前回の感想
ビターすぎんだろ!!!!!
中々ショッキングな叫びも飛び出す次回の初変身回は一筋縄じゃ行かなそう。ビターなサブタイトルがおっかないね。
仮面ライダーガヴ 第5話「思い出がヒリヒリ」 ネタバレあり感想 - 時空を超える「これすき」
前回こうは言ったけどさあ……言ったけどさあ……!
ということで、まさかのアバンで師匠死亡というとんでもない展開からはじまったガヴ6話。仮面ライダーヴァレンの初変身回でしたが、そのサブタイにそぐわぬ非常に苦々しい展開が繰り広げられることとなりました。
人ブレスとなった状態で破壊されると死んでしまう、というのはショウマの過去回想で明示された設定ではありましたが、まさかこんなにも早くその瞬間を見直すことになるとは。しかも今までの闇菓子の素材にするためという名目とは異なり、しっかり苦しませて襲ったうえでただ破壊するという、明らかに殺すことを目的とした襲撃はかなりショッキング。首謀したニエルブの目的がはっきりしないので何とも言えませんが、悪意があるのは間違いないでしょう。
家族を失い、今度は師匠も失った失意の絆斗に酸賀が与えた力はゴチゾウを使用した変身。しかしそれがまたグラニュートの体組織を体に移植するというとんでも手術でした。復讐のために力を求めることに決めた絆斗はそれを受け入れるものの、衛生環境も整ってなさそうな無免許手術の絵面はもう本当に凄惨で、こっちのメンタルがボコボコです。
そんな苦難の果てに生まれたヴァレンの初陣。手術のダメージでふらふらになりながらも絶叫して怒りのまま戦う姿には勇ましさとともに悲壮感がありました。銃ライダーはスマートに戦うイメージもありますけれど、もうとにかく荒々しい戦闘スタイルが痛々しくて……。
支障を失い、体は人間が離れ、復讐の気持ちだけが残った絆斗。一話にして一気に戻れないところまで来てしまった感じがありますがどうなってしまうのでしょうか。悪い意味で不安です。
ショウマははぴぱれに帰還後の動向が少し描かれていました。ゴチゾウを監視役に使ったり、デンテと協力関係を築いたりと「ストマック家から人間を守る」という目的のために能動的な行動を開始していました。意外と下準備がぬかりないというか、しっかりしているという感じで結構びっくり。純朴な青年、って感じのキャラクターでありつつも意外と思慮深いところも多いですよね。まあ5話までは結構精神的にいっぱいいっぱいだったのも大きいのでしょうか。はぴぱれ生活は順調そうでなにより。幸香との絡みはこの番組の癒しですね。
今回ラストではヴァレンを目撃していましたが、本格的な絡みは次回以降。今はまだ仮面越しの会話となっていますが、お互いの正体を知ってしまうとグラニュートの復讐に燃える絆斗とはこじれそうな気配がありますね……。
酸賀は手術をしたりゴチゾウを奪ったりしてました。なんやねんお前。
また、ストマック家のニエルブの暗躍も示唆されていましたね。グラニュートに単純な殺人を依頼したりと、なんだかほかの兄弟とは違う目的で動いているような様子がありますがその目的は何なのでしょうか。快楽主義者のような危険な香りマックスです。
次回ははぴぱれ仕事回。幸香の掘り下げもちょっとあるようですが、2大ライダーの接触も気になります。
絆斗の心の安寧を願いつつ、次回に続く。
点数 8.0/10.0 点
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