時空を超える「これすき」

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【#ナナシス】EP6.0 第1話感想&要注目点  

 

 

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感動のオープニングより

 

 

 

 

 こんにちは。ネクサス系統と申します。

 

 本日18時、Tokyo 7th Sisters EPISODE6.0 FINAL ~Someday, I’ll walk on the Rainbow…~の第1話が公開されました。

 

 当方は0.7と5.0の間くらいにナナシスに触れ始めた比較的俄かな支配人ですが、それでも濃密な物語を紡いできたナナシスが、メインシナリオ完結を迎えると聞いた時はとても驚いたし、悲しくなったものです。

 

 しかし「人気がある限り続いていく」がゆえに「明確な終わりがない」スマホゲーム界隈において、明確に物語に幕を下ろそうとする姿勢そのものが、何よりも素晴らしいものであるとも思っています。

 

 今回からこのブログでは、全7話にわたって繰り広げられるナナシスの完結編の感想を書いていこうと思います。よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

内容まとめ&感想

 

 舞台は激動の夏だったEP4.0からちょうど一年後の夏。PVの蝉の声はまた夏が来たという意味でしたか。

 

 ナナシスを起動した瞬間いきなり400MBくらいのダウンロードを要求されて爆笑。うんうん、これもまたナナシスだね。

 

 オープニング映像は「STAY☆GOLD」に載せて777のツアー千秋楽公演の様子が恒例となったアニメーションで描かれる。この曲といえばそう、武道館で行われたメモリアルLIVEの最後の曲ですね。4.0がメモリアルLIVEの要素を逆輸入していたのもあってちょっと狙っているのかしらと思ったりした部分。

 

 大型ライブに向けてそれぞれが準備して――という何気ない映像ですが、それももうクライマックスなのかと思うとなんだか不思議な感慨が。そもそも何の生涯もなく全員でライブしてるの見るのって地味に初めてな気がするし、気持ちが昂るのは当然といえば当然なのかも。

 

 本編ではAXISとの一件の後誰もが認めるトップアイドルとなった777のあわただしい日常が描かれる。最初なんでムスビが事務作業してるのかと思ったけどあのうるさいけど頼りになるジャーマネがいないからと気づいて「ああ……」と心が夏陰ってしまった。

 

 個々人の活動はとても充実していながらも、仕事が多すぎてユニットメンバーですらなかなかそろわないような現状。理論的に考えればどう考えても人を雇うべきですが、それをすると雇った規模に伴い「責任」が生まれていくわけで。

 

 やりたいこととやれることとの折り合いの付け方を誰かに託す代わりにやりたくないことも背負うか、それとも自分で責任をもって折り合いをつけるか。777のみんなが選んだのは後者。

 

 自分のやりたいことを貫くために、自分の夢と現実とのすり合わせを自分で行うという形で『大人』になると決意します。

 

 そして決意を固めた彼女たちに、支配人は大型ライブの話を持ってきて……というところまでが1話でした。

 

 とりあえず久々に777と支配人が掛け合っているお話を見れたのがまず嬉しい。それだけで超嬉しい。

 

 シンジュが若干5.0の姿に近づいていたり、小うるさいジャーマネがいなかったりといやが王にも過ぎ去った時間や変わってしまった環境に切なさはありますが、それでも777自体がなくなってしまった5.0を我々は知っているわけで、久々に彼女たちがアイドルしている姿見れるだけで、ね。

 

 いろいろあったけどまあなんだかんだ前向きにやってますよ~って雰囲気はあるのだけれどパパラッチがいたり『大人』の話があったりと不穏の種はすでにいくらか。これ5.0もそんな感じだった気がするぞ!

