時空を超える「これすき」

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『[オンリーマイスター]本田未央』で本格的に未央PになったPと総選挙の話

 

 

 

 

 

「……私、決めたんだ。誰かのために引いたり、誰かに頼ったりするの、やめようって」

 


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([オンリマイースター本田未央。寒色も似合う)

 

 そのカードが実装されたのは、第五回シンデレラガール総選挙、選挙形式の変更と期間延長で戦術の見直しが図られた時。アニメも3rdライブも無事終了し、デレステもオリジナル楽曲の更新をはじめてだんだんと軌道に乗り始めた、そんな2016年の春のころでした。

 このカードの思い出エピソードで語られた未央という女の子の思い。

 

『自分だけで輝ける存在になりたい』

 

 そんな彼女の言葉は、その時までの本田未央という女の子を知るPたちにとっても、驚きの大きい言葉でした。なぜでしょうか。

 

 本田未央とは、どんな女の子でしょう。

 まず一つ挙げられるのが、「友情に厚い」ところ。

 アイドルを目指した理由が、「世界中のみんなと友達になること」だったりするところからわかるように、ものすごく人とのつながりを大事にする子です。あだ名をつけて積極的に距離を縮めに行って、かと思えば引くところでは引きますし、衝突やすれ違いがあれば間を取り持つこともあって、だれが言い出しっぺかは知りませんが、「コミュ力おばけ」なんて言われてるのも見たことがあります。

 みんなで、という言葉に強い思いがあるようで、デレステの[ゴキゲンParty Nいght]の特訓エピソードなんかがわかりやすいですね。

 


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([ゴキゲンParty Night]特訓エピソードより。体育祭で負けたクラスが悲しんでいるのを見て、楽しめない人がいたことを後悔している)

 

 もう一つが、「心の繊細さ」

 快活な印象から大雑把なように見えるかもしれませんが、見えてくる内面は意外と繊細で、ともすれば脆くもあります(アニメやデレステを通して見えることが多くなった部分ですね)。

 意外と自信がなくて緊張しいだったり、感情的になると周りが見えなくなりがちだったり、ほかの人に弱音を吐くのがへたくそだったり……。どうしようもなくなった時に初めて見えるので気づきづらいですが、「他人を積極的に支えるけど自分の中身を吐き出すのは苦手」という非常に屈折したパーソナリティを持っていたりします。

 

 そんな彼女なので、彼女の行動は「誰かのため」であることがとても多いです。たまに自分の望みを言うことがあっても、とても遠慮がちで。

 

 だからこそ、「誰の為でもない自分の願い」を、はっきり告げた〔オンリーマイスター〕の思い出エピソードは、とても衝撃的でした。

 実装当時、自分はまだ未央Pとよべるほどのもんでもありませんでしたが(アニメもあって大好きな子ではありましたが)、そんな自分からしても驚きが大きかった記憶があります。

 

「三つ並んだオリオンもキレイだけど、一番星は独りでも輝いているんだ」

「友達も仲間も大事だし、ユニットの活動も大切だけど……私は独りでも輝いてるって、みんなに思ってほしい」

「アイドル本田未央は、ちゃんと一番星みたいに輝きたいんだ」

 

 その言葉一つ一つに見えるのは、遠慮などない彼女の心からの思い。

 自分が初めて見た、未央という女の子の、自分自身の望み。

 

「でも……私は弱いから、時には迷子になるかもしれない」

「そんなときは……あなたのパワーで、引っ張ってほしいんだ。プロデューサー」

 

 どうして一番星を目指したいのか。

 聞きたくもあります。想像したくもあります。でも同時にどうでもいいのかな、とも思いました。

 理由もきっかけもなんでもよくて、ただ、「アイドルが行きたい場所がある」のなら、それを支えるのがPでいたいのです。気持ちは、意外とあっさり決まりました。

 

「よっしゃ、なろうか。一番星」

 

 思い出エピソードを始めてみた日、本田未央が自分の2人目の担当になりました。

 第5回総選挙が終了し、結果が出た数日後のことでした。

 

 

 

 アイドルマスターシンデレラガールズにおいて、たった一つだけ、アイドルたちが「競い合うイベント」があります。

 『シンデレラガール総選挙』です。

 競い合うのは、あんまり好きじゃないです。それぞれのアイドルに、それぞれの輝きがあり、それは並べて比べるもんでもないんじゃねえかなあと思うので。

 でも、ここでしか証明できない、成し遂げられないことがあるとも思うのです

 「一番星」になりたい子に、「一番星である証」をあげたい。

 『シンデレラガール』の称号を、あげたいのです。

 それで、見てみたいんです。

 その時彼女が、どんな顔して、どんな言葉を言うのか。

 それが、自分が未央Pである理由でもあります。

 

 

 

 同じ本田未央担当の皆さま。今年こそ、ですね。よろしくお願いします。

 多田李衣菜、桐生つかさ、木場真奈美、衛藤美紗希担当の皆さま。すいません今年は任せます。同じ担当としてダイマとかだけでも手伝います。

 楊菲菲、中野有香、城ケ崎莉嘉担当の皆さま。個人的に応援しております。頑張ってください。

 他の担当の皆さま。お互い、全力を尽くしましょう。悔いを残さないように。

 参加する全プロデューサーの皆さま。今年の総選挙も、よろしくお願いします。

 

 

 

参考『本田未央Wiki(http://seesaawiki.jp/hondamio/lite/d/%A5%C8%A5%C3%A5%D7%A5%DA%A1%BC%A5%B8)』

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