーとそれを着るアイドルには信頼関係が必要。それは今までのアイカツシリーズを見ても明らかなことだけれども、では瀬名翼にとってはどうか。

彼が憧れたのは、甘羽さんといちごの関係性。でも今の彼を作ったのは……?

翼からみたあかりが大きな存在であるということを彼が認識する回でしたね。

瀬名翼くん、成長するデザイナーといういい立ち位置だぁ……。

 

124話 クイーンの花

スターライトクイーンであったおとめと、そんな背中を近くで見続けたさくらの挑戦。

おとめのスターライトクイーンはわりとぬっとなってた部分ではあるけども、彼女にとってそれはとても大きい称号だったのだなあと。

そんな人がずっと近くにいたさくらにとって、その称号は、見てきた背中には、いろんなあこがれが詰まってるのだろうなと……。

二年目までの取り忘れたものを1つ拾ったような、そんな感じの一話。

ところでシオンさん、おとめの彼女みたくなってない?

 

125話 あこがれの向こう側

夢は叶うとは限らない、でも、夢は見なければ叶わない!

アイドルとして前に進むため、ソレイユの三人がいだき続けている夢。大きな舞台にたどり着こうとも、アイドルは続くのだから。

いちごたちはある意味完成されたアイドルとなったわけだけど、そんな彼女たちの「これから」が明示された、三年目だからこその回。エンディングがカレンダーガールだったのは、「いちごたちの回」ってことなんだろうね。

そして、そんな専売の輝きを見て、はっきりとした夢を手に入れたあかり。叶えるために、彼女のアイカツは続く……。

 

126話 ぽっかぽか♪オフタイム

恒例のオフタイム回。いつもと違うオフを目指して彼女らが向かったのはドリーミーレイク。お仕事中の瀬名翼くんに面倒を見られながらバーベキューしたり楽しくキャンプしていたが、ふと翼がこぼした「これからはライバルだな」という言葉に三人が反応し……。

夢は万人に叶えることができないからこそ、夢と呼ぶわけで。もしかすると、誰かの夢を叶えることが、誰かの夢を妨げるかもしれなくとも、それでも三人で頑張ると誓い合う。

覚悟ともに、二年生に踏み出す三人。新章の始まり!

 

127話 星空エントランス☆

冒頭アイキャッチからいちごがいなくなってて切なさを感じた。

やたら情報量の多いオープニングにぶん殴られながら、あかりたちの進級や涼川さん教師昇格など、盛り沢山な一話。でもまあやっぱり一番は一年生の新キャラ。しかも二人!

天羽まどかはまたおいおいスポットが当たるとして、今回最初な掘り下げられたのは黒沢凛ちゃん。高田憂希さんやん。

ダンスの申し子である彼女の快活なキャラは、今後のアイカツに新しい風を呼び込んでくれそうだ。

ところでエンディングの映像はどうしたの……?

 

128話 夢のショータイム

凛ちゃんのプレミアムドレス回だけど、大筋はジョニー先生の掘り下げ回でもある。同じ道を歩むだけがチームではない。違う道で夢を追いかけた先で、その想いが交差し、一つの舞台を作り上げることもある。

ソレイユだったりあかりたちだったりスターアニスだったり、いろんな場面で示されてきた答えを知った凛。彼女がまっすぐ進むための力になることでしょう。

そしてジョニー先生ニュースタイルも解禁。

 

129話 トークの花道

まぐろさんとかいう名誉準レギュラー。

 

130話 ユニットの魔法

ついにユニットがあかり世代にも……!

学園長の申し出でスミレが選んだパートナーは、凛。

選ばれたことへの責任感とやる気が空回りし、凛はユニットを一度はやめようとも考えるが……。

ユニットになっていく中で生まれていく学び。スミレという少女の大きな成長を感じる話でした。

 

133話 ハローニューワールド

天羽まどかがエンジェリーシュガーのドレスに抱く想い。それは、ドレスを最も輝かせられるアイドルになりたいということ。

誰もが自身が持てず苦しむことはあるけれど、本当に大切なのは、自身を持てる自分であろうとする姿勢そのもの。覚悟を崖上りをしてまで示したまどかは、自分の殻を一つ破るのだった。

お婆ちゃんと孫のあこがれのお話し、いいよね……。

 

134話 思わずスキップス♪

天羽まどかから見た大空あかりは、とても立派な先輩なんだぞーという話。あかり、いつの間にこんなに立派になって……なんて想いに浸りたくもなる。

周りにいる人の支えで大きく成長し続けるあかりは、新たにユニットのパートナーと出会い、さらなるステップアップを予期させる。

きっかりドレス仕上げてくる翼くん、有能。

 

135話 世界の中心はここね!

ロコドルで、結構我が強くて、四ツ葉さんガチ勢のcv伊藤かなえ。色物臭のすごい子だ……。

 

136話 その名も、あまふわ☆なでしこ

みやび帰ってきた〜〜〜!

ここねのロコドル出身というところからくるアクティブさと力強さは、主張の強い性格と相まってかなり魅力的に思える。

 

139話 ジョニーと花嫁

ド、ドリアカ組〜〜〜セイラ〜〜〜!!!!!

ジューンブライドの季節、とある勘違いから始まるジョニー先生を巡るひと騒動。ジョニー、妹のために父親代わりを果たしてきた兄とかいうクソかっこいい話が明かされ、株が天元突破。

あとあかりと翼の「ウェディングドレスデザインしてくださいね」のくだり何あれ????????

俺は何を見たの??????????

 

141話 ホットスパイシー・ガールズ!

料理フェスの手伝いをすることになった情熱ハラペーニョ。ブースで話を聞くうちに、ひなきの中に「こうしたい!」という様々な思いが芽生え始め……。

言わずに後悔するくらいなら、まず話してみる! そんな、行動することの大切さを学んだひなきは、一流のアイドルとして大きく成長していると言えるのではないだろうか。

まっすぐ成長しているよね、ひなき。可愛い。

 

142話 ありがとうが言いたくて

段々とフレーズがお決まりになってきた栗栖ここねと分かれの時。みやびの時のようにお別れ会を企画するが、ここねはなんと自分で会を用意してしまって……。

タフネスでパワフルで、そんで、人を笑顔にするのがうまいアイドル、栗栖ここね。スターライトで得た学びを持って、神戸へ帰っていくのだった。

ここねの真似をするまどか、可愛かったな。

 

143話 戦慄⁉ サマーアイランド

保護者役してる涼川さんとトラウマになってるあかりちゃんがツボ。

 

145話 アツい夏祭り

瀬名翼、ドリーミークラウンにはあかりって強い思いを感じる。

男子会微笑ましい。

 

146話 もういちど三人で

星宮いちごが語る「限りあるスポットライト」の話。一緒にいても、同じ様に歩めるわけじゃないし、同じ様に成果が出るわけでもない。でもスポットライトが当たらぬ日にもそこにアイドルはいて、いつだって頑張っている。

届かぬならば、いつか届くまで歩き続ける。そんなふうに歩んできましたソレイユが、叶えた一つの夢、アイカツ8!

 

147話 輝きのルミナス

学園祭に向けて、三人組ユニットを組むことにしたあかり、スミレ、ひなき。しかし、ひなきは自分だけアイカツ8に選ばれなかったことに気後れがあり……。

輝きのあり方は1つではない。ひなきが頑張ってきた道の先で手に入れた輝きに、ひなき自身がようやく気づいた。ミューズとして選ばれたの、お前が頑張ってきたからだよ! ひなきぃ!

 

148話 開幕、大スターライト学園祭☆

神谷しおんが……ついに……ステージに……!

よかったなぁ、サブキャラから始まってようやくここまで……えっドリアカああああああハッピィクレッシェンドだあああああああああああ!!!!!

 

150話 星の絆

ここでトライスター………………だと?

かえでかわいい。

 

151話 ステージの光

自分たちの前を行く先輩たちの姿。それは、大きな壁として自分たちの姿を見失わせてしまうこともあるが……どんな成果も歩みの先にしかない。だからこそ、今の自分を信じてあげることが大切。そのことを知っているあかりがひなきとスミレの原動力となるのが、あかり自身の大きな成長を感じるエピソードでした。

ソレイユの壁は厚く、まだ、及ばない。でも、目指して歩いてきた道は楽しくて輝いていたから。

まだまだ、まだまだ、ルミナスのアイカツは続く。

 

152話 出会いに続く道

今、自分たちが成長するために必要なものは何か? それを求めてルミナスは全国ツアーを計画する。珠璃たちの協力を得て、どんどん形作られていくツアー。そのテーマは「出会い」。彼女たちは何と出会い、どう成長していくのか、ルミナスのニューステップは、四年目に続く……!

え、アイカツ格言終わり……?

 

総評

あかり世代、キャラがなんか可愛い。いやもちろんアイカツのアイドルは可愛いが、なんというか、愛らしいというか、めんこいというか。そういう「あったかさ」みたいなもんが感じられる。話の大きな区切りをこの4クールで置かなかったから、結果としてひとりひとりのパーソナリティを比較的丁寧に掘れてるのが大きいのかもしれない。あと、結構弱いところをはっきり描いてくれてる気がする。

先輩たちの未来のあり方を描くなかで、それを見たあかりたちがあゆみを重ねていく様子がしっかり描かれているから、いちご世代とはまた違うアイカツの様子、それがとても親しみ深い四クールだった。

話はあと26話。あかり世代クライマックス、そして、アイカツグランドフィナーレへ。

駆け抜けます、残りのアイカツも全力で!

 

 

 

 

アイカツ気に入ったところの感想(153話〜)

 

153話 とびだそう、広がる世界!

ルミナス、全国ツアー最初の目的地は北海道! 「なまらめんこい」とかいう小岩井ことりのキャラが出てきて「同郷の小岩井ことり……?」とか拡大解釈してしまった。

小さな村で周囲の人ならアイドルみたいに親しまれてきたののとリサ。そんな中、リサはあかりたちと触れ合う中で、熱いアイカツに憧れを持ち始め……。

次回予告がエンディングにあるなんてガンダムXみたいだな。

 

154話 ジャガイモをマイクにもちかえて

このフレーズ久々に聞いたねぇ。

久々に描かれた、普通の女の子がアイドルに変わる瞬間のエピソード。違う世界に踏み出すのは時に、不安もつきまとうけれど、変わろうとしたときにきっと一歩踏み出している。

ののとリサの原点も描かれた、ニュービー達のホントのスタートライン。

 

156話 YOU! GO! KYOTO!!

ここに来て服部ユウ回!

大空あかりにとってのスターライトでの最初の友達であるユウ。交換留学を繰り返す中で、旅アイドルとしてローカルを中心に人気を集めていた彼女が、様々な挑戦を繰り返していたのはあかりを側で見ていたから。

諦めず挑戦し続け、輝くあかりを目指したユウ。今の彼女は、自分らしく輝いている。

ここねとみやびもちょっとぶりに登場。別れを惜しむここね可愛かったな。

 

157話 小悪魔ハプニング

アイドルは、冒険! 自分が知っている何倍も広くて賑やかな世界に羽ばたき始めたリサとのの。一人では心細くても、隣には最高の友達がいて。ドキドキとワクワクを探しに駆け出す二人の姿に、デザインはインスピレーションを覚え……。

駆け出すのはののだけど、リサもかなり前進思考だよね。熱い。

 

159話 ギャラクシー☆スターライト

いやサンライズのスタッフを有効活用しなくても……。

やたらもりもり気合いの入ったドラマでした。ロボの作画良いしシナリオもコンパクトに詰め込んでるし……。

しかし吸血鬼のときも思ったが、スミレ闇落ち似合い過ぎじゃないか?

(よく考えたら制作スタジオ変わってた)

 

160話 夢はパーフェクトアイドル!

パーフェクトアイドル(と呼ばれて入るが今回だけ見ると完全にポンコツお嬢様……)な西園寺つばきが知る、大空あかりの強さのお話。あかり、気づいたらいちご並みにタフネスガールに化けてるな……。誰かに憧れられるアイドルに、あかりはたどり着いていたようで。

そんなあかりを見たつばきは、自分をより高め、ドレスの似合うアイドルになることを誓うのだった。

この回の瀬名翼、やたらキザに見えたね。

あとつばき、コミカライズの主人公なんだね……こういうのは本編だけ見ててもわからんや。

 

163話 ハピネスパーティ♪

アイカツおもちゃ化計画。着せ替え人形という遊びはある週王道だけど、実在のアイドルの人形ってすごいことだな……。

大筋は、笑顔のために頑張る作り手たちのお話。天羽あすかや瀬名翼、そしてダンダイの担当さん。それぞれに頑張るわけがあるのです。

 

165話 ルミナス☆クリスマス

ルミナス全国ツアー、クライマックスはスターライト学園のステージ。雪の中のステージを夢見た何気ない想いが、全国のファンを動かして……。出会いを求めて日本中を飛び回ってきたルミナス。集め集った思いが成し遂げた、奇跡のクリスマスライブ。そして、彼女たちが次に見据えるのは、冬の終わりの先にある、スターライトクイーンカップ……!

雪の運送方法ガバガバ過ぎて笑っちゃった。

 

166話 私が見つけた最初の風

最初に目指した自分は、どんな自分だった?

ついにスターライトクイーンカップの開催宣言がなされる。偉大な先輩たちからの叱咤激励を受け、動き出すアイドルたち。そんな中、「どんなクイーンになりたいか」という問いかけに、スミレうまく答えられないでいた。そんなスミレにあかりとひなきは、自分の想いが最初に生まれた日の話をして……。

忘れちゃいけない憧れの原点。それを思い出したスミレが手にしたのは「クイーンになるため」のプレミアムドレス!

最初にスタートダッシュをきめたのはスミレからでしたというお話。

こんな風に、スミレは周りの人たちの支えで歩いてきたんだなあ。

 

167話 夢のスケッチブック

より良いステージを作るためには、デザイナーとアイドルに信頼関係がいる。

瀬名翼にとって大空あかりは、自らのドレスを一番輝かせてくれるアイドルであり。

大空あかりにとって瀬名翼は、自分を一番輝かせるドレスを作ってくれるデザイナーである。

トップを目指す二人のドリーマーは、互いを最高の相棒としている信頼している! という、熱い相棒関係が描かれた胸熱エピソード。二人が作る舞台に期待が高まるね。

 

168話 ひとつの道と、別れ道

いつも近くにいたからこそ、離れることが怖くなる。北海道組二人が、互いを見つめ直す話。

当たり前に隣にいる人が、突然ライバルだったりになって離れてしまう、というのは、いちごとあおいの関係でもあった話(あれは相当序盤だったけどね)。

変わってく関係にリサが怖くなるのはある種当然だけど、変わらないものもあるんだと気づけたなら。それが、もっと先へ進む勇気になるはず。

変化を恐れなくなった二人は、スターライトクイーンカップにエントリー!

 

169話 ひなきミラクル!

スターライトクイーンカップに向け、プレミアムドレスを考えるひなきは、トップデザイナーの紹介で同じビビットキスを愛好するアイドル、夏樹みくると出会う。

取材の中アイデア出しは順調に進んでいたが、その協力に感謝するあまり期待に応えようとひなきが固くなりすぎてしまう。ひなきらしいなぁ。

そんなひなきにみくるは、自らの経験からくる「後悔しないように」というアドバイスをする。それが、ひなきの殻を破るきっかけになり……。

ここまで我をはっきり出したひなきは初めて見たかもしれない。突き抜けてきましたな〜。

 

170話 アイドルのチカラ

大空あかりの笑顔は、ずっと前から誰かを笑顔にするための笑顔!

プレミアムドレスの制作に悩める瀬名翼。「大空」をモチーフにデザインは進めていたが何かが足りない……そんな時訪ねてきたあかりと話す中で、デザインに足りないものを見つけ……。

あかりの笑顔は、いつだって頑張る誰かに勇気をくれる、アイドルの笑顔。彼女が、最高のアイドルである理由。ドレスという翼をまとったあかりは、まっすぐスターライトクイーンを目指す。

アイドルのチカラってすごいな。瀬名翼じゃなくてもそう思うよ。

 

172話 春のドリアカーニバル!

ドリアカ〜〜〜!!! セイラ〜〜〜〜!!!

ドリアカの面々から見ても、あかりたちはもうすっかり強力なライバルなんだということが節々で描かれた今回。もちろん、ドリアカ組も前と同じなままではなく変化もあり、なんとあのセイラの妹ノエルが編入していた(ちなみにアイドルになることはオンパレードの告知で知ってた……)。

あかりがいちごに憧れたように、セイラからノエルへと憧れのバトンは手渡されている。その本当の始まりはまだまだ先だけれど、きっとその時には、熱量の凄まじい少年記者がネットで僕らに教えてくれらことだろう。

ハッピィクレッシェンド、やっぱすこだ。

 

173話 ダブルミラクル☆

ドリアカの次は……WM!?

ジョニー先生の茶番をはさみつつ、丸70話ぶりくらいのWM揃い踏み。それはきっと、スターライトクイーンを背負い続けてきた美月にとっていろいろな意味の込められたステージなのかもしれないなぁ……なんて。

神崎美月も見守る中で、アイカツのバトンは誰に授けられるのか。本戦がいよいよ始まります。

 

174話 私のMove on now!

周りを気にしすぎちゃいけない、自分を輝かせることを貫かなくちゃ!

至高のオリジナルの前でmove on nowを披露することに緊張するリサの悩みに答えたのは、かつて似た悩みを抱いた珠璃。ステージでの勝負は珠璃に分があったが、自分らしさを強く信じられるリサは、この敗北を糧にもっと前に進めるのだろうと強く信じられる。

美月も認めるくらいだもんな! 行けるで!

 

175話 叶えたい未来たち

一日目を終えて、既に色んな想いがみんなの中にある。

一日目に舞台たった者は、これからに思いを向け、二日目に立つ者は、各々気持ちを確かめていた。どんな人にも、挑む限り平等にあるチャンス。初めて数ヶ月だろうが、一年だろうが、関係はない!