 

 おそらく6.0は、そういった要素に777の子たちが向き合っていくお話になるのだと思います。

 

 我々は5.0で777がどういった結末を迎えるのかというのはなんとなく知っているわけですが、個々人がどのような決断をしたのかまでははっきりとわかっていません。

 

 向き合うと決めた道の先で、どんな結論を彼女たちは手に入れたのか。それを見届けることこそが、ナナシスを締めくくるということなのかもしれませんね。

 

 ともあれ、この先ドームライブに向けてどんなふうになっていくのか。締めくくりとしてはかなり期待のモノテルイントロダクションなんじゃないかなと思いました。

 

 

 

 

 

注目点

 

1「スミレ」

 

 ナナシスは結構露骨に支配人に好意を持っているアイドルが何人かいて、スミレはその筆頭だと思います。

 

 本エピソードでも「支配人にしばらく会えてない(怒)」→「会えてうれしい(けど素直になれない)」というヒロインムーブをぶちかましてきました。支配人の天然超鈍感っぷりも相変わらずでしたけど。

 

 ただそれが「微笑ましいね~」で終わらないのが今のナナシス。パパラッチが無言で立ち尽くすという意味深な描写が差し込まれていました。

 

 アイドルコンテンツにおける主人公とのスキャンダルネタという物は同人界隈じゃよくあるような話ですが、まさか本編でやるゲームが出てくるとは。

 

 何をどう考えてもスミレ推しには大変な話になりそうな気配しかない話。ただこれを今こういった形で取り上げるのは、後述する『大人』の話ともつながるのではないかなと。

 

 3.5までのナナシスならば、あくまで夢を追う話として、スミレの恋愛要素も賑やかしとしてアクセントになる面白い要素ですが、4.0以降で「現実」に向き合う話を描いた今のナナシスでは決して軽んじていい要素ではありません。

 

 アイドルは部活動ではない、プロにならなければならない――。

 

 ならばスミレは、自分の感情とどこかで絶対に折り合いをつけなければいけなくなります。

 

 大切だけど、同時には持てない想い。彼女がどちらを選ぶのかは要注目だといえるでしょう。

 

 

 

2「『大人』」

 

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理想と現実

 

 ナナシスは大人になる話だといわれています。ゆえに、理想だけではどうしようもない話がこれまで描かれています。

 

4.0でアクシスによって突き付けられた夢と現実のお話がその最たる例でしょう。自分の素敵な夢が、誰かの夢を壊すこともある。そんな現実を乗り越えたことで、ナナスタのアイドルたちは自分たちが自分の夢以外にも向き合わねばならないものがあると理解したのでしょう。

 

1話の回想場面で支配人がアイドルたちに問いかけた人を雇うかどうかの話は、そんな現実と夢のすり合わせをどう行うか、という話です。

 

似たような議題が0.7でもありましたね。あちらは選択のタイミングこそ違いますが、抱えてる葛藤は今のナナスタに近いと思います。いうなれば持つ者ゆえの悩み。そこに777がたどり着いたのは嬉しいことでもありますが……。

 

ただ777が選んだのはセブンスシスターズとは全く違う道。アイドル一人一人が自分に課せられる期待に責任を持って向き合う選択です。言い換えれば、一人ひとりが自分で責任をもって選択できる『大人』になるという道。

 

ただそれは、理想を貫くといえば聞こえは良くとも、非常に困難な道であるのは間違いありません。

 

自らの行動を自分で決めるとしても、責任を誰かに託す場合とはまた違った形で、自分の心にそぐわない選択を選ぶことを強いられることはあるでしょう。それがアイドルという誰かからの期待で成り立つ仕事であれば、なおさら。

 

責任ある大人になど、彼女たちよりずっと年齢が上の人であっても簡単にはなれないものです。夢を持つことの苦さを知ったばかりの彼女たちにとって、きっとたくさんの苦しい現実が待っているでしょう。

 

それこそ、スミレの恋心のような、今まで当たり前にあった大切なものすらも、ふるいにかけられなければならないのです。

 

あと6話の中で、彼女たちにどんな困難が訪れるのか、どんな選択を迫られるのかはわかりません。ですが、4.0とはまた違う意味で、苦しい場面もきっと来るのだろうと思います。

 

だからこそ私は見届けたい。彼女たちが、その中でどんな決断をするのか。

 

それが怖くもあり、楽しみでもあります。

 

 

 

 

 

 

 以上、1話感想でした。

 

 ナナシスのメインは面白いけどしんどいから怖いっすね……でもまたこの毎週のドキドキ感を味わえるのがとっても嬉しいです。

 

 物語が虹の向こうにたどり着くまで、しっかり見届けたいと思います。

 

 では2話の感想でお会いしましょう。さようなら。

 

 

 

 

 

 PS.最近エイの超一流支配人になりましたエイ担当支配人です。よろしければTwitterのフォローとゲーム内の同僚申請よろしくお願いします。

 

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