ここねとみやびもやってきて、始まった二日目。

結局、珠璃を超えるアイドルは現れなかったが……手にできなかった未来を目指し、皆また歩き出す。

……レギュラーキャラの曲披露ラッシュを見ると、すごく、最終回が……。

 

176話 いばらの女王

限界を超えなければ頂点には立てない。

だからこそ、それを越えようとしたことには意味がある。

 

177話 未来向きの今

誰かを笑顔にしたいと思った少女が巻き起こした、ひとつのセンセーション。誰も成し遂げたことのないSAアピールを成し遂げ、その輝きは、スターライトクイーンを掴み取り……。

夢を叶えた一人の少女。ファンから、友達から、パートナーから、憧れの先輩から……あらゆる人たちの祝福を受けたあかりだったが、その目は既に、未来に向いていて……。

いろいろやばかったが特にやばかったのはひなきが泣くとこといちごに抱きしめられるとこでした。

 

178話 最高のプレゼント

あかりが憧れたその背中は、いつの間にか、たどり着きたい目標になっていて。

遠くから見ていた夢が、いつの間にか、その背中に手が伸びていて。

大空あかりは、星宮いちごの元へたどり着く。

憧れのリレーが紡いできた夢が、また一つ叶って。

先輩と並び立ったその先でも、アイカツは続いていく!

最終回でなんでこいつらマラソンしてるんだと思いもしたが、崖登ってるしこれはアイカツだね。

賑やかオールスターに囲まれながら、とにもかくにも、アイカツ全178話、これにて視聴完了!

素敵な作品、ありがとうございました!

 

 

 

総評

アイカツは、誰かに憧れられた女の子が、やがてそれを自分の夢とし、叶えようとする。そんな、アイドルの、

輝きがつないだ思いのリレーの物語でした。

この作品に出てくるアイドルは皆、夢を持っていて、それを叶えようと頑張っています。そんな頑張る姿がまた誰かの夢に光を与え、道を照らしまた誰かが走り出す。

美月にいちごが憧れ、そんないちごにあかりが憧れ、きっとまた誰かがあかりに憧れ、続いていくのでしょう。

前を向く少女たちが、時に明るく、時に真剣に、時にちょっぴり変な風に、楽しくも熱く描いてきた178話。

見終わったとき、少しだけ心が暖かくなれる、そんな優しくきれいな作品でした。

これからも、彼女たちがアイカツし続けることを祈っております!

 

 

 

 

アイカツスターズ気に入ったところの感想(1年目)

 

1話 ゆめのはじまり

夢は叶えるためにある!

ということで始まった新作スターズ。アイドルに憧れるところから始まった無印とは違い、新主人公ゆめははじめから四ツ星学園のトップスター、S4に夢中。そんな彼女たちをめざして友達の小春と入学するところから物語が始まる。

話としては初ステージで大きな成功を収めるまでの割とスタンダードな導入。とはいえ濃そうな先生メンツ、声の聞いたことの有りすぎるS4、男子生徒の存在、そしてゆめのステージ記憶ロスト&気絶など気になる要素は割とモリモリ。

滑り出し好調で期待は大。

 

2話 ふたりはライバル!

「言うだけのことはある女」、桜庭ローラ回。

向上心の高さと負けん気の強さ、我はちょっと強いけど、それを差し引いてもいいキャラだ。

そしてゆめのステージに関するコメントに憤るところも真摯で良し。

とはいえゆめの退学話が出てきたりと、なんだかスターズは不穏な要素もぼちぼち……。

一話のゆめのステージは何だったんだろうか? 謎は深まるばかり……。

 

3話 わたし色の空へ

やりたいことをやりたいと思い、貫くのは、案外大変なこと。夢の形を探し直すS4の話を聞いて、組決めオーディションに迷うゆめだったが、(有名アイドルだったらしい)野郎の話で迷いを振り切る。

M4……モンスト上手い四人組か……?(違う)

 

4話 いつだって100%!

序盤は学びの回が続くのかな? 今回はTV番組の裏方手伝い。肉体労働に少し拗ねていたゆめは、先輩の言葉を受け、裏方仕事の意義を学ぶ。

ゆめ、結構お調子者だ……。

 

5話 マイ ドレスメイク!

筐体が印刷式になったからデータでドレスをいじれるようになったのか……。

今回のテーマは「いいドレス」とは何か。トップモデル夜空の言葉を受け、勉強に励みいいドレスデザイン学ぶ。それでもデザインに行き詰まるが……ゆずのステージに向けた取り組みに教訓を得る。

がむしゃらにでもかけ出せるゆめのひたむきさ、ライバルに対し激励を飛ばすローラの関係性、いいね。

 

6話 ROCK! ロック ガールズ!

今回はドラマじゃ!

翼先輩回かと思ったらすばる回だったね! 演技のアドバイスはもらうし抱きしめられるしすごいね存在感!

あこのキャラ紹介があるかと思ったらそんなことはなかった。

てか楽器弾くS4すご……。

 

7話 シンプル イズ ザ ベスト!

個性って、なんだ!?

『個性的』なアイドル募集オーディションに挑むローラ。考えれば考えるほど、個性とは何かがわからなくなってしまうが……。

渋いお菓子が好きで、かっこいいドレスが好き。ローラ、主人公より掘り下げ進んでないかい? ラストとかかわいかったなぁ。

担任響アンナ先生のアシストもあり、ローラは三人の中では一歩前進かな。

 

8話 小さな輝き

びっくり箱の小春ちゃんの、最初の一歩。

優しくて人を思いやれる変わりに、少し自身がない小春。だからこそゆめみたいな友人は大きいのだろうなぁ〜と思った。

ゆめの真っ直ぐな肯定を受け、オーディションの審査員特別賞を手にした小春。土壇場でミスをあんなふうに切り抜けれるとは……すごい。

 

9話 ミラクルガールズ☆

アスレチックを見るとアイカツ味を感じる……なぜだ……。

ゆめ、いい子だけどアイドルとしてはやや出遅れてんな。大丈夫かな?

 

10話 ゆめのスタートライン!

出遅れてるって言ったばっかだろうが加減しろ馬鹿!!!

なぜか偉大な先輩ひめのソロライブの代打バッターとして選ばれてしまったゆめ。当然チケットはさばけず、雲行きはどんどん悪い方に……。

一度は歌う意味すら見失いかけたが、すばるの言葉を受け、たとえ少ない観客のためでも全力を尽くすことを決める。

迎えた本番、親や世話になったスタッフ、仲間たちが見守る中見せたステージは、まるで初めてたった舞台のときのようで……。

ひとまず成功で終わった夢のライブ。しかしその裏で、不穏な動きを見せる学園長。その口から出てきたのは「チカラ」だとの「今後のアイドル生命」だのとかいう不穏なワード。

アイカツスターズ……一筋縄じゃ行かなそうだぜ……。

 

11話 密着! 白鳥ひめの一日

アイカツはな……努力なんだよ!

憧れの先輩、ひめの強さを知る回。無印でもあったなぁ……こんな感じの話。

激辛カレーを制服で食べる勇気はすごいと思う。

 

14話 真昼の決闘!

香澄兄妹……恐ろしい兄妹……!

才色兼備な姉と、そんな姉を追いかける妹。遠くの姉をそれでも追いかけようとする真昼は、姉の夜空に「前にいよう」とする意思を与えていたりもして。

なんとなく遠い距離感はあっても、そこにはそこはかとなく絆を感じられる。

 

15話 月と太陽

香澄姉妹編後半。幼心が作ってしまった二人の溝を、ゆっくり埋めるお話。

ちゃんと互いが互いを見てたのに、案外そういうのが伝わってなかったりもするんだよね。

二人で見た夢は変わらない。でもこれからは、キチンとした、ライバル!

 

18話 ゆりちゃんと一緒

人気でたら忙しくなる幹部の制度、絶対間違ってると思うんですけど……。

中学生とは思えぬ雰囲気で自分を魅了してくることに定評がある有莉先輩回。半分くらいは。

幹部の手伝いから着想を得て、草の根アイカツに挑むゆめ。学びはとはどこにでも転がっていて、得たものをどう使うかが大事ってことだね。

コツコツ地道にファンを集め、開催したミニライブは大成功! しかし疲労感は尋常ではなく……?

ステージ後の異常な疲労はなんとかつてのひめにも見られたそうで。いったい、ゆめには何があるってんだ。

 

21話 勝ちたいキモチ

たった1つのCDデビュー枠をかけた、歌組内オーディション勃発。

アンナ先生の無茶ぶりに近い特訓を乗り越え、最終選考にローラと残ったゆめだったが、確かにある実力差に心は打ちのめされていて……。

「いつも以上」を出し切って合格を掴み取ったゆめ。けれどその体には強い疲労の色が。

ひめ先輩からは必要以上に力を出そうとするなと警告されるし、学園長は「悲劇」とか言い出すしで、ゆめのデビューが決まったというのに、話は不穏な要素だらけ。

怖い。怖すぎる。

 

22話 憧れへ続く道

学園長の裏工作により、ひめと同じ日にCDを発売することになってしまったゆめ。

CD発売までの様々な活動の中で、ゆめはひめという先輩の凄さを改めて思い知り……悔しい、という思いを抱く。

ゆめが憧れのひめ先輩のことを、自らが歩む道の先にいると思えた回。先は遠くとも、並び立つものが見えたのならば、きっとゆめにとって、大きな意義があるだろう。

ただ、ひめの嫌な過去も見え隠れしたりもして……。

アイカツ見始めて初めてくらいに胃がキリキリしてるわ。

 

(ここで劇場版アイカツスターズの時系列に気づく)

 

劇場版アイカツスターズ

時系列は18話の後。18話のあと(大事なことなので)。

すれ違いと喧嘩から始まる、二人の女の子の友情のお話。

ローラとゆめ、同じ夢を追う、絶対どちらかがどちらかを蹴落とさなくちゃいけないライバルなんだけど、互いにリスペクトがあり、友情も強く感じてるんだよね。だからこそローラはユニット組まないなんて言っちゃうし、それにゆめが本気で傷ついちゃうし……。

どんなことがあっても決して離れない二人の話も良かったけど、あこ&小春のユニークコンビや、ある意味一番大人な選択をした真昼(もしオーディションに勝ってれば姉と同じ舞台だったんだもんな……)、アドバイスをくれたM4など、レギュラーキャラもいい味出してた。

なにより劇場版はステージがすごかった! EpisodeSoloの始まり方なんて本物のライブみたいにすごかったし、ゆめローラのステージもアピールラッシュで楽しいもんでした。

学園長の心理変化も少し見えて、いい本編保管話だったと思います。

 

同時上映 ねらわれた魔法のアイカツ!カード

あかりからヒカリまでのオールスターでお送りするドタバタ映画収録。学園から宇宙の果てまで駆け巡るトンデモ映画ですが、みやびとここねが結婚したり、かえでや蘭の服が良かったり、セイラがよくわかんないこと言ってたりと楽しい作品なのは間違いなかった。

ラストのLIVEシーンは物量に押しつぶされたぜ……。

 

23話 ツンドラの歌姫、降臨!

ドリーミングバードすこだ。

 

24話 笑顔はなないろ☆

笑顔の学園長を見れる回。

香澄真昼、もしかしてポンコツなんじゃないか……?

 

25話 ブロードウェイ☆ドリーム

作り出せブロードウェイ!

学園祭、裏方まで全部アイドルで構成された舞台をやることに。レギュラーメンバー全員での団結に、過去のゲストも登場したりと一年目前半戦の締めくくりのような回。

ところでM4くん、君たちアイドルなのにフラグたてしまくってるけどいいの? いやそれ女子側も何だけど……。

 

26話 奪えない夢

身体に少しハンデを抱えるリリィ。自らの現状を知りつつも、自分の歩幅で歩いていくと静かに語る彼女の姿は、冷たい空気の中にかなり熱いものを感じさせる。

まだまだ精神的に未熟なところも多いゆめにとって、良き先輩になるかもしれないなぁ。

……オープニング変わったの、超悲しい。

 

27話 小さなドレスの物語

虹野ゆめにはひめへの憧れ「しかない」というお話。

具体的な目標もなく、憧れだけが先行して場当たり的にいろんなことを乗り越えてきていたという、ゆめのアイドルとしての危うさが見えた。リリィたちの言葉もあり、自分らしいS4としての目標を探し始めるきっかけにはなったが……逆に言うと、ふわふわした心持ちでここまでゆめがやってこれたのはどうしてか?

一方すばるは学園長から「ゆめのことについて何も探らないでほしい」と頼まれ……。

ゆめのためだという学園長。その真意はどこにある?

 

28話 ハロウィン★マジック

学園長、多分本当はいい人なんだろうなぁ……。

 

29話 本当のライバル

良き友で、良きライバルで、だからこそ負けたくないとは思うけれど。だからといって同じ尺度にこだわってしまうのも良くない……という回。

ローラとゆめには努力量とかそういうもの以前の確かな違いがあって、まずそれを受け止めてなければいけないのかもしれないなあ……。

尺度を同じすることだけが競うあうことではない。歩む道は違うとしても、張り合えるものはある。

自分らしさ、ゆめもぶち当たっている課題だけれども、ローラも見つける必要があるのかもしれないね。

 

30話 七色のキャンディ

幼馴染とのビターなお別れ。

海外に行ってしまう小春ために披露したステージで、ゆめは体調不良で倒れてしまい……お別れの言葉はきちんと伝えられず、心配させたまま別れてしまって……。

そしてひめから告げられるゆめのもつ力のお話。実力以上の力を引っ張り出そうとすると来てしまう反動。アイカツシステムに選ばれたとはどういうことなのか?

ともあれ、大きな失敗がトラウマになったゆめは、もう二度と同じ失敗をしないと誓う。しかし一方で、幼馴染とのお別れは、彼女のメンタルにゆらぎを与えていた。

なんとなく全容の見え始めたお話。ゆめのアイカツは、ここからどうなるのか?

 

31話 はばたけ、SKY-GIRL!

真昼がツバサ、夜空と並び立つ一つの挑戦。

ツバサの提案でS4二人と舞台に立つことになった真昼。ユニットの活動を通し、メンバーのためになにかしようとすることで大きな成長を遂げた回であった。

真昼は順調なんだけど……ゆめ、ローラも小春も近くにいなくて大丈夫か?

 

32話 進め!ゆずこしょう!

ゆめが立ち直れた……良かったわ……。

小春がいなくなってから、ずっと塞ぎ込み気味だったゆめ。それは、失敗への恐れからくるもの。

しかし、心配したあこに引っ張り上げられたことでゆめは周りにいる支えてくれる存在に気づき始める。あこお前いいやつだったのか!

支えてもらった文で舞台で返すため、ゆめはもう一度立ち上がる決意を固めた。

……優勝ユニット、超予想外。

 

33話 迷子のローラ!?

どれだけ特訓を重ねても、ゆめの背中に追いつけず苦悩するローラ。それは、ゆめと自分を比べる中で気づかず自分を信じられなくなりつつあったのだ……。

我を貫くリリィの姿と、ロックのレジェンドの言葉を受け、自分の歩む道を信じなければいけないということに気づいたローラ。

ゆめと比べることなく、まず自分の道をあるき出す決意。ようやく彼女も前を向けるだろう……。

 

34話 おしゃれガールズレッスン

香澄真昼、高校生の舎弟ができる。

メンタルカチコチになってるし優しいなぁこの子……。

ていうかオープニング変わるの早いな!

 

35話 選ばれし星たち

虹野ゆめ、試練の時。

今まで積み上げてきた輝きは自分の力とも言い切れぬ不思議なもののおかげ、おまけにそれに頼り続ければ歌後手を失う可能性もあり……失敗への恐れ、不安、自身の喪失。いろんなマイナス要素が重なって、ゆめのメンタルは不安定になっていた。

しかし学園長はそれでもゆめに強く輝き続けることを求める。「折れてしまうなら折れてしまうほうがいい」ぐらいは思ってるのかもしれない。

ひめの支えもあり、なんとか力に頼らずステージを成し遂げることはできたが……この先、一人でしっかり立てるようになれるのだろうか?

 

36話 虹の向こうへ

学園長、無茶ぶりをする。

強制的にソロステージに立つことが決まったゆめ。不安と恐怖、それを打ち払うために必要なのは自分は力にたよな楽でも大丈夫だと信じられること。

それは、一人では難しくても……ゆめには、支えてくれる仲間がいる!

大丈夫だと言ってくれるみんなのおかげで、大丈夫だと信じることのできたゆめ。

この成功経験が、これからの夢を支えてくれることでしょう……。

よかった。一段落だ〜……。

 

37話 トキメキ!クリスマス

なんでも手作りクリスマス!

S4のクリスマスステージの告知を見て自分でもやりたくなったゆめが、ローラたちと共に全力で自分たちのステージをプロデュースする。キラキラ輝く星を目指し、できることを探し続けるゆめ。結構良くも悪くも体が先に動く、目の前のことに全力なタイプだった夢だけど、これまでの経験からかそれがかなりいい感じに出てたよなあ。成長だ。

そして、迷いを振り切りまっすぐ上を見上げるゆめの姿にすばるはときめきを感じ……れ、恋愛フラグだ〜〜〜!?!?!?

 

39話 四ツ星学園、危機一髪!?

お前の経営ミスの打開策を生徒に委ねんじゃねぇ!!!

学園の経営危機にスポンサーを求め、ブランドデザイナーオーディションに参加することになった白銀リリィ。

強く一人で立とうとするあまり、人に頼ることを忘れてしまっていたリリィが、友の存在に気づくお話。

強さのそばには誰かが必要だったりもするのだ。

ブランドを持ったリリィの次の夢はS4。歌組はゆめローラリリィの三つ巴か。それとも……?

 

40話 プリンセスダイヤを追え!!

有莉先輩の! 悪役演技!

 

42話 幼なじみのふたり

違う魅力を持つ幼馴染二人の、約束と憧れ。

全然違うからこそ互いが互いを認め合えるんだよな〜というリリィとゆずの関係性。太陽と思っているのがリリィだけじゃなくゆずもっていうのがこの二人って感じでいいよね。

 

43話 チョコっと歌に込める想い☆

ゆめからのチョコは……普通にほしいわ……。

バレンタインに大型音楽番組にゆめが出場するとなった瞬間アドバイスしにいくすばるきゅん。だいぶ心惹かれておりますが、まあ仕事にプラスの影響出てるしいいのかな……?

ゆめ本人はそんなことに梅雨も気づかず、すばるをライバルとして認定。走り続けるゆめの目には、空に輝く一番星だけが映っている。

まあそんなゆめだからすばるは好きなのかもな!

 

45話 あこ、まっしぐら!

前に進むためにグリッターを求めるのもアイカツであるし、ファンを喜ばせようと思うのもアイカツである。

終わったあとですら悩み続けたあこの悩みは正しいし、それでも選んだことは大きな資産。

そして物語はついにs4戦へ。

 

46話 炎のS4決定戦!

47話 香澄姉妹、対決!

去りゆく先輩と、追いかける後輩の今がぶつかり合う大舞台。

卒業する先輩を強く送り出したいと思う人もいれば、去り際こそ上を行かねばならぬと思う人もいる。超えたいと願ってきたことを、叶えたいと思う子も。

勝利と敗北と掴み取ったもの、あるいは逆に来る別れ。

今日一番輝いていたアイドルが決まったあとは、またそれぞれの道が始まるわけで。

いつかまた、彼女たちが同じ舞台で競う日が来るのがとても楽しみだ。

 

48話 わたしだけの歌

49話 一番星になれ!

S4決定戦、最終日は、激戦確実の歌組。

リリィ、ローラ、ゆめ。それぞれが皆のステージに影響され、自らの歌に想いを込める。一人一人が積み上げてきた努力で煌めくステージに、ひめは感銘を受け……。

果敢に挑んだリリィ、自分らしさを引き出したローラ、目指すべき道を突き進んだゆめ、そして、そんな輝きすべての行く先を照らす星となったひめ!

結果ひめが一位。新S4はゆめ。

願いはかなったが、悔しさの残るゆめに、ひめは言う。ゆめの輝きは、頑張る誰かを元気にするものなのだと。

歩む道は一区切り。けれど未来はまだまだ続く。

いつかのステージの再会を祈り、ゆめはこれからもアイカツするのでした。

 

50話 最強のLIVE!

いよいよ卒業シーズン。

S4の役割も引き継がれ、世代交代ももう間近。

「ありがとう」を伝えるパーティを目前に、S4が思うのは今までのこと。

どれだけ輝かしき彼女たちでさえ、一人で立ってきたわけではない。頼れる仲間が近くにいたから、きっとここまでやってこれたのだ。

最後の四人でのステージは「Episode Solo」。一人でも輝けるアイドルが、集ってできるグッドコラボレーション!

そんなこんなで、アイカツスターズも一区切り。

次回予告は……い、意味わからん。

 

 

 

総評

総じていうと、かなりいいなってところちょっとうーん……という部分が共存してる作品。ただうーんなところは違う評価点にもつながってたので、総合的には好き。

気になった点は、初期からキャラが多いこと。特にS4の掘り下げに序盤使ったのもあってゆめたち新人の掘り下げがちょっと薄くて、スタートが少し重かった。あと外に向けた仕事の回が無印より少なめで、アイドルの自分との戦い、のような話が多め(ここはあくまで、路線の違いで好みの差だけど、お仕事回はアイカツの良さに感じてたので少し悲しみ)。ただこのへんは、キャラの多さは後半の話をキャラの関係性で見せる点に活きてたし、エピソードはアイドルの心象を掘り下げるものになってたと思う。

んで、一番気になってたのはゆめの良くも悪くも場当たり的に行動する、未熟な部分だったんだけれど、これも後半できちんとその弱い点に話が突っ込んで、実力が先行してた状態からメンタルをしっかり鍛え上げてきた。というかゆめに試練が出てくる3クール目くらいから如実に面白くなったと思う。

いいところは作画の良さ、ストレートに熱い主題歌、あと山あり谷ありの成長物としてかなり王道に描いていたところ。シナリオ上よく涙が出るくらい、まっすぐ感情をぶつけ合う青臭いドラマはキラキラしただけではない空気感でとても好みでした。

キャラも関係性がしっかりしててペアではえるような組み合わせが多かったのはかなり楽しかった。先輩のキャラを増やし競争を積極的に話を取り入れることでスポ根としての盛り上がりはかなり出てたと思う。

長めの仕込みの序盤が少し盛り上がりに欠けた分、ギアがかかってキャラに愛着が湧いてきてからの盛り上がりは十分な作品。どうしても序盤は無印と比べていたけれど、後半になれば無印とも違うスターズの良さが出ていた。

うんうん、これもまた一つのアイカツだね、と思える一年目だったのは、間違いない。二年目も期待。

 

 

アイカツスターズ気に入ったところの感想(51話〜100話)

 

51話 パーフェクトアイドル エルザ

黒 船 来 航(黒くはない)。

新たなライバルは、海の向こうからやってくる。

パーフェクトアイドルエルザを主とする、選ばれしパーフェクトなアイドルたちの船ヴィーナスアーク。日本に来たのは、ひめをスカウトするためのようで……。

それだけに飽き足らず、エルザはゆめにも手を差し出す。断るゆめに、エルザが見せたのは、完璧と言われるステージ。

アイドル海賊が本編にもたらす波乱は何か? 大波乱の幕開け。

……あこ……頑張れ……。

 

52話 狙われたアイドル!?

エサにしようと思ってたアイドルが思ってたよりやるやんけ、という話。

腹黒も傲慢な態度も兼ね備えるエルザ、純粋なライバルつーかだいぶ悪役。てか敵やんね。ていうか小春おい、ついていくのそいつでいいんか。いいのか。なんとなく経緯はわかるけどいいのか。

そしてゆめは立派な先輩になりつつあるけれど……上を見上げるひめを見て、足りないものを探し始める。

世界が見せたのは、より遠い場所に行かねばという使命感でした。

 

53話 オープンセサミ!星のツバサを手に入れろ!

なるほど二年目のキーポイントはドレスか!

エルザのステージに刺激され、プレミアムレアドレス制作に取り掛かったリリィ。ゆめもまた、エルザの言葉から自身のブランドのドレス制作に注力していた。

友の協力により、渾身のドレスを作り上げたリリィ。それは、ステージにおいて大きな輝きを見せ……。

翼を授かったリリィ。今シーズンは羽を生やしに行こうというわけだな!

 

54話 きらら☆フワフワ〜なアイドル

あこ大丈夫だお前は気づいた伸びしろだお前の向上心なら絶対いつか成果をあげるから頑張れ頑張れふわふわ野郎にも勝てるきっと。

 

55話 行っちゃお☆ヴィーナスアーク!

ヴィーナスアークに留学開始。船上の学園で繰り広げられていたのは、ジャンル複合のハイテクレッスン。

示された正解の中ですべての実力を磨き、すり潰される中で個性を磨き、パーフェクトな頂へと至る……それがだいたいエルザの考えらしい。

いちいち鼻につくし傲慢な奴らだけれども、実力は本物。

足りない知識と実力を、目の前の強力なライバルから得るための日々が始まる。

しかしヴィーナスアークお前らは小言を言わねぇと会話できねぇのか〜〜〜!?!?!?!?!?

腹立つぜ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!

 

56話 キャツ!と注意報

真昼はちゃんと伸びしろ見つけてるのにあこお前、努力の方向を間違うな。それかませルートだぞ。

 

57話 キラキラ☆お散歩びより

染められた正解の中で、個性を掴み取り磨き上げるのがヴィーナスアークのアイカツ。それは、競争社会である芸能界を強く生き抜く他の考え方だが……すなわち、他者を蹴落としてでも、というところが前提にあるわけで。

弱肉強食の世界で図太く主役であろうとするキララに対してローラ示したのは、助け合いの精神。

パーフェクトな船の中にないものが、ローラたちのアイカツにはあるのだ。

そうして新人のフォローを完璧にこなしたローラに、ツバサは一つの可能性を感じたようで……?

ヴィーナスアーク、なんか口悪い多いとか思ったら育成方針の問題だったわ。

 

58話 ミラクルオーディション!!

ただパーフェクトなのではない。パーフェクトであろうとするからパーフェクトなのだ。

パーフェクトアイドルエルザの勝利への自信は、確かな積み重ねの先にあるのかもしれない……という回。

絶対的な自信は歩んできた道の確かな長さを示しているようで。傲慢とはいえやはり強力なライバルなのは確かなのだろうな。

 

59話 あなたにも輝きを

ブランドのドレスに込める思いは、輝き!

アイドルとして大きく成長したゆめだが、新たな課題はドレス制作。デザイナーとしてはまだまだ未熟なゆめ。しかし、世界一を目指すなら、そこは逃してはならぬゆめの伸びしろ。

エルザからも発破をかけられ、ゆめは目標に向けた一歩を踏み出した。

ゆめがめちゃくちゃ成長していて泣きそうだった。

あとスターダム、とてもゆめらしい歌だなあとしみじみ思った。

 

60話 密着!エルザフォルテの世界

信じるものに厳格で、故にときに残酷なエルザの考え方。強く一人で輝く姿は同じ強き者にとっては道標だが……ではそうでないものにとっては?

エルザひたすら前を向き旅人に道を示す一等星。でもゆめは、折れそうな人の背中を押し、輝きを向かうための強さを分け与えることができる。それは、エルザにはない力。

エルザとゆめの対比、59、60話で示された感じだな。

 

61話 好き!って気持ち

乙女心を整理したら新たなフラグが立ったでござる。

 

62話 ゴーイング・マイウェイで!

桜庭ローラに受け継がれるスパイスコード。迷いの中でも続けてきた努力によって、ローラにブレない力を身に着けていた!

桜庭ローラの成長の一つの成果。頂点への道筋に、桜庭ローラも参戦だ。

 

64話 星に願いを

眩しい一番星に憧れた者と、目指した者の物語。

自分の道を歩み姉を越えようと進み続けた香澄真昼は、姉に憧れるだけではなく、憧れられるようにもなっていて、遠い輝きだった姉と並び立っていた。

憧れを誰だって追いかけられる。その強い思いは、真昼に星の翼を授ける!

 

65話 のってこ♪ニューウェーブ

ブレないローラの強さがデザインへ。それがステージで歌われるなら、星の翼が生えるのは当然だよなぁ!?

エルザ主体のイベント、ヴィーナスウェーブ開催。招待されたローラは、とびきりのプレミアムレアドレスでステージに挑む。

変わり続ける強さ、自分の道を歩見続ける覚悟、世界に向け、桜庭ローラは存在感を示した。

ローラ、ここ数話は大活躍だな。

 

67話 夏だ!プールだ!宝探しだゾ☆

ゆず覚醒の裏側で明らかになるエルザの野望。星の翼が9つ揃ったとき、太陽のドレスが生まれる! どういうメカニズムだ。

そしてしれっと先代S4再結成。ええんか!?

 

69話 広げよう、アイカツの「WA」!

70話 ジャングルカツドウ!

劇場版の舞台で、今度は無印コラボ回。

四ツ葉さん声優ネタやトライスター、斧に崖上りに……と無印ファンに懐かしいであろうネタの嵐。ダイヤモンドハッピーが流れるとは思ってなかったぜ。

話は賑やかなお祭りだけど、そんな中でも節々に感じる2つのアイカツ学校の同じ心持ち。

憧れがつないできたアイカツの道。いちごがあかりがたどり着いたように、ゆめもきっとたどり着ける。

これまでの道のりをそっと肯定するような暖かい回でしたね。

 

71話 さよなら、小春ちゃん!?

ヴィーナスアーク出港……!?

突然の留学期間終了。小春帰還、アリス参戦、きららは迷子。

帰ってきた小春はゆめに自分の夢を告げる。それは、一番星になったゆめに自分のドレスを着てほしいというもので……。

世界を知り、目指すべき空を知ったゆめのアイカツ。新たに頂きを目指す理由も見つけ、アイカツの舞台は再び四ツ星学園へ……。

 

72話 二人の一番星☆

大胆な告白は女の子の特権。

変わって言うものの中で、絶対に変わらない大切なもの。ゆめを追いかける小春はなんて健気なんだろうか。

 

74話 ふわもこ☆フレンズ

あこ、いろんな衣装を着るの回。かわいいぞ。

そしてダブルミューズ正式化。お前、いつ船に帰ったんだ……。

 

75話 香澄家の休日

香澄真昼の可愛くてかっこいい一日。可愛いね、可愛いね!!!

ところできらら、なんか丸くなった?

 

76話 妖精アイドル 双葉アリア♪

ミュージックオブドリーム…………やば…………………。

ひめのブランドの後継者として現れたのは、自然の音色を奏でるナチュラルフェアリー、双葉アリア!

ふわりとした立ち振る舞いとほわほわした言動だが、たしかに紡ぐ世界は魅力的で、しかもいきなり星の翼を生やしますという……。

とんでもライバル、さらに参戦。クライマックスへ向けてラストスパート!

 

77話 花言葉にのせて♪

故郷の広大な自然を原点に持つ双葉アリア。けれど自分の輝きがよりたくさんの人を笑顔にできることを知り、その目線はより広い世界に向けられ……さらなる飛躍を望むアリアはエルザから差し伸べられた手を取った。

双葉アリア、ヴィーナスアークに参戦!

このフェアリー、いきなり出てきたのに、強すぎる……。

 

78話 ようこそパーフェクトマザー!

パーフェクトアイドル、エルザのあこがれの原点。それは、数々の異形を打ち立てた自分の母親。かつての母と同じように、太陽のドレスを手に入れ、パーフェクトなアイドルになれば、きっと母親に抱きしめてもらえるのではないか……? 彼女の始まりは、そんな小さな願いからだった。

結局、母にステージを見てもらえなかったエルザは、更に完璧を目指す。

その向上心がまねくのは、果たして……?

エルザであってもその憧れは意外と素朴なことからなんだなあと思えた回。

 

80話 騎崎レイの誓い

そのアイカツはなんのため? 誰のため?

レイのアイカツは、エルザのため!

通りも理屈も信念で弾き飛ばす、忠誠を誓った騎士のアイカツ。ただ一人のためだけに、星の翼を手に入れるとんでも野郎。

とにもかくにも翼は揃った。話はいよいよ、クライマックス……?

 

81話 素敵なSを探して

つまり香澄真昼はこちょこちょに弱い。

 

82話 恋するアイカツ

目標は世界一で、憧れられるS4で、ブランドも背負っていて……前に進めば進むほど、その肩に増えていく責任感。それは、ゆめのアイカツに大変さを与えるばかりで……。

アリアの姿で思い出す、始めたばかりのドキドキワクワク。

誰よりも自分が楽しむことということも、アイカツには大切なこと。

 

83話 リリィと王子様

先輩のロミオ……見たかったな…………。

 

84話 夢は一緒に

エルザのためにアイカツを頑張るきらら。ではその前提が失われてしまったら?

パフォーマンスは誰に向けられるのか、それは見失ってはいけない大切なこと。あこは、その答えを知っている。

あこはツンデレ猫。かわいいね。

 

85話 輝きを渡そう

久々に出たオーディションで気づく、踏み出し始めた頃の不安と迷い。

レインボーベリーパルフェに込めたいと願った、みんなへのエール。やがてそれは、一つの歌になる。

ミュージックオブドリームは、虹野ゆめの輝き方そのものなのかもしれない。

 

86話 涙の数だけ

アイカツランキングを駆け上がり決勝を目指すローラ。順位逆転をかけて挑む大舞台には、なんとエルザもエントリー。

実力の差を感じ一度は戦意が折れかけるが、似た境遇のマラソンランナーと出会い、挑戦を決意する。

フェス本番、持てる力すべてを出し切ったローラだったが、エルザは本番中に太陽のドレスを手に入れ……。

全力を出しなお届かぬ高い壁。敗北は悔しく、けれど、その中で確かに得たものもあり……。

この涙が、またローラを強くするのだろう。

がんばれ、がんばれ。

 

87話 ありがとう♪メリクリ!

今年もやってきましたクリスマス。今年はヴィーナスアークと共同で、小春もいるより賑やかな催しに。

地域イベントへの協力の中、あこが自分の思いに気づいたり、ローラにスカウトが来たりとほんの少しの進展もあり……?

ありがとうが紡いだ素敵な聖夜。ただひとりその輪の中にいないのは、目標にたどり着いたエルザただ一人……。

不思議なもんで、勝った負けたはその後の全てじゃなかったりもするんだよな……。

 

90話 ヴィーナス クライシス!

ヴィーナスアーク、解散!?

太陽のドレスを手にいれ、目標を成し遂げたエルザは、ヴィーナスアークの解散を誰にも相談することなく宣言する。

当然ヴィーナスアーク内では動揺が広がるが、エルザは聞く耳を持たない。

そんな中きららとレイはエルザに自分たちを見てもらうためにイベントに参加し……。

日本に来てからの心持ちの変化や成長を感じた回。

彼女たちのアイカツは、エルザに届くのか? 全ては決勝トーナメントに託された。

 

91話 ハッスル♪アイドル修行☆

四ツ星随一のストイックな努力家香澄真昼と、アイカツを誰よりも楽しむ妖精双葉アリア。

苦しい訓練をも成長のためにこなし続ける真昼の姿に、どうしてそこまで頑張れるのかと疑問を覚える。

その疑問を晴らすために真昼の特訓に付き合う中で、はじめて「悔しい」という気持ちを覚えたアリア。

困難の先にしかない、楽しさは確かにある。それは時に痛みは伴うが……そんなふうに頑張っている自分を、しっかり認めて前に進むことが大切。真昼の姿に、アリアはステップアップのための大きな学びを得た。

そして真昼もまた、アリアから自分を認める大切さを学び……決勝に向けた大舞台、真昼は確かな勝利を掴み取った。

楽しいと努力が生み出すものの大きさ。アイカツシリーズの良さを感じる一話だった気がする。

 

92話 私たちのエピソードソロ

決勝トーナメントの出場者が決定。近づく決戦に覚悟を決める中、ゆずの提案で任期終了前にS4で大型ライブをすることに。

その準備の中、先代S4との節分を過ごす中で、後輩たちは自らの心の弱さを吐露し、前に進むために向き合う。同じ頃、ヴィーナスアークではきららがエルザから不器用な叱咤激励を受けており……。

勝者と敗者が決まることは、ときに誰かが苦悩葛藤を抱えることになる。そんな時、前に進むきっかけは、周りの誰かからもらうのかもしれない。

たくさんの人との出会いが紡いだ物語。その軌跡を確かめるように、ゆめたちはエピソードソロを歌う。

一年も、もうすぐ締めくくり……最終回か……。

 

94話 真昼の輝き

香澄真昼VSエルザ、開幕。

完璧な太陽に、何を持って挑むのか。悩む真昼を訪ねてきたのは、いつだかの真昼ファンのスーザンたちで……。

積み上げてきたものすべてでぶつかった真昼。やりきった満足と、負けたことへの少しの悔しさ。

けれど終わりなんかは訪れない。仲間と、ライバルと、これからも続いていく。

負けた真昼はその先を見据えているというのに……勝ったエルザは、終わりを見ている。おかしな話だ。

 

95話 孤独な太陽

アイカツランキングで優勝したら、アイドルをやめる……。

エルザの唐突な引退宣言に周囲の心は揺れる。

アイカツの最奥に到達したと見てか、エルザは勝利を確信していた。そんなエルザにアイドルをやめさせないために、ゆめは、勝利の術を探す。

仲間たちの言葉を受け、当日に向けコンディションを仕上げていくが、勝利のカギは見つからない。

迎えた本番当日。エルザのステージを見届けたゆめは、ひめからかけられた言葉になにか引っかかるものを感じ……?

 

96話 みんなで輝く!

決勝のエルザのステージは完璧だった。けれどそれは、なんのための完璧だったのか?

母に憧れ、母に憧れることを求めた。完璧を追求し、太陽のドレスを手に入れた。そうして手に入れた輝きに、果たしてエルザは何か想いを込めていたのだろうか?

ゆめには、それがあった。舞台の上で表現したい想いが。「みんなで輝きたい」という、ずっと抱き続けていた想いが。

仲間への、先輩への、ファンへの想い。そして、エルザへの想い。ゆめに太陽のドレスをもたらしたのは、ゆめを勝利に導いたのは、きっとそんな想いなのだ。

敗北したエルザを迎えたのは、ヴィーナスアークの三人と、母親の姿。ずっと望んでいた母からの言葉を受け取り、いつの間にか手にしていた友の存在に気づいたエルザは、涙をこぼす。

認めてもらいたかった少女が、ようやく救われた瞬間がもう本当に……涙がでてくるくらい良くてなぁ……。

憧れと寂しさだけで突き進んできた中にも、確かに積み上げてきたものがあって、呪縛から解き放たれたエルザはようやくそれを真っ直ぐ受け止めることができたんだなと思うと心の底から嬉しいわ。泣いた。

ゆめのライブシーンもな……ミュージックオブドリームの歌詞がここまでの全てなんだよな……ゆめの音楽そのものなんだよ……。「傾き出す太陽に追いつきたくて走るよ」とかさぁ……。名曲名ライブ。泣いた。

ここまでの全てで競い合った戦いは終わりを告げた。けれど、もう遠からじS4戦。一つ終わればそのまた次の未来へ。アイカツは……続く!

 

97話 Bon Bon Voyage!

ゆめに敗北したエルザは、これから自分をどうしていけばいいのか悩んでいた。船のオーナーとして、迷いを抱いたまま先頭に立ち続けるわけにはいかない……そう考えたエルザ。しかし、彼女を必要とする周囲の声を受け、自分の居場所が確かに船の中にあることに気づき……。

仲間とともに、新たなアイカツを探す大航海へ。ヴィーナスアークはネオヴィーナスアークへと進化する。一人ではない旅師の果てでエルザが見出す輝きは、ゆめの輝きを超える日が来る……かもしれない。

有莉先輩ナチュラルにネオヴィーナスアークに乗ってたけど、もしかして出番終了ですか……? まあもう卒業するけどさ……。

 

98話 ゆずっとリリィ☆

S4が(嘘のような早さで)終わり、みんなの話題は「これから」へ。

ローラは海外に行くことを決める中、ゆずは多くのスカウトを受けるものの、その返事に困っていた。悩みの正体、それは、リリィとアイカツしたいという本心からくるもので……。

違うからこそ憧れ合う、違うからこそ支え合う。ゆずとリリィのユニット結成! 一人ではないのならきっといくらでもチャンスを生み出せる。そんな宣誓が眩しい一話。

二人はフレンズ……アイカツフレンズ!

 

99話 ふたりの忘れ物

未来を始める前の、気持ちの整理。

ゆめの忘れ物は、一年前に誓ったひめへの挑戦。憧れの原点との改めての戦いは、「スタートライン!」のステージ。夢は叶えるものと強く歌うゆめの姿は、月のドレスを手にしたひめにすら決して劣らない。

夢を現実にした少女は、偉大な先輩から勝利を掴み取り……その姿が、ローラの闘争心に火をつける。

ずっと高め合い、支え合ってきたローラとの、未来への約束。いつかの未来を見据えながら、物語は一つ区切られる。

ゆめは夢を叶えてきたんだなあということを改めて認識する回でした。

……あ、あとすばるくんが告白空振ってたな。頑張れ。今度は直接的に言うんだぞ。

 

100話 まだ見ぬ未来へ☆

迫るお別れの日を待つ中、近場にでかけに行ったゆめたち。未来への展望を語り、これからもともに歩むことを約束する。その帰り道、途中で出会ったゆずとリリィ指導の元、突然ローラお別れイベント&みんなとのファン交流会がスタート。これまでのモブやライバルなんかが揃い踏みで見送ってくれる中、学園への道を突き進む。学園長姉とか骨ダンスのひととかテレビスタッフの兄ちゃんとか色々、ほんとにいろいろいたね。

学園で先代S4たちにも迎えられ、たくさんの人に支えてもらっていたことを知るゆめたち。そのお返しは、もちろんステージ! 久しぶりのアイカツステップ!

ステージのあとは、熱が昂ぶり出発を早めたローラの見送り。お別れに悲しみはない。なぜならこの別れは未来への約束だから。いつまでもどこまでも未来志向なアイドルたちは、これからも前に進む。

そしてエンドロール前は、ゆめのモノローグで締めくくられる。

輝きを見つけた瞬間がスタート。夢は、叶えるもの。

その言葉を有言実行し、この作品を見ている僕らの輝きすら応援してくれるゆめは、本当にいいアイドルに育ったなぁと感慨深い。

そしてエンドロールはその先の未来を垣間見る。それぞれがそれぞれのやり方でアイカツを重ね、やがてそれはアイカツワールドカップに収束する。

いつのまにか太陽のドレス的なサムシングを手に入れたローラとゆめの、一年ぶりの直接対決。その始まりとともに物語は幕を閉じる。

夢を叶える物語、アイカツスターズ、完結!

 

 

 

総評

最初さぁ……ヴィーナスアークの連中がどうにも苦手でよぉ……本当に序盤は見るのが大変だったんだよ……。

ただコツコツした描写の積み重ねと性格が丸くなったのもあって憎めない奴らにはなってきたなってくらいからは、かなりスルスルと見れた気がする。

前半25話は仕込みの話って感じで、エルザマザーが出てきたくらいから、アイカツランキングを巡る物語がいい感じに加速してきて、そこから一年目並みにスラスラ見れた。

脚本の好きなところうーんと思うところの波の激しさは一年目とそんなに変わらなかったけど、ゆめとエルザ(あと個人的には真昼)あたりの話は積み重ねもあってかなりまっすぐスポ根として出来が良かったと思う。

とにもかくにも、エルザフォルテという女の子が救われるまでの話と、憧れからはじまったゆめの成長の話が本当に胸にぐっとくるもので、細かい部分はこの点だけでも無視できた。

駆け足だなあと思う部分やもう少し掘り下げてほしかった部分はあれ、二年通してスタートラインからはじまった物語を未来につなげる形できちんと終わらせてくれたことには感謝しかない。無印の暖かみのある作風とはまた違う、熱いアイドル青春物としてとても楽しめた。

ありがとうアイカツスターズ。俺も夢を叶えられるように頑張ります。

 

 

アイカツフレンズ気になったところ感想1話〜

 

1話 ハロー フレンズ!

友達1000000人作りたいあいねと、フレンズ探し中のみおが出会ったとき、二人のアイカツが始まる……!

片や実家がカフェの大家族で人と友達になるの上手マン、片やちょっと堅物そうな話題のトップアイドル。

みおの直感から結成した新コンビのステージはいきなり成功。それをきっかけとし、あいねに、アイドルになれば友達がもっと増えるからどうだと誘いをかける。

友達から始まる新たなアイカツストーリーの始まり。

デザインモチーフは宝石かな? インパクトのあるキャラ付とかちょいちょいくるシュールなギャグとか妙にインパクトのあるセリフとか、ちょっと無印一話を思い出す、そんな始まり。

 

2話 無敵のラブミーティア

現役レジェンドのお手伝い&インタビュー!

恒例のアイカツアイテム紹介のあとは、あいねにとっての初仕事。ダイヤモンドフレンズとして世界を股にかける先輩の最高のコンビネーションとステージを目の当たりにし、あいねの心は大きく高ぶるばかり。

聞き慣れた声の先輩登場、平川大輔参戦、お馴染みすぎるアシスタントナビ、などなど、アイカツらしい要素やフレンズ独特の要素もぼちぼち揃いだした第二話。

あいねとみおの運命のフレンズは如何にして見つかるのか? 次回以降に要注目。

 

3話 ビビっとインスピレーション

今作もドレスは作る路線?

みおのプレミアムドレス制作回。なんか二人の会話がほわほわしてて常に可愛い回だった。

でもあいねはいいお手本にずっと恵まれてて、いい具合にアイカツ熱が上がってるだろうし、みおもいい刺激をもらってるのね。

 

4話 憧れのマイブランド

前向きな姿勢そのものが、誰かの心を動かすかもしれない……というお話。無印のあかりと瀬名さんの話を思い出した。

ブランドの服を着られなくても友達は見つけてくるあいねがタフネスで、ああアイカツ主人公……となった。

 

5話 蝶のように舞花!

あいねが大先輩とのお仕事をかけたオーディションで出会ったのは、お祭り好きな熱血アイドル舞花! これに加えておばけが怖かったり凹んでるあいねにためらいなく声をかけるなど、往年のアイカツらしいパンチのあるキャラ付けでございますね。ええ。

あいねのいろんなものを真っ直ぐ受け入れる姿勢がいいなあと思う一方、対人コミュニケーションについては一ミリもビビらないの普通に笑うし、なんかそのへんに友達がいるのも意味わからん。

 

6話 日向エマージェンシー⁉

日向エマの回だと思ったらそれ以上にインドアみおちゃの回だったやつ。

なれないレクリエーションに飛び出してきてまであいねと仲良くなろうとするみお、一話の堂々とした立ち振る舞いが嘘のようで可愛らしいやつである。そんなみおの気持ちを察してやんわりサポートしてるエマもいい子やんね。

大人組の切ないギャグなども含めにこやかな回だけれど、星空のもとで憧れを語るシーンはアイカツイズムを感じる。あいねはどんな大きな目標を得るのかね。

この回の次回予告見たとき斧出てくる気がしたけどそんなことはなかった。

 

7話 ミライへ続く道★

先輩のご指名で初演技! ドレスは友達怖くないよ!

あいね、なかなか期待されてるようだけど、果たしてそれはどこからくる期待なのか。

ミライの曲可愛げあるのに曲名「アイデンティティ」なの強すぎてすごい。

 

8話 みおのCM大作戦!

著名クリエイターとの挑戦の中でみおが巻き起こしたビッグバンのお話。

未知の体験の中で新しいときめきを感じたみおは、自分がフレンズに求めたいものを知る。

自分に全くないものを持つ……それって君が連れてきた子とかですかね?

 

9話 勇気のメロディ♪

アイドルとしてのあいねが持っているもののお話。

誰かのためにすぐに行動せずにはいられないのはあいねの魅力だし、それゆえ周りが見えなくなるようなこともあいねの欠点。

アイドルとしてはまだまだ未熟なところがあり、けれどそんなあいねだからこそ応援してくれる人、友達になってくれる人がいるんだろうなぁという……。

温かみのある素敵な回なんだけど、体調不良回復の仕方がウルトラC過ぎてビビった。いや、たしかにみおがあいねのために頑張ってるけれどさ……。

 

11話 告白はドラマチック!

あいねにフレンズを申し込むためにシチュエーションを整えようとするみおがラブコメのヒロインみたくなってて微笑ましすぎる話。

あいねとの相性占いをしまくったりあいねの行動をナチュラルストーカーしたりと、思いの丈の強さからか行動がやたらアグレッシブ。それでいて本人を前にするとややヘタれるの、完全にラブコメ

兎にも角にもフレンズは無事結成。二人で足してくパレットの色が、どんな輝きを生み出すのか。期待がかかる。

 

12話 トマト、どーんとコイ☆

「朝一緒に登校しよう」すらなかなか言い出せない湊みおが、あいねともう少しだけ互いを知る話。

家庭環境的に普通に友達と仲良くすることでさえ、みおにとってはとても特別なことなんだろうなあと。そんな中であいねがモテモテ(?)なのでまあやきもきするんだろうね……。

フレンズとしてより仲良くなれてめでたしてめでたし。なんだけど、どうしてこうみおのムーブはラブコメのはずがしがりやヒロインのそれなんだ……。

 

15話 アイチューブ☆シンデレラ

フレンズは高め合う関係でなくてはならないという話。

トントン跳ねたみおの隣でフレンズするには、あいね自身の人気も必要という話に妙なリアリティがあってこういうところアイカツだなあと思う。あとアイチューブの数字のリアルさ。

あいねの魅力は人柄と友達思いからくる行動力なんだろうね。ある種最初から持ってるアイドル性というか。みおがビビッときたのも頷ける。

 

16話 みお、勇者になる

あいねの昔話と出来上がるドレスのお話。

友達を作るのに勇気が必要ってのはね……そうだよね……。

二人で同じ体験を共有して、そこでみつけたフレンズの大切なこと。しかし相変わらずみおはヒロインだな……。

 

17話 運命の出会いは月の導き

占い師でコミュ障で月からやってきたアイドル白百合さくや登場! 前の話でチラ見せされたときは世界観違いすぎでは……? とか思ってみたけど、思ったより愛嬌のある子でした。

ライブシーンの演出にめっちゃびっくりした回でした。どんどん演出幅広がってんなぁ。

 

18話 わずかなチャンスさえも

幽霊になんて負けないんだから! いやまじであの幽霊なんだったんだろう……?

本筋はハニーキャット進化と成長のお話。特訓がドラゴンボール的発想なの何?

 

20話 ラクロスorフレンズ!

成長に必要なのは取得選択なのか、それとも?

舞花がずっーと胸に抱いていたエマへの憧れがエマの良さを思い出させるというお話。負けとうまく向き合うってのは大変なわけで、何かを大きく変えなければって思うのは人情だけれども、根っことして譲っちゃいけないものもあるんだよなぁ。

ラクロスを挑むあたりやっぱアイカツフレンズ男児向けアニメっぽいノリがあるな……。

 

22話 満月の予感

月は出ているか?

さくやに実は妹がいましてな……という事前の仕込みの回収エピソード。鏡合わせの二つ月がフレンズ結成し、学外に本格的なライバルがここで登場。

代役としていろいろ頑張る妹かぐやも印象的だけど、それ以上に的確に仕事を持ってくるシルクハットお兄さん有能だねぇ。

 

23話 叫ぶ、瞬間

結果にこだわりすぎると、欠落してしまうエンタメの本質。親からの期待とか知り合いの躍進とか、周囲に心をかき乱されて固くなってしまっていた舞花が、空を飛んで迷いを払拭する回。いやなんで?

ボクシングの作画がやたら濃かったりとか、異様に存在感のある兄だったりと前半のシリアスな流れから怒涛のバードフェスとかにおいていかれつつ、まあ本人が吹っ切れてたから良いのかなぁ〜と思いました。

敗北の先にどう行くか。それもまたアイカツだね!

 

24話 ライバルはフレンズ!

ラブミーティアとの番組収録に挑むピュアパレットとリフレクトムーン。憧れの先輩に支えられつつ番組収録に取り組んでいく。そんな中、あいねの発言がうっかり宣戦布告の形になってしまうが……?

憧れの先輩と同じ舞台に、ピュアパレットはもう立っている。憧れるだけではなく、高みを目指すために挑む存在! ダイヤモンドフレンズは手を伸ばせる領域にあると感じさせる、そんなエピソード。

 

25話 ラブミーティアをこえろ!

「ここまでこれる?」

ラブミーティアの代役は、ある意味で憧れへの挑戦。

急遽番組に代役で参戦するのとになったみお。アイドル嫌いのおじいちゃんにアイドルの魅力を伝えようと全力で挑む姿勢が、いつも以上に彼女の力を引き出したらしく……?

ゾーンに入ったと称されたその輝き。フレンズの片割れの大きな進化が生むのは躍進なのか、それとも?

大きな進化と少しの不安を生みながら、物語は前半戦終了。ブリリアントフレンズカップはもうすぐそこへ。

今後がすでに怖い。あとゾーンって、なんなんだ……。

 

前半戦感想

湊みおが可愛いが半分くらい構成要素になってきている気がするそんな気分です。

スターズから続けてみてるのでほんわかしたシュールなノリに面を食らってはいますが、なんだかんだゆるゆる楽しんでます。

キャラに愛着湧いてきて、曲もじわじわハマってきて、シナリオも興味深い要素を突きつけられて一年目後半が素直に楽しみ。ゾーンって、なんだ?

 

 

 

アイカツフレンズ気になったところ感想26話〜

 

26話 フレンズ集合♪アイカツの秋☆

オープニングエンディング一新で雰囲気一新! オープニング新キャラがいるかと思えばそんなことも特になく。

ブリリアントフレンズカップがついに開幕。懐かしい名古屋の子とかも出てきたりする中、なぜか少しだけ噛み合わないみおとあいねの姿もあったり……? ただピュアパレットのステージ自体は大成功。どっちかっつーと大変なのはやばい占い結果を引いてしまったリフレクトムーンらしい。

えそんなに占い結果やばいんすか……?

 

27話 フルムーンの輝き

俺たちが……満月だ!

さくやの引きこもり騒動の発端は、幼い頃の辛い記憶に原因があった。活発な妹に気負いがあった姉。けれど妹もまた、多才な姉に嫉妬していたという。怯える姉さくやにかぐやが一緒にステージに立ちたいと力強く言う場面がとてもスカッとした。かぐや、力強い性格がかなり好みかも。

リフレクトムーンが優勝する一方で、みおはラブミーティアの二人から失望されることに。個人で前に進んだことで、みおはあいねへの心持ちが変わってしまったようで……?

ピュアパレットはどうなってしまうのか。不謹慎ですが、面白くなってきましたね。

 

28話 ひとりでもフレンズ

挫折、からの体調不良。「やらなきゃ」って時に「休め」って言われるのもきついよな……。

みお母の「信じているから任せられる」という言葉が、みおにとっての「あいねを信じきれなかったこと」への反省を生み、あいねにとっての「みおに信じ切ってもらえなかった」ことへの後悔を生んだ、と。

足りぬのは実力か心構えか。一人でアイカツをすることを選んだ二人が、その先でもう一度信じ合うための何かを見つけられるのか。

挑戦者であるピュアパレットのはじめての大きな挫折、乗り越えられるだろうか? 怖いっす俺。

 

29話 あいねのハロウィンパニック!

先輩は、憧れるだけの存在ではない。

トップアイドルの一人に導かれ続けてきたからこそ、いつの間にかあいねにとってみおが自分の前にいる存在だと思いこんでいたのだろうね。

けれどフレンズとしてやっていくならば、その隣に立ち続けるくらいの気概がなければならない。超えようする意志を持ったあいねは、きっと今より大きく前に進めるはずだ。

試練の出し方があの演技指導でよかったのかはわからん!

 

30話 アフレコチャレンジ★みお

白百合かぐやのソロデビューが好待遇すぎる……!

姉の隣により輝く自分で立つためにソロ活動をしたかぐやを見て、自分があいねからもらったものを再認識したみお。「あいねとだから勝てる」と思っていたのに、直前の成功体験のせいで自分が自分がと前のめりになりすぎていたようで。

改めてピュアパレットへの向き合い方を見つけたみおは、大きな躍進のきっかけを得たのではないだろうか。

かぐやのソロ良かった。かぐやは可愛いなぁ!

 

31話 伝説の101番勝負!

隣立つためぶつかりあえ! ピュアパレット101番勝負! 崖相変わらず登るのね。それでこそアイカツ

あらゆる勝負でぶつかって、ようやく気づいた互いの気持ち。高め合う最高のライバルであり、唯一無二の最高の友達として、ピュアパレット再始動にたどり着く。

夕暮れ、気持ちを伝え合うシーンは告白シーンか何かに見えた。こんなんアイカツカップルやん……(違うぞ?)。

 

32話 ドキドキ☆冒険カレン島!

シリーズ最高クラスの理不尽無茶振りを笑ってするカレンさんが怖かった……。

 

33話 ドッカ〜ン★冒険カザン島!

情けは人の為ならず。誰かのための行動が自分に返ってくるという回だけれど、みおも結構積極的になってたのが変化というか成長というか。

それはそれとして島の地下創ったりクリームの火山灰降らせたりとセット規模が歴代最強クラスですね……。

 

34話 みんなにハピネス♪

友達の友達もまた友達!

無茶振りを超えるためにちょっと肩を抜く話。頼りになる先生たちの掘り下げがあったのが印象的。

いろんな人に出会って、あいねがドレスに込めたのはありがとう。人とつながるたびに強くなるアイドル、友希あいねらしい強さですね。

 

35話 トレジャーハンター注意報!

やっぱかぐやかわいいんだよなぁ……。

百合姉妹のちょっとコミカルなエピソード。白百合姉妹、ほんま素敵な関係よね。微笑ましい。

 

39話 開幕!ダイヤモンドフレンズカップ

ピュアパレットとハニーキャット。ベストフレンズカップでぶつかる彼女たちは、互いのファンで、仲間で、ライバルで……。

それぞれがそれぞれのことを大好きだからこそ、高め合える仲間たちの、大舞台での大激突。4人の想いが真っすぐで見てるだけでなんかうるうるしてきちゃいました。

素敵な友達の想いを受け継ぎ、ピュアパレットは決勝へ。ハニーキャットも、この敗北を糧にまた強くなるでしょう。

 

40話 Believe it

そういやリフレクトムーンの大きな挫折はこの回が初めてだろうか?

怒涛の勢いで歩んできた白百合姉妹ですが、まだまだ歩み始めたばかりということもあり、メンタル面にも不安定さがある模様。けれど不思議なもので、敗北したアイドルこそより大きな成長をすることもあるんすよね……。

リフレクトムーンの今後に来たいというところで、ラストのラブミーゾーンという単語の破壊力にもってかれた。

 

41話 ラブミーゾーンを解き放て!

42話 トモダチカラのキセキ

憧れの先輩ラブミーティアとのベストフレンズカップ勝戦

全力で向かってきてほしいとぶつかった上で「やばい……」ってなるの、ちょっと笑えてしまうけどまあそんだけラブミーティアにパワーがあるということでもあるわけで。

それに立ち向かう強さが今まで友達との思い出なのも、またアイカツフレンズらしいというか。

一人ではないから、たどり着いた頂。おめでとう!

そういやこのサブタイトル、「友達からのキセキ」って意味でもあるのかもしれんな。

 

43話 ありがとうの景色

前半は湊家の家族のお話。リムジンもドレスもアイドルも湊なのでダイヤモンドフレンズは75%くらいは湊家でできているらしい。父親が近くにいつもいないことにみおは少し寂しさもあるみたいだけど、それ以上に愛されてるなぁと思えたなら良しかな。

後半はピュアパレットのこれからのお話。ダイヤモンドフレンズになれたのは、間違いなく支えてくれたすべての人たちのおかげ。そんなたくさんの友達に感謝を込めて、彼女たちは歌い続ける。

これ最終回? と思うほどの美しい締めで、フレンズも一区切りなのかな。まだ一年目は半クールくらい残ってるけど……。

 

44話 チョコっとミントな告白

なんでこのアニメバレンタイン回で男照れさせてんだ……? って思ったけど女児向けアニメだからこれでいいのだと思い出しました。

カロンCM第三段はバレンタイン。アイカツフレンズの中でも男性キャラにスポットの当たるという珍しいエピソード。唐突に湧いてきた忍者、ボクシングで対話、ペンギンへの告白などとんでも展開に笑い転げていたらラストの男性陣がグッズ取り出すところでもうだめだった。面白すぎる。なんだこのアニメ?(褒めてる)

 

45話 友達はパパラッチ!?

成長に無自覚、故に見落とす、というお話。

フレンズ組んでからの日々は怒涛の勢いだったし、自分たちがどれだけすごいアイドルになったのかをしっかり認識するのって難しいよなぁ。

自分は変わってないつもりでも、環境が変われば否が応でも変わってしまうわけで、それでも理想のアイドルで居続けるために、旗から見てくれる人っているよね……だからパパラッチなのか……?

急成長してしまったがゆえの出来事。明るい話だけど、考えさせられるいい回でしたね。

 

46話 月から来たプリンセス

リフレクトムーンのキャラづくり見てたらゆうこりん思い出したわ……。

夢を纏ってお仕事できるのがアイドルなわけですが、それはやはりファンに夢を見せるものでなければならないわけで。前に進むときもそれを忘れてはいけないよね。

ダイヤモンドフレンズカップ以降の回、アイドルたちの成長に新しい形でアプローチしててかなり好み。

あとかぐやってかわいいよな。

 

47話 アイドルのココろえ★

なんかコナンの映画思い出した。ベイカー街。

ココにアイドルやりたいという意思が芽生える下り「シンギュラリティ……!」としか思えんよな。

ココ消失という結構トラウマものの悲劇かと思いきや、優しいオチで悲劇は回避。

まあ……その、良かったな!

 

48話 キャットたちのハニーなお仕事

困ってる猫を助けたら巡り巡って自分たちに帰ってくるお話。

つまりは猫の恩返し

愛は巡るものなんだなぁ……(しみじみ)。

 

49話 伝説の再終幕

ダイヤモンドフレンズカップで、ピュアパレットはたしかにあの瞬間ラブミーティアを超えたわけなんだけど、ラブミーティアはまだまだ先にいるんだよということを思い知らされるエピソード。

設定は高校生のはずなんだけど社会的な影響度すごいっすね……ラブミーティアさん……美月さんを超えてる。

大志を抱いたそれぞれの道へ。いつかまた重なり合う日に向け羽ばたき始めた二人の物語は、ライブとともに第一部が締めくくられたとさ……。

ラブミーティアはどこまで行っても規格外っすね。形容する言葉がすごいしか出てこない。

 

50話

些細な喧嘩もフレンズ相手なら仲直りが式になる……いやならなくない……?

ピュアパレットはじめての喧嘩。まあこれからも末永く一緒にやっていくなら喧嘩して仲直りできるくらいの関係のほうがいいかもね……? それがまさかイベントごとになるとは流石に思わないが。

ともあれ、改めてお互いの大切さを知った二人。これまでの道のりを振り返りながら、その出会いに感謝を。よかったねぇ……とか言ってたら突然の一年後。あいねとみおが急に高校生に。

春の訪れと一緒にやってくるのは冬のお城のお姫様と宇宙のアーマーガールさん。いや何? 世界観ちがくない?

とてもアイドル物とは思えぬ引きで一年目終了。アイカツフレンズラストスパートは……予測不可能ですね……。

 

総括

三クール目冒頭からいきなりぶっこんできたピュアパレットの話なら始まった、ダイヤモンドフレンズカップを通しての各ユニットの話はかなり好みでした。

関係性が深まったり新しい気づきを得たり挫折から立ち上がったりと、友情努力勝利の詰まった熱い展開をフレンズらしい異次元のノリで進めてくシナリオがいい味出してたと思う。トンチキなノリが突き抜けて過ぎてついていけなくなったことはあるけども。

なによりメイン八人に割と均等に愛着が持てた気がします。フレンズというコンビを描き続けた来たからだと思いますね。やはり関係性で見せるキャラっていいなと感じます。

トータルで見れば結構楽しめました。明るくポップで軽く見れて、しかし要所要所はきっちり盛り上げる、無印とスターズのいいとこ取りをしたみたいな作風で、最後まで駆け抜けてほしいですね。

 

 

 

 

アイカツフレンズ気になったところ感想51話〜

 

51話 宇宙から来たアイドル

「ひとりじゃない!」、よき。

高校生編スタート! リフレクトムーンが加入したり校舎が高等部に移ったりといろいろ導入であったけど、天翔ひびきのキャラクター性が全部持っていきやがった。

空から登場→宇宙でアイカツ→逃げるときローラースケートとキックボード→ステージトータルプロデュース→専用ドレス、と強キャラ要素とそれに見あったハジけたあれこれを持つアイドル。マジでキックボードをピュアパレットに押し付けるところで爆笑してしまった。

とはいえピュアパレットのところに来た理由は、昔離れてしまったフレンズを取り戻すためと至って真剣。

それに加えて見慣れぬ新人アイドル、宝石のドレスと新要素も散りばめられており、思った以上に楽しめそうな二年目になりそう。

でもスペカツだけは概念が理解できねぇ!!!!!

 

52話 かがやきの原石

スペカツだけは理解できねぇっていったらスペカツ回が来た……どうして……。

とんでもない輝きを持つひびきを見て焦りを感じたみおが、スペカツを通して一歩突き抜ける回。

限界を突き抜けるのはたいてい自分より前にいる人の影響だったりするわけで、みおにとってひびきは大きな刺激になったろうね。

宝石のドレスきれいだったけど、どこからともなく石が出てくるの怖くない……?

 

53話 ひびきのショータイム

天翔ひびきによるトモダチカラ検定。それを通してひびきがアリシアとの接し方を変えるお話。

ひびきはプロとしては一流なのかもだけれど、逆にアイカツに情熱的すぎて見逃してたこともあるらしい。ひびきはハイスペックでぶっ飛んだアイドルで、あいねたちからすると見上げる存在なんだけど、ひびき自身も悩んでるところがあってあいねたちから学びを得たりする、みたいな関係性が個人的にかなり好み。

ひびきとアリシアの関係性は少し進展。アリシア喋ると超かわいいっすね。

 

55話 シャッフル⁉フレンズ!

封印された妖精による世にも奇妙な物語

かき乱されてもフレンズの絆は揺るがない! という名エピソードのような気はするんだけど、あまりにも不気味すぎてどんな感情で見ればいいのかわかんねぇ……。

公式ハイライトオフをアイカツで見るとは。 

 

56話 君だってMyStar

拒絶が怖くて踏み出せないひびきを、ピュアパレットの二人が励ます回。

ドラマの実践形式オーディションはどことなく無印にもあったなあなんておもったり。ピュアパレットのイメージした王子と姫のチャレンジングな姿勢が、ひびきの心に勇気を与えましたとさ。

ひびき、強キャラとしての要素と人間らしい要素がうまく混じったキャラだね。

 

58話 王女アリシア

61話 心の扉をあけて

四話通してという歴代の中でもかなり長いソルベット王国編。氷に閉ざされた笑顔をなくした国ソルベット王国が、アイカツによって笑顔を取り戻すまでの長編シリーズとなりました。

世界観がかなり特徴的なのも含め、大長編アイカツフレンズみたいな気分で見届けたエピソード。アイカツを封じ、国のために献身することを決めたアリシアだったけれど、それで自分が笑えなくなってちまったら国民だって悲しいわけで。61話では彼女の本心を引きずり出すための大芝居も繰り広げられる。あまりにもファンタジーで困惑したけど、まあ、占い大臣がいる国だしな……。

熱量がアリシアの心を溶かして、ひびきとのフレンズが再結成。紆余曲折あったけど、ようやくアリシアが心境を吐露するシーンがよかったし、まあ終わりよければすべてよしということで。

 

62話 友達かえる♪パーティー

リフレクトムーン、後輩と向き合う。

そういえば思い出すと、リフレクトムーンってあいねたち以外の友達とかほとんど見たことないっすね。

わかばへのアドバイスしたり、、同じ学園の生徒たちに働きかける中で、小さく成長するかぐやとさくやが微笑ましかった。

 

63話 すべての道はアイカツに通ず!

アリシアアイカツ再開します。

どんなふうに見られるのかっていうのはアイドルに限らず表に顔と名前を出す仕事ではいつまでもつきまとう問題。見え方を意識するのも大事かもだけど、カレンのように自らのブレないあり方を持つのが一番必要なのだろう。

5年ぶりのアイカツに、ありのままの自分で向き合うことを決めたアリシア。伝説復活からのカミングアウトは話題になりそうっすね……。

 

64話 ハニーキャットはギャラクシー☆

世界ツアーをなしとげたハニーキャット。しかし次の目標が定まらなくて……?

現状維持は相対的な停滞なわけで、いつまでも前を目指さなきゃいけないアイドルに目標というのは欠かすことのできないもの。ハニーキャットは、その目標をより大きなスケールに求めることに決めたらしい。

世界→宇宙は自然な流れ……自然な流れか……? まあスペカツの先輩も身近にいるわけだし、これも必然だったのかも。何より、ギラギラしてるハニーキャットが一番彼女たちらしいからね。

 

65話 ドキドキ♡フレンズデート

アイビリーブ再結成に向け、アリシアと話す機会を伺うが、まるで本命を口説きに行けない男子のごとくその機会を活かせない。

お前らどうやってフレンズしてたんだ……と思ったら途中でネタバラシ。生まれも育ちも違うけれど、アイカツにかける熱量が共通していたからこそ、肩を並べて頑張れたのだなと。

これからはもうちょっとだけ、コミュニケーションをとっていくべきなんだろうけど、最初の一歩さえ大丈夫ならこの二人に心配するところはなさそうだ。

 

66話 わかば、まるっとやっちゃうぞ!

67話 ミライから、未来へ

ミライが発掘した新人、わかばのデビューエピソード。

真似から見出した才能をきちんと認めて、ミライの手を離れわかばが歩みだす姿を見ると、うーんやっぱりアイカツはこういう話だよな、とじじいのようなしみじみとした趣が感じられました。

憧れるだけの自分を超えて、並び立つ輝きを求めてわかばは前へと進む。頑張れ、ですね。

 

68話 ビュンビュン!激走カレン島!

国を救うためのアイカツ! 国を救うためのアイカツですって!

すごい話ですね……。

 

69話 みんなでウミカツ!

水着回サンキュー。

 

70話 新たなるステージへ

アイビリーブ、本当の本当に再スタート。

自分がアイカツしていない間に前に進んでいたひびきの存在が、アリシアの中でプレッシャーになっていたが……。

二人でだからこそ歩む意義がある。長い長い時間を経て、ようやく二人で歩みだしたひびきとアリシア。圧巻のステージでした。

 

71話 さくやの思い、かぐやの願い

針生さんとたまきさんのラブコメエピソードだと思いきや、そこからリフレクトムーンの未来のお話へ。

生まれてからずっと一緒にいた二人の道が、初めて別れる選択を取ることに決めた回。前を向こうとするかぐやも、そんなかぐやの背中を押そうとするさくやも、なんだかとても輝いて見えました。

涙のその先へ。この選択が彼女たちの未来につながると信じます。

 

72話 LOVE ME TEAR

近くにいなくたってつながってる、を地で行くフレンズラブミーティア。ピュアパレット一回勝ってはいるんだけれど、そのカリスマ感と絶対的トップアイドルとしての存在感は未だ揺るがず。

1年半という長い空白を二人の時間で埋めてしまえば、ステージには最高の姿で立てる。これまでみたいに、これからも伝説を作っていく二人なのだと確信できるね。

 

73話 ジュエリングフェスティバル前夜祭

アイカツは寒さに勝てるのか? じゃないが。

レギュラーメンバー総出演でソルベット王国へ。クライマックスも近い……。

 

74話 時を超えたステージ

ラブミーティアと、アイビリーブ。果たせなかったずっと昔の共演がついに叶うとき。

ラブミーティアは互いの苦手に立ち向かうことで覚悟を決める。当たり前のようにかまくらにいるのには笑ってしまった。アイビリーブはなんか雪山登ってました。規模感が狂ってるよこの人たち!とはいえ無茶苦茶なことでも、それで輝くから彼女たちなんでしょうね……。

生きるレジェンドフレンズと、スケールお化けフレンズのようやく叶えた共演。けれどこれは終わりではなく始まり。これからも、アイカツ世界を賑わせ続けてほしいね……。

 

75話 ひとりじゃない!

みおのひらめきから始まったアイカツが、伝承を現実にしてしまった……。

 

76話 みんなみんな フレンズ!

針生さんとたまきさんを結婚させるためのひと騒動。準レギュラーくらいのサブキャラも集結して(こう見ると結構少なかった)、私達はもう大丈夫とたまきさんの背中を押す。気づけばずいぶん成長してきたあいねたちによる、結婚式でのステージは、一つの終着点なのだろう。

一つの幸せがかなったあとも、アイカツは続いていく。

劇的な幕引きでこそないが、そんな日常感がある意味フレンズらしいのかもしれない。

隣にいる最高の友達と、輝き続ける決意を決めて、あいねたちのアイカツはオンパレードに続く……。

 

 

 

感想

一年目と比べてもかなりとんでもなスケールで繰り広げた二年目は、勢いとか話の展開にちょこちょこおいていかれることはあった。けれど、フレンズとの友情とか成長話みたいな根っこの部分は外さないから、しっかりキャラの物語に入り込めたのだと思う。たくさんのアイドル一人ひとりに愛着の持てる作品でした。

あと楽曲はなんか知らんけど一番ハマるものが多かった。なんか制作の方向性が変わってたりすんのかな?

とにもかくにもマイペースなシナリオの作品だったけど、なんだかんだ愛着を持って見れるアニメでした。

次はオンパレード!

 

 

アイカツオンパレード気になったところ感想

 

1話 あけちゃお!アイカツのトビラ

お祭り騒ぎの始まり始まり〜。

姫石らきが転校初日にとんでもない遅刻をやらかした先でピュアパレットに出会い、そこから初ステージから世界観ジャンプまでを駆け抜けるとんでもな一話。まあアイカツフレンズなら世界も超えるか……。

らきはラッキーガールなだけでなく、デザインの勉強に熱心というところにかなり好感を持ちますね。やはり何かを頑張る子はいいものだ。

フレンズ組は最近まで見てたから安心感あるけど、やはり他の過去作キャラが映るとテンション上がる……! オープニングでもエンディングでもずっと興奮してた。

扉を開けていきなり舞台は四つ星学園へ。久しぶりに見るゆめに興奮しつつ、まるでポケモントレーナーのごとくカードを見せあって一話完。いってーどうなっちまうんだ……。

 

2話 ワクワクインスピレーション

四ツ星学園での交流一話目。本編を超え成長した面々と新人のらきが並ぶと、みんな立派になったなぁ……と親心が顔を見せそうになるね。

内容としてはとてもほんわかとした交流回。お互いの個性的なアイカツを見せ合いながらも、崖上りが当たり前なところにアイカツを感じる……いや感じていいのか? それでいいのか?

ステージが多いのもオンパレードの特徴かな。懐かしい曲の披露もそうだけど、みおとゆめの「STARDOM!」はまさにオンパレードでしかできない内容。こういう奇跡みたいなコラボが、ラッキーな出会いによって巻き起こる。オールスター作品の楽しさってこれだよね。

エンディングは予想外過ぎて叫びそうになりました……。

 

3話 マーメイドはとつぜんに

四ツ星学園での交流2話目。らき、新人でありながらトップアイドルたちのいろんな経験からくる教訓を直に浴びつつ、ステージの場数も重ねててとんでもなく幸運な体験をしてますね。しかもその環境を度胸でものにしちゃうのもなかなかやりおる。

内容としてはスターズの懐かしい要素を感じつつも、世界がぶっ飛ぶ仕組みにらきたちも気づき始めた感じ。

別れの言葉もなく帰ってきたと思ったら、今度は別の世界からやってきた二人組。熱い風が吹きそうですな〜。

 

4話 感じちゃお!アツい風

ハニーキャットと情熱ハラペーニョ、似てる……!

巻き込まれたことで話が進むドタバタ感と、そこから始まる奇跡の交流にほんわかするアニメとして結構癒やし枠になってきた本作。さらにはライブステージラッシュで懐かしい気分になれる(どれも見たの今年だけど……)。濃いキャラがグリグリ動くだけでも楽しい。

無印のエンディングの後にアイカツ格言来たらそれはもう無印なのよ。

 

5話 ラッキー☆ハロウィン

今度はあかり世代の面々登場。なぜか紛れ込んでしかもイベントを作り上げるラブミーティアもいるけど。この人たちほんま強キャラだな。

お姉さんの目的も気になるところですが、とりあえずらきはいろんな世界の旅の中で色々なことを身に着けている模様。ただその速度が凄まじい。

あかりミライのアイデンティティも楽しかったけど、いばらの女王がきちんと聞けたのも嬉しかった。最後の披露って176話だもんね。

らきのステージは吹っ飛んで、今度は25代S4たちに出会う模様。慌ただしい展開のアニメだわ。

 

6話 キラめく四ツ星

25代s4登場回。らき、ちょいちょい危ういムーブはしてたけどきちんと叱られたのは今回が初めて? 優しい人たちに囲まれてるから忘れがちだけど、タレント業は責任の重いお仕事。この失敗は大切な経験になりそう。

なんだかんだアフターフォローしてくれるS4はいい人たち。

episode soloとか言う大正義曲を聞けたのに嬉しさを感じつつ、MUSIC OF DREAMがこんなあっさりと使われたのに思わず笑ってしまった。

そして次回はついに……初代メンツ!

 

7話 かがやく三つの太陽

ソレイユ回。ソロ3連ラストは新曲という豪華仕様。そして流れるカレンダーガールのエンディング。うーんアイカツってこうだよな。

遭遇する状況によく浮かれてたらきでしたが、この回では自ら手伝いに加わるなど積極的な姿勢も見えてきた。劇的な体験をモノにしようと頑張る姿に好感触。

しかしこの回のあおいテンション高かったね……。

 

8話 作っちゃお!ラッキードレス

らきによるらきのためのラッキードレス制作。もはや共通言語とかした崖上り。崖上りについて諸星すみれ諸星すみれに説明するシーンのシュールさたるや。それってアイカツか?

トップデザイナーからアドバイスを受けたらき。ありえないくらいたくさんの経験をして多くの影響を受けているわけだけど、それが自分だけの形になるのはいつになるだろうか。

次回予告の情報量がバグっている。

 

9話 乗っちゃお!ビッグウェーブ

ネオヴィーナスアーク回。久々に厳しいエルザ様を見た気がする。姉の登場から野望についての示唆、WM登場にいちごとのステージ、そしてエルザからの厳しい言葉を経て世界統合……と9話とは思えぬ怒涛の展開。

新人なのにらきは色々大変だなあと同情しつつも、世界が融和していってることの衝撃が強くてそれどころではない。アイカツはSFだった……?

 

10話 アイカツ!トップガン

アイカツシリーズが誇るトップアイドル大集合。もはや首脳会談みたいなメンツで決められたのは、5学校合同のフェスの開催宣言! 3分の2日笠陽子のテイクミーハイアーはもうなんか絵面がすごすぎてわけわからん。

幸運続きのらきに声掛けをした美月さんの真意も気になるところ。しかし月とスッポンの話……懐かしいね……。

エンディングにいたおなじみのアイドル面々もたくさんお目見えして、次回予告も懐かしのメンバーでにぎやかに。ワクワクしてきたぞ〜!

 

11話 ちゃお☆ニューワールド!

フェスの始まりはロック回。2wingsにローラのお馴染みのメンツに刺激を受けた、あかりとゆめのフレンズ曲が最大の見どころか。モアザントゥルーが持っていた説もある。

いろんなところから来たアイドルたちが互いに影響を与え合う、その姿だけでこのフェスには大きな意義があるのかも。

あかりとゆめの知り合い設定生きてたんだなぁ……、

 

12話 ハピラキ☆クリスマス

フェス回はクリスマスでクライマックス。シリーズのアイドルが多数出演するお祭り回でした。オール平川大輔集合に一番吹いた。

なぜか課題曲みたいになってるクリスマスソングの披露ステージはその人数と珍しい手書き作画ありという構成もあってとても印象的。こんなにアイドルいるんだなあこのコンテンツ。

らきもなんだかんだ美味しいポジションでお仕事をして、憧れも再確認して絶好調。2クール目はどんなふうに広がっていくのか。

 

13話 らきとツバサのドレス

唐突に始まったエルザからの挑戦回。憧れを追うだけでなく、そこに自分のあり方をどう込めるかがドレスデザインでは重要という話。こういう話はやはりスターズの面々が似合う。

挿入歌もスターズ屈指のビジュアル面子。視覚的な部分の満足度の高いお話でした。

しかしツバサの生えているドレスがプレミアムレアでもなんでもないの、妙な気分。

 

14話 スマイル♪にゃんばーワン

ドタバタ騒ぎのバラエティ回。リリィ先輩、元気になったなぁ……。

らきの相方が堂島ニーナというのがとても面白いチョイス。楽しませるためにできることを真摯に考える彼女とのコンビは、らきにとってはいい刺激になったのではないだろうか。個人的な推しであるハルカが出てきたのもポイント高い。にぎやかで楽しくて、ある意味こういうクロスオーバー回が一番幸せかもしれない。

ところでなんでエンディングがプライドだったんでしょ。

 

15話 ぽわ☆フワ♪ドリーミン

無印とスターズの中で特に絵面のホンワカしたユニットが登場。それぞれがそれぞれらしいやり方でファンと接する姿を見て、らきが刺激を受ける回。空気感だったりノリがとても懐かしくてほんわか見てましたが、後半のサンメガミにだいたい持っていかれた感がある。

そしてその流れでヒラリヒトリキラリを流すな。ついていけないから。

 

16話 輝きのらき

天翔座ビジュアド高い〜〜〜〜〜〜。

ナチュラルにソルベット王国に訪れての演劇回。重要な役をもらい、自分がしたいことやするべきとことにそうそうたるメンツの協力のもと向き合っていくらきでした。レジェンド級の人たちの教えを経て、段々と視野が広くなって来ているのを感じますね。

しかし面子がすごかった……真面目に劇中劇回が見たかったね……。

 

17話 ゴシック☆ウォーズ

たま〜によくある劇中劇回。今回はらきが知らないまま撮影に巻き込まれるという変則な仕組みでしたが。お姉ちゃんの技術力何。

異能力バトルと化した無駄に凝った戦闘演出と、アイカツ名曲メイカーであるゴシックに縁のあるアイドルたちのパフォーマンスで満足度はかなり高かったエピソード。やはりアイカツのゴシックは強い……。

 

18話 君のエントランス

初めてのプレミアムドレス制作。出会いの全てがらきのアイカツを作ってきた、その感謝のこもったドレス。育ててもらったぶんを輝きで返すのがアイカツってものでしょう。

デザイナーアイドルたちに混じって瀬名さん(とその追っかけ)が再登場したのも嬉しいところ。完全にキザなセリフ言いに来ただけだどな! これって瀬名あかか?

 

19話 踊る♪バレンタインスイーツ

季節はバレンタイン。バレンタインといえば恋ということもあってか、M4の面子が一通り登場してましたね。

スイーツに縁のあるアイドルって多いし、その関係の仕方も濃いのでとてもどんちゃん騒ぎなわけですが、その中でもかき氷に燃えながらあるがままを歌うアリシアさんはちょっと落ち着いたほうがいいと思う。

あと、たい焼きローラってなんか妙に強キャラに見えるの不思議だよね……。

 

20話 輝け☆ご当地アイドル

ちょっと珍しいローカルアイドルピックアップ回。メインメンツとはまた違うけど、こういう少し変わったキャラがたくさんいるのもアイカツの魅力かも。NVA組がしれっと入ってるのは笑うが。

しかしこうなってくるとフレンズの他のアイドルにも歌があったらな〜〜〜と思ってしまうな〜〜〜。あとユウちゃん、ステージに出演しなくてよかったの?

 

21話 走れ!アイカツ!大運動会!

みんな出てくる大運動会。青組のリレーメンツ強すぎない?

失敗してもその先を見出していくことは大切! というのはよくわかるのだがそのあとらきちゃんぽよんぽよんしてて怪我だいじょうぶなのかなと心配になった。あと打ち上げ面白かったね。マイクの奪い合いとか。

ともあれイベントでやりたいことが見えてきたらき。そろそろクライマックスでしょうか。

 

22話 全員集合!オンパレード!

アイカツオンパレードのタイトル回収。それは奇跡みたいに交わった世界でらきが作ったイベントの名前!

優しいみんなの厚意で出演者はどんどん決まっていくものの、頼り過ぎじゃないと美月さんからは忠告。調子に乗っちゃうところらきにあるよね。とはいえステージを自作すると認めてくれるあたり美月さんなりの愛のムチだったのかな。

ステージは初代の名曲ラッシュ。最終回のカレンダーガールにトライスター、特別コラボのダイヤモンドハッピー。見応え抜群な一方、終盤戦だなという気持ちも……。

 

23話 スターズ!オンパレード!

二日目はスターズパート。ヒメ先輩が美月さんみたいなムーブをしたと思ったら美月さん連れてきて吹いた。お二人さん、もう少しスタッフに優しいムーブをしてください……。

楽曲はアイカツステップやスタートライン、エンディングのepisode soloなどスターズの懐かしい曲多め。いろんな思い出が蘇るようですね。でもこの感想抱いているうちにオンパレード終わるんですけど。アニメアイカツ一区切りになるんですけど。怖い。

 

24話 ともだち!オンパレード!

最終日はもちろんフレンズ回。突然カエルが湧いてくるのが原作リスペクトになるのわけわからんな。フレンズってやっぱすごい作品だ……。

繋がりが作ったオンパレードの舞台、そのしめくくりがフレンズのステージってのはある意味とってもらしいことなのかもしれない。そしてらきとわかば、フレンズ組そう感すごいね!

……もうちょっとスターハーモニー学園の一員としてのらきの話しみたかったなぁ。

 

25話 光る未来へ

奇跡のような時間の終わりは、主人公たちのステージで。

お姉ちゃん都合で世界統合は突然解除。なんだったんがこの世界合体は……。まあともかく、もとに戻るということはお別れなわけで。今まで見てきた背中が急になくなっちゃうのは寂しいもんです。ただ、憧れた輝きから受け取ったものは決して消えない、というのはアイカツの常。らきがいちごたちからもらったものは会えなくたって変わらないのです。それを宣言するかのように歌われる曲は「SHINIG LINE*」。そう、アイカツってのは輝きのリレーなんだよね。

思いを確かめ合い、別れに涙し、それでもらきはアイカツを続けていく。アイカツらしさに立ち返ったような〆は、演出も素敵でどこかホロリと切なく、けれど前向きなよい最終回だったと思います。リボンの比喩とか、衣装着用演出とか、光のラインとか、すごいぐっと来た。

ラッキーな出会いで得たもので、らきはどんなアイドルになるのか。立派なアイドルになった彼女に、いつかまた逢えると信じて。

 

WEBアニメ1話 ノエルドリーム

時系列は本編中みたいね。

ドリアカとヴィーナスアークから発案されたのはアイドル学校対抗戦。エルザさん好きそ〜〜〜〜〜!

その対抗戦でドリアカ代表に選ばれたノエルが、自分の殻を破るために奮闘するのが今回のあらすじ。もう彼女は見てるだけではなく、追いかける側なわけで。くらいついていく彼女の姿がキラキラしてましたね。崖上りレースはどうかと思うけど。

無印の衣装着用演出も久しぶりに見れて無印を感じる。普通に無印のアフターみたいなもんだしな。

 

WEBアニメ2話 開幕!ドリームスクールグランプリ

ついに開幕したドリームスクールグランプリ。プレッシャーに押しつぶされながらも、プレミアムスクールドレスという学校そのもののようなドレスを受け取ることで覚悟が決まった様子。他の学校のアイドルも、それぞれの思いを再確認してステージに上がる流れが良かった。憧れられる側になったあかりを見るとグッとくる。

ていうかとにかくプレミアムスクールドレスが素晴らしい。特に四ツ星のやつ。制服モチーフ残しつつしっかりドレスになってるの素晴らしいな。

 

WEBアニメ3話 花咲くステージ

決勝ステージ前。あかりに導かれ心をほぐし、段々と緊張を和らげていったノエル。まるでいつだかのいちごとあかりのようで……と思っていたら、あかりからノエルへの「待っている」という言葉。らきが最終回で受け取ったように、ノエルまた輝きのラインの先にいるんだなあとしみじみしました。

結果的には負けとはいえ、大きな意義のある負け。きっとアイドルはこんなふうに成功も失敗も繰り返していく。いちごやあかりがそうしてきたように。らきやノエルがそうしていくように。

In bloomのステージも、今までにないカメラワークでステージ演出の進化・集大成って感じで滾りましたねぇ。

3話に渡りノエルを通してアイカツらしいテーマを描く、良質な補完話でした。無印の感動をほんのり思い出せましたね。

 

まとめ感想

結論だけいえば「すごく惜しい作品」でしたね。

「歴代アイドル総登場のお祭り作品」というにぎやかな要素に「新人アイドルが先輩から様々な学びを得ていく成長もの」というアイカツっぽい要素をミックスさせた作品だったわけですが、シリーズのボリュームがすごい中でたった2クールでそれを描くのは容易ではなく、かなり駆け足になってしまったなあという印象です。

ステージが各話3回入って一話完結なので、コメディタッチでどんどん話が転がるのはいいのですが、それゆえらきの成長がなかなかじっくり描けてなかった。本人の少しお調子者な性格も相まって、アイカツらしい成長ものとしては少し物足りなかった。

ただ一方でオールスター作品としては(ちょいちょい気になるところはありつつも)かなり楽しめました。エンディング復刻とかコラボステージ、意外な絡みなどサプライズも多いですし、小ネタも多くて愛を感じます。

「輝きを手渡していく」というアイカツの根幹とも言えるテーマについてはある程度かけていたと思いますし、「アイカツって楽しい作品だなあ」の改めて認識するにはいい感じのお祭りだったと言えるでしょう。

最終回はアイカツのこれまでとこれからのまとめとして満足できましたし、総合的には楽しかった! で終われる作品で良かった。

とにもかくにも、4月から見始めたアイカツシリーズを(4ヶ月の空白をはさみつつ)無事全話見追われてよかったです。とても良いシリーズでした! 新作のプラネットにも期待します!

 

 

©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

 

 

『ルリイロデイズ』体験版 感想&プレイメモ ~天開司ファン目線~

f:id:honngyouP:20201107160822p:plain

司~~~!



 

 

 

 とうとうきましたルリイロデイズ。

 

ruriirodays.com

 

 ノベルゲーム好きであり最近Vtuberにハマっているものとして、興味を持たずにはいられなかったこの作品。なにより、自分が一番ハマっている「天開司」が出演するとあれば、チェックしないわけにはいかない。

 

 クラウドファンディングにも迷わず出資し、それから約3か月。とうとう配信日決定&体験版配信となりました。

 

 早速遊んでみましたが既に結構満足してます。おもに爆笑的な意味で。せめてアートブックが付くコースくらいまでは金を出すべきだったか……という後悔もあるくらい。

 

 せっかくなので感想と、プレイ中にわかったことをまとめたプレイメモをブログの形でまとめてみたいと思います。

 

 元から興味があった人はもちろん、どんなものか知りたい人にとっても一つ参考になったら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

『シナリオ』

 

 平凡な高校生である主人公が、忍者のいる学園に編入し~というお話。いやいやいやそんなのあり? みたいな環境にいきなり放り込まれて話が始まるのは往年のギャルゲやラノベのノリを感じます。

 

 体験版時点では全体的に明るめなコメディが多め。いろいろ規格外な忍者のいる学園に主人公が振り回されつつも、瑠璃と「よっしゃ頑張って一番なろうぜ!」と意気投合するまでが主な体験版のシナリオ。

 

 一方で10年前の事件、主人公の意味深な回想、瑠璃の家庭事情と歌の話、抜け忍の存在など一筋縄ではいかなそうな要素もちらほら。ラストには黒幕っぽいキャラも登場し、中盤以降はシリアスな忍者のバトルも見られるかもしれない。

 

 まあ体験版部分のみでは「Vtuber」がでていることを除くと取り立ててすごいところのあるシナリオではないかもです。ただ逆に言うと取り立てて怪しいところもなく、一つの単なるビジュアルノベルとして見ても及第点以上の導入といえるのではないかな~と。後半次第でいくらでも化けそうですし。

 

 テキスト面では登場キャストの小ネタが細かく、ファンならクスリとできる部分も多いでしょう。おはセロトニンニンとかおはクズって普通に言うのはさすがにちょっとシュールですが。

 

 キャラに与えられた役回りも個人的には満足。いや9割展開司への満足ですけど……。

 

 総括すると、体験版時点での感想としては「ファンアイテムとして良好、ノベルゲームとしても及第点以上」といった感じ。それ以上の評価は遊んでみてからですね。

 

 

 

『キャラ』

 

 知っている人と知らない人がいるので何とも言えませんが、全員普段の配信等のキャラ性を残しつつ物語向けにアレンジされた感じになっているようです。

 

 ヒロインは朝ノ姉妹でしょうか。少なくともこの2人は主人公にフラグがすでに立っているように見えます。ミル&晴は二人で1つって感じがしますね。まあタイトルからわかっていたことですがやはりこのゲームのメインは瑠璃との青春模様。すでにだいぶイチャコラサッサしてます。

 

 しかし個人的にやはり注目したいのは天開司。主人公たちの教師役ですが、とにかく待遇がいいです。

 

 何も知らない主人公に丁寧に指導する姿や麻雀で振り込んで絶望する姿はいつもの彼らしいところですが、体験版中では敵対組織の忍者を圧倒するかっこいい姿も。どうやらバリバリの戦闘要員らしく、シナリオ中盤以降でもカッコいい姿が期待できそう。

 

 体験版でも登場頻度が高く、コメディでもシリアスでもかなりおいしい役どころ。彼の少年漫画好きを考えると、こういう役回り好きだろうなあ……! とこちらもうれしくなりますね。

 

 とりあえず保証人(天開司ファンのこと)は体験版だけでもやる価値ありです。お勧め。

 

 あと個人的にびっくりしたのがメイン5キャラ以外のキャラにも立ち絵があったこと。後述するシステムボイスも全員分合って、追加キャストのファンの方にも魅力があるんじゃないかな。

 

 個人的にはコーサカが司になめ腐った態度を取るのがやはり良いと思ってしまいました。

 

 

 

『システム』

 

 UIに関しては一通りそろってます。動作も軽い。なくて困ったのはフローチャートと巻き戻し機能くらい?

 

 あと選択肢があったんですが特に分岐はなし。本編ではどうなっているのだろう。

 

 まあシステム面で注目すべきは実用性ではなく、やはりシステムボイスとお気に入りボイス機能でしょうか。

 

 コンフィグや履歴を開くとシステムボイスとしてキャストの方がしゃべってくれるのですが、これがキャスト全員分(メイン5人以外)にも用意されて感動しました。しかもしゃべる人をオンオフできるのがいい。自分はずっと司とコーサカのボイスだけオンにしてましたが、製品版では全員オンにしたい気持ちも……悩む。

 

 ゲーム終了時にも声掛けてくれるのが個人的に一番ニヤッとしたところでしたね。

 

 あ、あともう一つ、ムービーがきれいでした。あの絵本みたいなやつ。あれなんなんでしょうね。気になります。

 

 

 

『本編に期待すること』

 

 バトルと歌、ですね。

 

 体験版中でも戦闘描写がありましたが、もし途中からシリアスパートに行くならもっと熱いものが見られるのではないでしょうか。おもに天開司のものに期待しています。

 

 歌については、瑠璃のプロフィール欄に歌についての記述があり、本編でも何か訳ありな様子があります。また公開されているCGの中に何やらバンドの練習をしているようなものもあって、実はこっそり挿入歌とかあるんじゃないかなって期待してたり。

 

 それを抜きにしても、朝ノ瑠璃っていうVに関して歌という要素は重要なものでしょうし、確実にシナリオにも反映してると思います。気になってしまいますね。

 

 あとはエンド数かな……一本道の可能性も捨てきれないですが、マルチエンドだったら嬉しい。やはりノベルゲームは選択肢分岐が面白みですし。

 

 

 

『感想まとめ』

 

 最悪天開司のファンアイテムくらいにはなる、みたいな勢いで購入しましたが、1つのノベルゲームとしても楽しめそうで期待できる体験版だったと思います。

 

 カッコいい天開司にも面白い天開司にも、あとラブコメ要素にも期待しつつ、ゆっくり先行配信を待ちたいですね。

 

 感想についてはこの辺で。次は本編の感想で会いましょう。

 

 閲覧いただきありがとうございました。

 

 

 

プレイメモ

 

・Chapter2-5まで。全体のボリュームがわからないので何ともだけど、長くて6とかまでかなあ? プレイ時間は4時間ほど。

 

・瑠璃との出会い→入学→主になる→ミル&晴ペア結成→特訓→茜とのひと悶着→テスト勉強→校内行事(バトル回)まで。全体の雰囲気はかなり明るく、常識の通用しない忍者の世界に主人公が振り回されるラブコメといった感じ。

 

・ただシリアスの種が全くないわけではない。最後の方には悪役らしき人物も出てきたりと、不穏な要素はいくつか。

 

・主人公はデフォルトネーム無し、名前入力可能。少し頼りないが誠実で優しいみたいな割とよくあるタイプのラブコメ主人公。鈍感属性も完備。呼ばれ方は様々だが主に「主(あるじ)」にちなんだ名前が多い。

 

・ラブコメ的な意味だと朝ノ姉妹→主人公。胃袋を掴もうとする茜、嫉妬して拗ねる瑠璃などがすでに描写としてあり。

 

・ミルと晴が忍者と主の関係になる。おそらく「性別はどうあれてぇてぇ」というコンビなのだろう。最初はちょっといろいろあったが途中からずっといちゃいちゃしてた。

 

・天開司は講師役として説明役、ギャグ担当、突っ込み、シリアス戦闘と割と何でもこなす美味しい役どころ。麻雀ネタの擦られっぷりなど体験版時点では瑠璃に次いで個人のネタも出番も多かった。

『強くてかっこいい』天開司が見られるぞ!

 

・タイトルにいなかったVcastにも出たキャラは全員に立ち絵あり。たみーが学園長で他はみな生徒役。ベルモンドのみ体験版に登場しなかったが終盤に彼らしき声を聞ける場面あり。黒幕役の可能性が高い。白上も直接はいなかったが冒頭の運転手がおそらく彼女……?

 

・システムボイスをキャラが担当する。しかも推しだけにしゃべらせるのも可能。これが結構嬉しい。

 

・お気に入りボイス機能搭載。セリフのブックマーク機能みたいなもの。押しのセリフ素材が欲しい人は必見の機能。

 

・UIはスムーズで特に不満無し。ただチャプターごとの管理機能やフローチャート的なものがないのが少し引っかかる。

 

・選択がいくつか登場するが、テキストが少し変わる程度で展開が大きく変わるようなものはなかった。そもそもマルチエンドなのか一本道なのかもわからないので意味があるのかはわからない。

 

・演技の質は本職ではない、未経験の人もいるのでややまちまち。ただメインの瑠璃がかなりしっかりしているのでその点は安心できる。モブだが夏色まつりもかなりうまかった。

 

 

 

©RURIIRO DAYS - VirtualNovel

 

 

 

【#ナナシス】EP6.0 第1話感想&要注目点  

 

 

f:id:honngyouP:20201105214007p:plain

感動のオープニングより

 

 

 

 

 こんにちは。ネクサス系統と申します。

 

 本日18時、Tokyo 7th Sisters EPISODE6.0 FINAL ~Someday, I’ll walk on the Rainbow…~の第1話が公開されました。

 

 当方は0.7と5.0の間くらいにナナシスに触れ始めた比較的俄かな支配人ですが、それでも濃密な物語を紡いできたナナシスが、メインシナリオ完結を迎えると聞いた時はとても驚いたし、悲しくなったものです。

 

 しかし「人気がある限り続いていく」がゆえに「明確な終わりがない」スマホゲーム界隈において、明確に物語に幕を下ろそうとする姿勢そのものが、何よりも素晴らしいものであるとも思っています。

 

 今回からこのブログでは、全7話にわたって繰り広げられるナナシスの完結編の感想を書いていこうと思います。よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

内容まとめ&感想

 

 舞台は激動の夏だったEP4.0からちょうど一年後の夏。PVの蝉の声はまた夏が来たという意味でしたか。

 

 ナナシスを起動した瞬間いきなり400MBくらいのダウンロードを要求されて爆笑。うんうん、これもまたナナシスだね。

 

 オープニング映像は「STAY☆GOLD」に載せて777のツアー千秋楽公演の様子が恒例となったアニメーションで描かれる。この曲といえばそう、武道館で行われたメモリアルLIVEの最後の曲ですね。4.0がメモリアルLIVEの要素を逆輸入していたのもあってちょっと狙っているのかしらと思ったりした部分。

 

 大型ライブに向けてそれぞれが準備して――という何気ない映像ですが、それももうクライマックスなのかと思うとなんだか不思議な感慨が。そもそも何の生涯もなく全員でライブしてるの見るのって地味に初めてな気がするし、気持ちが昂るのは当然といえば当然なのかも。

 

 本編ではAXISとの一件の後誰もが認めるトップアイドルとなった777のあわただしい日常が描かれる。最初なんでムスビが事務作業してるのかと思ったけどあのうるさいけど頼りになるジャーマネがいないからと気づいて「ああ……」と心が夏陰ってしまった。

 

 個々人の活動はとても充実していながらも、仕事が多すぎてユニットメンバーですらなかなかそろわないような現状。理論的に考えればどう考えても人を雇うべきですが、それをすると雇った規模に伴い「責任」が生まれていくわけで。

 

 やりたいこととやれることとの折り合いの付け方を誰かに託す代わりにやりたくないことも背負うか、それとも自分で責任をもって折り合いをつけるか。777のみんなが選んだのは後者。

 

 自分のやりたいことを貫くために、自分の夢と現実とのすり合わせを自分で行うという形で『大人』になると決意します。

 

 そして決意を固めた彼女たちに、支配人は大型ライブの話を持ってきて……というところまでが1話でした。

 

 とりあえず久々に777と支配人が掛け合っているお話を見れたのがまず嬉しい。それだけで超嬉しい。

 

 シンジュが若干5.0の姿に近づいていたり、小うるさいジャーマネがいなかったりといやが王にも過ぎ去った時間や変わってしまった環境に切なさはありますが、それでも777自体がなくなってしまった5.0を我々は知っているわけで、久々に彼女たちがアイドルしている姿見れるだけで、ね。

 

 いろいろあったけどまあなんだかんだ前向きにやってますよ~って雰囲気はあるのだけれどパパラッチがいたり『大人』の話があったりと不穏の種はすでにいくらか。これ5.0もそんな感じだった気がするぞ!

 

 おそらく6.0は、そういった要素に777の子たちが向き合っていくお話になるのだと思います。

 

 我々は5.0で777がどういった結末を迎えるのかというのはなんとなく知っているわけですが、個々人がどのような決断をしたのかまでははっきりとわかっていません。

 

 向き合うと決めた道の先で、どんな結論を彼女たちは手に入れたのか。それを見届けることこそが、ナナシスを締めくくるということなのかもしれませんね。

 

 ともあれ、この先ドームライブに向けてどんなふうになっていくのか。締めくくりとしてはかなり期待のモノテルイントロダクションなんじゃないかなと思いました。

 

 

 

 

 

注目点

 

1「スミレ」

 

 ナナシスは結構露骨に支配人に好意を持っているアイドルが何人かいて、スミレはその筆頭だと思います。

 

 本エピソードでも「支配人にしばらく会えてない(怒)」→「会えてうれしい(けど素直になれない)」というヒロインムーブをぶちかましてきました。支配人の天然超鈍感っぷりも相変わらずでしたけど。

 

 ただそれが「微笑ましいね~」で終わらないのが今のナナシス。パパラッチが無言で立ち尽くすという意味深な描写が差し込まれていました。

 

 アイドルコンテンツにおける主人公とのスキャンダルネタという物は同人界隈じゃよくあるような話ですが、まさか本編でやるゲームが出てくるとは。

 

 何をどう考えてもスミレ推しには大変な話になりそうな気配しかない話。ただこれを今こういった形で取り上げるのは、後述する『大人』の話ともつながるのではないかなと。

 

 3.5までのナナシスならば、あくまで夢を追う話として、スミレの恋愛要素も賑やかしとしてアクセントになる面白い要素ですが、4.0以降で「現実」に向き合う話を描いた今のナナシスでは決して軽んじていい要素ではありません。

 

 アイドルは部活動ではない、プロにならなければならない――。

 

 ならばスミレは、自分の感情とどこかで絶対に折り合いをつけなければいけなくなります。

 

 大切だけど、同時には持てない想い。彼女がどちらを選ぶのかは要注目だといえるでしょう。

 

 

 

2「『大人』」

 

f:id:honngyouP:20201105214012p:plain

理想と現実

 

 ナナシスは大人になる話だといわれています。ゆえに、理想だけではどうしようもない話がこれまで描かれています。

 

4.0でアクシスによって突き付けられた夢と現実のお話がその最たる例でしょう。自分の素敵な夢が、誰かの夢を壊すこともある。そんな現実を乗り越えたことで、ナナスタのアイドルたちは自分たちが自分の夢以外にも向き合わねばならないものがあると理解したのでしょう。

 

1話の回想場面で支配人がアイドルたちに問いかけた人を雇うかどうかの話は、そんな現実と夢のすり合わせをどう行うか、という話です。

 

似たような議題が0.7でもありましたね。あちらは選択のタイミングこそ違いますが、抱えてる葛藤は今のナナスタに近いと思います。いうなれば持つ者ゆえの悩み。そこに777がたどり着いたのは嬉しいことでもありますが……。

 

ただ777が選んだのはセブンスシスターズとは全く違う道。アイドル一人一人が自分に課せられる期待に責任を持って向き合う選択です。言い換えれば、一人ひとりが自分で責任をもって選択できる『大人』になるという道。

 

ただそれは、理想を貫くといえば聞こえは良くとも、非常に困難な道であるのは間違いありません。

 

自らの行動を自分で決めるとしても、責任を誰かに託す場合とはまた違った形で、自分の心にそぐわない選択を選ぶことを強いられることはあるでしょう。それがアイドルという誰かからの期待で成り立つ仕事であれば、なおさら。

 

責任ある大人になど、彼女たちよりずっと年齢が上の人であっても簡単にはなれないものです。夢を持つことの苦さを知ったばかりの彼女たちにとって、きっとたくさんの苦しい現実が待っているでしょう。

 

それこそ、スミレの恋心のような、今まで当たり前にあった大切なものすらも、ふるいにかけられなければならないのです。

 

あと6話の中で、彼女たちにどんな困難が訪れるのか、どんな選択を迫られるのかはわかりません。ですが、4.0とはまた違う意味で、苦しい場面もきっと来るのだろうと思います。

 

だからこそ私は見届けたい。彼女たちが、その中でどんな決断をするのか。

 

それが怖くもあり、楽しみでもあります。

 

 

 

 

 

 

 以上、1話感想でした。

 

 ナナシスのメインは面白いけどしんどいから怖いっすね……でもまたこの毎週のドキドキ感を味わえるのがとっても嬉しいです。

 

 物語が虹の向こうにたどり着くまで、しっかり見届けたいと思います。

 

 では2話の感想でお会いしましょう。さようなら。

 

 

 

 

 

 PS.最近エイの超一流支配人になりましたエイ担当支配人です。よろしければTwitterのフォローとゲーム内の同僚申請よろしくお願いします。

 

Twitter

twitter.com

 

f:id:honngyouP:20201105214028p:plain

自分のプロフィール

 

 

 

 

 

 

©2014 Donuts Co. Ltd. All Rights Reserved.

令和二年にFateにハマった話① 【Stay Night~劇場版HF】

 

 

 

 Fateにハマりました。

 

 きっかけは、TwitterのタイムラインでみんなHFの劇場版にうっとりしてて、「Fate触れていないのってもったいないか……?」と思ったこと。大学生で夏休みが馬鹿みたいに暇だったということもありまあ古戦場でフルオート放置する片手間にでもやろうかと思ってStay NightのVita版を買ったのが先月。

 

 何これ面白と思いあっという間に終わらせて、アニメ版とかZeroとか事件簿とかプリヤとかに手を出し始めたのが今月入ってから。気づけば夏休みも終わり掛けてんのに未だにFateしてます。

 

 いや凄いですねFate。そら15年超えても愛されてるわけだ。

 

 そんなわけで絶賛Fate履修中ですが(今EXTRAやりながらプリヤ見てます)、せっかく面白いと思ったので感想を書いておこうと思い、このブログを書くに至りました。

 

ナンバリングはしたけど続かないかもしれない。まあ今回はStay Nightの話をします。

 

 

 

 

 

【概要】

 

 プレイ環境はVita版。攻略見ながらタイガー道場回収しつつやりました。

 

 Fullコンプリートまで60時間くらい? 9割がた古戦場でフルオートしながらやりましたが見る手が止まんなくてまあはかどりましたよ。

 

 Vita版トロコンしたので見てないルートはないはず。

 

 

 

【よかったところ】

 

・アニメーション

 

 ここで言うアニメはOP映像の方じゃなくて(いやそっちもすごいんだけど)、作中の戦闘シーンとか魔術のシーンとかの話。

 

 ビジュアルノベルってどうしても演出の幅って限られるものだと思っているから、たとえこういう戦いが前面に押し出される作品でも要素としてはサブ暗いかなあと思ってたんですけど、Fateはもうバチバチにカメラを動かして剣劇とか魔術発動を表現してくるのが超カッコいい。

 

 これが00年代のゲームとは思えない。すごいすごいと何度も感動した。

 

・3ルートの構成

 

 セイバールートで聖杯戦争チュートリアルを済ませ、凛ルートであらかじめ描いていた衛宮士郎の本質をえぐるように描き、その2ルートを前提に物語の裏の裏まで明かす桜ルートを読む……という仕組みはかなり成功していると思う。

 

 それぞれ単体で読み物として完成されているうえで、3本読むとまるでそれで大きな物語になるような部分にめっちゃ震えました。

 

・タイガー道場

 

 自分はあんまり即死トラップ系選択肢って好きじゃないんですが、タイガー道場のおかげでだいぶ楽しめた気がする。ていうかこれを読むためにバッドエンド回収してたよね。

 

 基本ギャグと見せかけて、鉄心エンドではしんみりしてたり、スパークスライナーハイでこれも一つの結末と言ってくれたりと、本編の補完として実は結構機能してたんじゃないだろうか。

 

 やさぐれ凛がお気に入り

 

・シナリオとキャラ

 

 これは下のルート別感想&気に入ったキャラクター欄で

 

・充実したTips

 

 サーヴァントの情報とか武器辞典とか。ちょっとした設定資料集くらいのボリュームあると思う。

 

 特に用語集のはっちゃけトークにゲラゲラ笑ってた。盾のサーヴァントのくだりにおける「藤ねえルートなんてねえよ」って話好き。

 

 

 

【うーんと思ったところ】

 

・トロコンがめんどくさい

 

 気にしなければいい部分ではあるけど、ビジュアルノベルはトロコンしたい派閥としてはこのゲームのトロコンめっちゃだるかったです。

 

 回収がめんどくさいこと多いんだけど、一番あれだったのは桜ルートのイリヤと凛を連れて衛宮邸に変えるシーン。事前のイリヤとの交流でイリヤを家にあげているかどうかでイベント名が変化するという……知らんわっ!!!

 

・めちゃくちゃ面白そうな没案を見せびらかしてくる

 

 イリヤルートとか慎二と共闘とかはぐれサーヴァントのそれとか見てみたいんですけど?

 

 

 

【ルート別簡易感想】

 

・セイバールート Fate

 

 第一ルート。ほか2ルートと比べるとシンプルな構成で、各サーヴァントとの怠慢が多め。複雑な話が少ない分多くの尺が戦いの中で互いを理解していく士郎とセイバーの話に割かれていた印象。

 

 後半2ルートの大好きな自分からすると、まあちょっとパンチが弱い話だなーとかこじんまりとした話だなーとか振り返ると思ってはしまう。とはいえ、サーヴァント同士の純粋なタイマンが一番多い話ってだけでも価値はあるし、士郎とセイバーが不器用に近づいていく過程はいじらしくてたまらんものがあったと思う。

 

 Fate世界において「生き方」というのは力を持つ者にとってとても大きなものだと思っているのだけれど、現代の士郎の生き方が過去のセイバーの生き方を肯定するという結論は美しい答えだなあと。朝焼けの中での離別は惚れ惚れしちゃったしな。

 

 ただ終わり方を考えると、このルートまあまあエミヤ生まれるよな……とか思っちゃうのもまた致し方なしか。遠坂頼んだ。

 

 このルートのバッドエンドだと言峰にたぶらかされてセイバーが士郎を殺すエンドが実はちょっと好きだったりする。セイバーのメンタルが揺らぐ話、しんどいけど人間臭くていいよね(Zeroとか)。

 

 いろいろ言ったけど結局のところレアルタヌア見たうえで感想を言えば、良いルートだったといわざるを得ない。ラストエピソードの立ち絵感動しない人いる? セイバーマジ最高のサーヴァント。

 

・凛ルート Unlimited Blade Works

 

 個人的最推しルート。遠坂凛って最高なんすよね。

 

 凛がヒロインのルートだけど、話の本質はむしろ衛宮士郎とアーチャーの関係性のところが中心だった感じ。さすがに2020年に遊んだので、エミヤという真名について知ってる状態でこのルートに臨んだけれど、そんなネタバレ一つ程度ではこのルートの面白さは揺るがなかった。

 

 サーヴァント同士の対決が熱いルートがFateルートだとすると、UBWはサーヴァントの掘り下げが印象的だった。アサシン、キャスター、ランサー、バーサーカー、そしてアーチャー。それぞれに背負っている人生があって、戦う理由を踏まえてみる彼らの生きざまは本当に熱い。個人的にはランサーが大好きになったルートでもある。

 

 そして生き様を描くという意味では士郎についてもそう。セイバールートでのゆがみが本格的に指摘され、エミヤという英霊を通してその生きざまを問われる部分はこのルート最大の見どころでしょう。

 

 自らの理想を信じ貫き、最後に英雄王を下した瞬間のカタルシスたるや。

 

 士郎という人間と機械のハーフみたいな歪な少年を、よくぞここまで書いてくれたと拍手したいくらい。

 

 そして、そんな歪な主人公を支える存在として、遠坂凛というヒロインがいるのだ。

 

 士郎に「あんたはおかしい!」と正面切って突っ込んだり、楽しませようとデートに誘ったりと、士郎という変な主人公に最初から最後まで真正面から向き合って、やがて最高のパートナーになっていく過程は萌えと熱血のハイブリッドで本当にたまらんかったです。

 

 エンドは2種類ありますが、個人的にはやっぱりTrue派。あるべき場所へ、って感じがこの作品にはすごく似合う気がする。

 

 ちなみにゲーム版だけでも超大好きになったんですが、この後アニメ版UBWを見たらエピローグで昇天しました。

 

 ロンドン編は……ずるいやん…………?

 

・桜ルート Heaven‘s Feel

 

 UBWであれだけ「うおおお俺は理想を貫くぞおおお!!!」みたいな話を書いたうえで、突然突き付けられる現実。そんな感じのルート。

 

 思えばUBWにおいて士郎の理想というのはエミヤという存在につながるという可能性をはらんでいるわけで、その在り方は尊いものされながらも必ずしも良いものとして描かれているわけではない。

 

 理想を持ち続けるということの意味を理解したうえですべてをもって現実を生きていく話がUBWだとすると、HFは現実と理想の狭間で何を選ぶのかという話なのだと思います。未来に結論を委ね先の見えない形で終わらせたUBWと、明確に得たものと失ったものを描いたうえで生きていく現実を選んだHF。全く対照的で、しかもこの順番で見せてくるのがまあいやらしいこと。

 

 ヒロインの桜も、前の2ルートと比べるとかなり特殊というか……。

 

 熱い展開の多かったUBWから一転してキャラがどんどんいなくなるわ状況はどんどん悪くなるわ……ルート自体の君の悪さ、恐ろしさみたいなのもあってとにかく読んでるだけでゴリゴリメンタルが削られた記憶。裏のFateと呼ぶのも伊達じゃない。

 

 きつい話だけど……でもだからこその良さがあるのも確か。

 

 大聖杯絡みや言峰の行動動機、イリヤのことなど各ルートでぼかされ続けてきた部分が明かされていくのは単純に面白かったし、前2ルートで活躍した面々がオルタとなって立ちふさがったり、逆にライダーという新たな味方がでてきたり。

 

 メインキャラの戦闘はどれも印象に残るものだったと思う。士郎VSバーサーカーとか凛VS桜とか、読んでてとにかく胸を揺さぶられたもんだ。

 

 そして何より自分の好みに突き刺さったのが桜というヒロインにまつわる話。

 

 HF突入前はかわいい後輩系の衛宮家の一員ぐらいの立ち位置から、怒涛のネタ晴らしでどんどん一筋縄じゃないかないヒロインになってくのよね。そんな桜の心象描写と、桜と自分の信念の間に揺れる士郎の話が積み重なるたびに、もうしんどいやら切ないやらで感情がパニックになったよねえ……。

 

 でもそんな苦しみがあったからこそ、士郎が桜を聖杯から解放するシーンは震えました。大聖杯付近での下りはすべてが名場面だっだと思います。オルタとの戦い、言峰との一騎打ち、イリヤの第三魔法……そしてそれらを全部乗り越えてたどり着いた春。

 

 読み終わった時の救われた気持ちは忘れられない、素晴らしいエンディングでした。

 

 UBWとはまた違う意味で大好きなルートです。

 

 

 

【気に入ったキャラ達】

 

柳洞一成美綴綾子藤村大河

 

 日常パートを彩った名サブキャラクター達。彼らの士郎や凛との関係がとても好き。一成君には士郎の良き理解者で居てほしいし、綾子も2人の大切な友であってほしい。

 

 藤ねえはタイガー道場まで含めれば一生楽しませてくれたと言っても過言ではない。

 

・ランサー

 

 格好いい……。

 

 性格はスカッとしてるし、口は軽いけどノリはいいし、信念は決して曲げない。

 

 マスターに恵まれず本編の扱い自体はやや不遇寄りだけれど、それを補って余りある英雄としてのイケメンさ。今作の個人的最推しサーヴァントです。

 

 UBW中盤の士郎凛ランサーの共同戦線超好き。

 

・ライダー

 

 中ボスだったり瞬殺されたり最初の2ルートはやや不憫な存在でしたが、最終ルートでは桜を思いやる存在として、怖さの裏側にある優しさが描かれたサーヴァント。

 

 HFの裏MVPと言ってもいい活躍を見せたのではないだろうか。素顔も含め美しくもいじらしいのたまらん。

 

 ちなみにのちにHollowを遊んだ結果、自分はどっぷりとライダー沼に沈んでいきました……。

 

遠坂凛

 

 マイベストFateヒロイン。

 

 自己にも他者にも厳しかったり、意地悪い一面があったり、財政事情に困ってたり、肝心なところでドジっ子だったり、根っこはどこまでも善人だったり、でも線引きはしっかりしていたり、納得できないことをあきらめられなかったり……。全ルートで士郎に協力する頼れる相棒であり指南役であり師匠。かつ学園のアイドルで生徒会長の仇敵で士郎のあこがれの人。いろんなルートでいろんな一面を見せるけれど、もうそのすべてがたまらん。

 

 こういう凛々しい人がこなくそっ! って頑張る話が好きなのでその時点でもう好きなんだけど、UBWではその強い性格で士郎という人間に真っ向から向き合うのがもうね……最高にヒロインだよ。

 

間桐桜

 

 遠坂凛最高! となっていた自分を後ろから指してきたヒロイン。

 

 彼女の好きなところは単純に良い子なわけでも悪い子なわけでもなく、その両方の面を持っていること。

 

 境遇こそ人並み外れたものだけど、その中身は優しい面とずるい面がある普通の女の子で、境遇を呪ったり誰かをうらやんだりするそんな言動全てが、とても感情移入できるものでした。

 

 人並みに弱いからこそ間違うし、たくさんの罪を犯して壊れてしまうのが桜。背負ってしまったものは大きいけれど、悲しい日々から彼女が救われて笑えるようになったHFの結末は、自分にとって救いでしたね……。

 

 士郎と共に幸せになってくれと願い続けております……救われてほしい……。

 

 ちなみにHF時点で感情移入しまくっててこの時点で結構好きだったのですが、Hollowをやった後では個人的に凛と並ぶくらい好きなキャラになりました。

 

衛宮士郎

 

 我らが主人公。自分はビジュアルノベルの主人公は個性的であってほしい質なので個人的には大満足でした。

 

 一見いい人な普通の男子に見えて、その実正義の味方という在り方にこだわるが故におかしくなっている通称ロボット。

 

 常識人の振りして時々こっちがついていけない思考をするので本当に読んでいて目の離せない主人公でしたね。

 

 理想との向き合い方は3ルートにおいてそれぞれ全く違う結末となりましたが、そのどれもが尊ぶべき答えだと思います。

 

 個人的には遠坂とのやり取りがやっぱり好きですね。たまらんのよ……。

 

 

 

【おまけ アニメ版Stay Night感想】

 

DEEN

 

 半分くらい見ました。さすがに今見るにはきつい部分もありますがギャグの切れ味はどの媒体よりもいい気がする。特に次回予告で言峰が「フェイ……ステイナイッ……」っていうのが一番面白いですね。

 

 完成度は悪くなさげなので暇なときにぼちぼち見ていきたいです。

 

・劇場版UBW

 

 2時間しかないので話のテンポ感が異常。原作絵っぽい絵で結構高いクオリティのUBWのシーンを見れるってだけで見る価値はあった。

 

UBW(2014年版)

 

 自分がUBW好きな理由の一つ。追加シーンが原作補完として素晴らしいのばかり。

 

 文章の原作をアニメに起こすうえのアレンジがいちいち丁寧なのも好き。遠坂めっちゃ可愛いのもいいよね。

 

 でもどれよりなによりロンドン編だよ!!! もう、なんていうか、よいとしか言えないレベル。

 

 最後の士郎と凛の会話がUBWのすべてだと思う。いや本当に最高のアニメ化です。

 

・劇場版HF

 

 桜限界オタク養成映画。HFの不気味さや怖さの表現とかも見事なんだけど、何よりも桜関連の話が、もう、本当に、たまらんのです。

 

 桜関連にこれでもかと尺を割いて描いた判断は素晴らしいと思う。もう2章見終わった時とかエンドロールの絶望感半端なかったし、だからこそ最終章の士郎が桜を救うシーンは感動した。

 

 そしてエピローグの公園のシーンがね……もうね…………。

 

 この映画をもって自分の中のHFは完成したと言って差し支えない。最高。

 

 

 

【総括】

 

 やっぱり名作というのはいつ遊んでも面白いものなのだなと。

 

 今はStay Night系列から離れて派生作品を追っている段階ですが、そこまでFateを追いかけようと思えているのは、やはりこの作品を最初に知れたのがでかいです。

 

 本当に、やってよかったと心から思える作品でした。

 

 

 

 というあたりで今回の感想はここまで。

 

 気力があれば次回はHollowとかZeroとかその辺の関連作品の感想をまとめたいと思ってますが……まあ気が向いたらということで。

 

 とりあえずEXTRA終わらせないとですね……(システムに慣れませんがシナリオにStay Nightネタが多くて結構ニコニコしながらやってます)。

 

 というわけで以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 もしよろしければ、Fate関連のおすすめの作品を教えていただけると幸いです。機会がありましたらまた。

 

 

※「#ネクサス系統のFate履修」でTwitter上に日々Fateの感想を載せていますので、よろしければそちらもよろしくお願いします。

 

Twitter:@hatenakiniwaka

 

 


f:id:honngyouP:20200925172914j:image

 (ここすき)

 ©TYPE-MOON/KADOKAWA SHOTEN

 

 

 

 

500文字で推しを語れるのかシリーズ:有栖川夏葉 ~なんなんお前最強キャラか?~

 

 有栖川夏葉ってステータス過剰なんですよね。まず家柄がすごいじゃないすか。でスタイルがよくて美人と。創作におけるテンプレとしてはこういうすごいキャラは性格に難ありとかでキャラのバランスとってくるんすけど夏葉性格もいいんだよな……。ちょいストイックなところはあるけれど、それは結局のところ誠実さから来てるわけで。物事に偏見を持たない分誰に対しても真摯に向き合えるの普通に聖人すぎる。


 ついでに言うと彼女は努力家である。アイドルという仕事に対し「トップ」を目指すという志で常に向き合っている。結構フィジカル重視で体当たり的に挑むこともあれば、失敗や挫折にはロジカルに落ち着いて挑む面もあり、自己の鍛錬に妥協がない。自身の仕事による「結果」を常に最高のものにしようとするし、そこまでの「過程」に妥協を持ちこまない。


 正直、こんだけ元からいろいろ持ってる人がこんだけ努力してるのみると自分がみじめにすら感じる。「有栖川夏葉が頑張ってるのに俺は……?」みたいな思いが半年前くらいからずっとある。なんか知らんけどもうちょっと人生頑張らねばって思う。


 有栖川夏葉は俺に活力をくれる担当です。負けねえからなこんちくしょう。

 

 

【以上:499文字】

 

 

 

f:id:honngyouP:20200615230421p:plain

 

©2018 BANDAI NAMCO Entertainment Inc.